閣議後記者会見概要

H17.03.25(金)09:32~09:37 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
閣議でございますが、国民の保護に関する基本指針について有事法制担当大臣から発言がございました。さらに規制改革・民間開放推進三か年計画について、規制改革担当大臣から発言がございました。また食料・農業・農村基本計画の変更について農林水産大臣から発言がございました。消費者物価指数について総務大臣から発言がございました。平成17年度予算の成立に当たって財務大臣と経済財政政策担当大臣から発言がございました。

閣僚懇談会について

大臣:
平成17年地価公示について国土交通大臣から、福岡県西方沖を震源とする地震についての視察結果について防災担当大臣から発言がございました。以上です。

質疑

記者:
本日与野党、共産党、社民党を含む5党が集まって社会保障、特に年金に関して協議する場が出来るということなんですが、特に年金について最大野党の民主党は国民年金を含む一元化を主張して、さらに基礎年金部分あるいは最低保障年金のところで税方式化を主張しているんですが、改めて今政府というか大臣からこの件についてご見解を伺えればと思うんですが。
大臣:
まず年金の一元化でありますけれども、総理も、それから私も大きく一元化というのが将来の姿として好ましいのではないかということはすでに申し上げたところであります。しかし、その過程において被用者年金の部分を先に一元化するのかとかいろいろなご議論がございますから、その辺の議論を十分していただければと思います。
それから税方式ですが、これは年金の議論を始めますと税方式にするのか、社会保険方式にするのかというのは一番基本の議論でございますから、それについてもこれから議論がなされることと思いますし、私どもはそうしたものを見守らせていただきたいと思います。
記者:
社会保険庁改革の議論で、今月末に自民党が中間的なとりまとめを予定していたのですが、それが特に年金業務の部分の組織形態についてもう少し時間をかけてやろうということになったのですが、これについては大臣は、政府の方の検討も3月末に、もう来週にでも政府の方の有識者会議の方がグランドデザインを出すということになってはいたのですけれども、今どういう状況にあるのでしょうか。
大臣:
私も詳しくは承知をいたしておりません。党の方のご議論、今お話をいただいたような感じだというのは聞いてはおります。それから有識者会議の方が3月31日に座長案が出てくるということは承知をいたしておりますけれども、座長も今確か海外にお出かけだと聞いておりますが、その座長案がどういうものになるのかというのは、私は全く承知をいたしておりません。

(了)