閣議後記者会見概要

H17.01.28(金)8:47~8:52 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
おはようございます。閣議ですが、労働力調査結果消費者物価指数及び家計調査結果について、総務大臣から発言がありました。その後私から有効求人倍率について発言をいたしました。以上です。

質疑

記者:
三党合意を踏まえた与野党の年金の一元化に向けた協議なんですけれども、これについての見通しについて大臣の現在のご見解とご認識をお伺いしたいと。
大臣:
今朝も各紙いろいろ報じておられます。それぞれ新聞の報道ぶりも違っております。私も正確に状況を承知しておるものではございません。いずれにしましても、前向きに議論をしていただくということは私どもにとっては大変ありがたいことであります。
記者:
具体的に協議に入るかという話は党の方から何か。
大臣:
まだ聞いておりません。
記者:
失業率、求人倍率なんですが、12月が4.4。
大臣:
12月が4.4になりました。改善されました。12月の数字が出ましたから、年平均失業率を申し上げます。平成13年が5.0%。平成14年が5.4%でこれがこのところの最悪の数字であります。その後改善されまして15年が5.3%。そして今日発表しました16年の12月を含む16年全体が4.7%であります。
記者:
大臣としてどのように受け止めてらっしゃいますか。
大臣:
今日私は閣議の発言でも「今日の雇用失業情勢は、厳しさが残るものの、改善が進んでいる」というふうに申し上げました。そして更に「今後ミスマッチの解消、若年者や地域の雇用対策などの諸施策により、雇用失業情勢の更に改善が進むよう、引き続き取り組んでまいります」と申し上げました。
記者:
見通し、今後も改善が進むというふうにお考えですか。
大臣:
はい。今申し上げたように、施策を進めることによって、改善が進むよう努力をしてまいります。
記者:
今日、与党の介護保険法に関する協議がありますが、附則の問題についていろいろ意見がございますけれども、どういうふうな落ち着き方をさせたいと思っていらっしゃるかを。
大臣:
まだ最後の調整でありますから、どうなるかははっきりいたしませんけれども、私どもが日頃言っております普遍化に向けて、少しでも進んでいくような状況になればありがたいと思っております。
記者:
ハンセン病の療養所で、100体を超える胎児、新生児の標本が発見されたということで、療養所の方々は1日も早く供養したいとおっしゃっている一方で、検証会議の方は検死、それから異常死の法的な措置をした方がいいのではないかという提言をなさっていますが、どのように大臣はお考えですか。
大臣:
私、正直に言いまして提言で初めて聞いた話でびっくりしております。したがいまして、よくまず状況と言いますか、どういうことになっているのかを聞いてみたいと思います。そして今お話しいただいたようないろいろなご意見、お立場でのお話もあろうかと思いますので、対応をしていきたいと考えております。

(了)