閣議後記者会見概要

H16.07.16(金)10:32~10:44 厚生労働省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
閣議におきましては、平成16年度中小企業者に関する国等の契約の方針につきまして、経済産業大臣から発言がございました。それから平成16年度経済白書につきまして、竹中内閣府特命担当大臣から発言がございました。アフガニスタン選挙実施計画に対する緊急無償資金協力につきまして、外務大臣から発言がございました。

閣僚懇談会について

大臣:
平成16年7月新潟・福島豪雨による災害につきまして、内閣府特命担当大臣、防災大臣から現状につきましての報告がございました。これに関しまして、文部科学大臣あるいはその他関係大臣から発言が、ありました。以上でございます。

質疑

記者:
年金制度改革関連法なんですけれども、さらに条文の修正漏れが見つかったということで、この受け止めと関係者の処分についてのお考えをお願いします。
大臣:
詳しくはこの後、午前中に聞くという予定をいたしておりますが、はじめ思っておりましたよりも箇所数が多いということは事実なようでございます。法律の真意と申しますか、法律の本格的な問題に関わることではないとはいたしましても、たとえ事務的なミスであったといたしましてもこれは許されることではございません。まことに遺憾だと思いますし、お詫びを申し上げたいというふうに思っております。より具体的には、少し聞きまして対応したいというふうに思っているところです。関係者の処分につきましても、それを聞いて決定したいとこういうふうに思っております。
記者:
それからBSEの問題なんですけれども、食品安全委員会の専門調査会が若い牛については検査の対象から除外することを容認する報告書案をまとめたということで各紙で報道されましたけれども、全頭検査の見直しにつながるということになると、消費者からかなり不安な声が上がるかと思いますが、これについてはどうお考えでしょうか。
大臣:
そうですね、一番最初どの程度のところから検査をするかということが議論になりましたときに、日本におきましては何歳時、何ヶ月牛というのが特定しにくいということがございまして、それでもう全頭検査というのになったという経緯がございます。しかし、あれからかなりの年月が経ちまして、日本におきます牛は何年何月いつどこで生まれたということが明確になっていっているということは事実でございます。それであとはこのBSEというのが、何歳あるいは何ヶ月から本当に発生する可能性があるのかという科学的根拠との関係だというふうに思っております。日本におきましては、比較的早く発見されたものもございますし、それは全頭検査をしていたが故に発見されたともいえるわけでございますので、その辺のところをよく専門家の間で検討をしていただいて、これは決定すべき問題というふうに思っております。
記者:
今日まとまる報告書案では、場合によっては月齢の線を引けない可能性がある、何ヶ月齢以上なら発症するというような線が引かれない可能性があるんですけれども、その場合専門家で検討していただく場というのは、厚生労働省の中でまた新たに設置するという考えでいらっしゃるのでしょうか。
大臣:
それは農林水産省と考えていくことだと思いますし、それから内閣府の方にも専門の機関が出来ているわけでございますから、そうしたところでご意見を伺っていくということになるだろうというふうに思います。いずれにしましても、どこかで線を引く、やるとすれば線を引くということにならざるをえない。確かに先ほどご指摘がありましたように、これは純科学的な問題とそれから国民の意識と申しますか、やはりこの気持ちの問題と両方あるというふうに思いますから、そこもよくこれは検討してやっていかないといけないというふうに思います。
記者:
人事の件なのですけれども、社会保険庁長官は当初中旬就任予定とおっしゃっていたお話が、今週過ぎれば中旬でなくなってしまう。あと他の幹部人事、定例人事の件もなかなか発令にするまで至っていないようですが、人が動かないと政策の停滞も招きかねないと思いますけれども、その辺は人事権者としていつ頃の異動をお考えになっているのでしょうか。
大臣:
全体をどうするかというのは最終決定まで至っておりませんけれども、社会保険庁長官につきましては、来週中には行いたいというふうに思っております。
記者:
全体とは別ということですか。
大臣:
出来れば一緒にやりたいというふうに思いますが、出来なければ別個でもやりたいというふうに思います。
記者:
昨日、日本歯科医師連盟の関係で吉田前議員の逮捕と、あと橋本派への1億円の献金等の事実が明らかになったのですが、この件に関してはどのようなご所見をお持ちかお伺いしたいのですけれども。
大臣:
吉田さんが逮捕されたということは、まことに残念なことだと、元政治家であったわけでありますし、残念なことだというふうに思っております。その1億円の件というのは、これは私もよく全くわからない話でございまして、これは自民党筋で処理をされるべき問題だというふうに思っております。
記者:
歯科医師連盟からは、厚生労働省の官僚の方にもお金が流れているのではないかということも言われているのですが、その辺の調査は。
大臣:
これはなかなか調査をしてもわかりにくい点がございますが、吉田さんが逮捕されたわけでありますから、私は明確になるというふうに思っております。
記者:
幹部人事については、当初7月上旬かということも言われていて、社会保険庁長官の人事に合わせて、幹部人事の方を社会保険庁長官の人事に合わすということを聞いていたのですけれども、ここへ来て社会保険庁長官の人事よりもさらに遅れるという可能性を今おっしゃられたのですけれども、その辺りはどういうことが要因なのですか。
大臣:
出来るだけ一緒にやりたいというふうに思っておりますが、遅れましたのは一つはやはり誤りがあった、それを徹底的に今、解明をする。やはりまた後でバラバラ出てくるというようなことはいけませんから、見直しを徹底的に行う。再びそういうことがないようにするということが、一番大事だというふうに思っておりまして、そうしたこともあって少し遅れたというふうに理解していただいて結構だと思います。
記者:
来週、仮に社会保険庁長官の人事だけになった場合、国会の予定がございますよね。
大臣:
そうですね。
記者:
国会の日程との関係で、そう直前に代えるということもなかなか難しいかと思うのですが、その辺はどうですか。
大臣:
そうですね。ですから出来るだけ早くやりたいというふうに思います。国会前に出来るだけやりたいと思っております。
記者:
法文のミスがこれだけ出てきても、やはり正誤表で対応されるという方針に変わりないのでしょうか。
大臣:
そう思っておりますけれども、最終的にまだ決めているわけではありません。今日、よく聞いて決めたいと思っております。
記者:
ちょっとBSEの話に戻るのですけれども、先ほどいずれにしてもどこかで線を引かなければならないとおっしゃいましたけれども、そうすると全頭検査そのものはいずれにしても見直さなければいけないと、そういう考えでしょうか。
大臣:
今はまだそこまではいっておりません。もしも、やるとするならば、どこかで線を引かなければならないということを申し上げたわけでありまして、全頭検査をやるということを、私が決めた張本人ですから、やはりそこは慎重にやっていかないといけない。やはり消費者ニーズというものもございますし、そうした皆さん方が安心、科学的なデータ等からいって、ここまでならば安心だというふうに本当に思っていただけるということが大事でありまして、そうしたことを科学的なデータとともに皆さん方にお示し出来るかどうかといったことと関係しているというふうに思いますから、急いでやるということには私は反対でございます。
記者:
そうしますと大臣、その期限というのは、いつ頃をお考えになっているのですか。
大臣:
だからまだいつからとか、そこまで考えておりません。
記者:
来月にはアメリカ牛の関係で、日米の局長級協議が開かれるのですが、それの前というお考えですか。
大臣:
そこまでは考えておりません。
記者:
アメリカ牛の輸入再開の問題と、日本の全頭検査の問題ということについては、大臣の中で切り離して考えるということですか。
大臣:
これは本質的には切り離して考えております。

(了)