閣議後記者会見概要

H17.03.11(金)08:55~09:01 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今朝の閣議でございますが、地方財政の状況について総務大臣から発言。それから平成16年度文部科学白書について文部科学大臣から発言。さらにスマトラ沖大地震及びインド洋津波被害政府調査団の派遣について防災担当大臣から発言。あと外務大臣から、1つは災害・紛争地域における難民及び被災民等を支援するためジャパン・プラットホームに対して行う資金拠出について、もう1つはアフリカ及びアフガニスタンにおける「平和の定着」支援について、2件の発言でございます。以上です。

閣僚懇談会について

大臣:
松山西郵便局職員の松山市消防団入団についてという総務大臣からの発言がございました。以上です。

質疑

記者:
BSEなんですが、先日ブッシュ大統領の方から小泉総理あてにご存じのとおりの電話がありました。で、半分圧力ともとられるような電話について食品の安全をつかさどる大臣としてお考えはいかがでしょうか。
大臣:
別にどなたが何とおっしゃろうと私ども厚生労働省の国民の皆さんの食の安全を守るという立場が変化するものではございません。いつも申し上げているように、科学的知見に基づいてきっちりと私どもは食の安全を守ってまいります。
記者:
これに関して特段総理の方から指示、あるいは調整というのは。
大臣:
格別総理からその後の指示はございません。かねて今申し上げたように「科学的知見に基づいてきっちりやるように」というご指示でありますから、そのご指示の変更は全くないものと考えております。
記者:
この時期にもし輸入を再開することになるとしたら、食の安全は守られるというふうにお考えなのでしょうか、米国産牛に関して。
大臣:
まず今国内をどうするかというところをやっているわけですから、輸入再開というのはその先の話でありまして、まだ先の話と言わざるを得ません。
記者:
年金一元化の問題で、被用者年金の一元化というのが話題になっていますが、今公務員共済などと厚生年金の統合というのはかなり進んでいるというふうに大臣としてはご認識でしょうか、統合の作業というのは。
大臣:
一元化するとするならば、まだこれは解決すべき問題がたくさんあります。この後の与野党の協議を見守るしかないと思っております。
記者:
雇用保険関係で、事業主とか求職者向けの助成金で2年間で約70億円の不正受給があったということなのですけれども、それに対する防止策と言いますか、防止策をどのように講じるのかというのと、不正者から回収を進めるという作業がちょっと手ぬるいと言いますか、普通ではないのではないかという面があるとは思うのですが、それに対するご見解をお願いします。
大臣:
今朝、新聞報道でそのことを見ましたから、まずどういうことになっているのか報告を上げるように今指示をしてきたところであります。その報告を待って対応を考えます。

(了)