閣議後記者会見概要

H16.04.06(火)9:27~9:33 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日は閣議におきましては、川口外務大臣の中国訪問につきまして、外務大臣から報告がありました件のみでございます。以上です。

閣議後懇談会について

大臣:
閣議懇談会におきましては、総理から昨日、成田に行かれたお話等がございました。それに関連するお話がいくつか、こういうことでございました。以上でございます。

質疑

記者:
無年金障害者の控訴期限が明日とされておりますけれども、この件の対応は今日特段新しく。
大臣:
そうですね、今日、今の時間、与党の方でも協議をいただいておりますので、お昼過ぎには決定したいというふうに思っております。お昼過ぎには最終決定をしたいということで今、進めております。
記者:
無年金障害者なんですけども、強制加入になった91年以降もフリーターなどが、障害年金の国民年金の関わりがなかなか分からなくて、未加入になったまま無年金になった障害者がいますけれども、そういったことを考える時にPR不足という面もあるのかなと思いますけれども、その辺りについてはいかがでしょうか。
大臣:
年金につきましては、皆さんにいろいろの機会を通じてPRもしていたところでございますし、そうしたことにつきましては今回の判決の中でも触れられているところでございます。これはなかなかどれだけPR致しましても、聞こうという気持ちになっていただかないとなかなか耳に入っていかない話でございますから、やはりこれからも念には念を入れてやっていくということは大事だというふうに思っておりますけれども。
記者:
特に障害者との関係ということでは、まだまだそういうことを知らない学生やフリーターも今も多いのではないかと思うのですが。
大臣:
現在はもう全員加入していただくことになっておりますから、そうした無年金の形で障害者を生じないような体制をとっております。しかし途中でまた掛け金をしなくなってしまって無年金になってしまうということはあり得るわけでありまして、是非そういうことにならないように、これは皆さんも気をつけていただきたいというふうに思っております。
記者:
与党協の方なのですけれども、先ほど終わったということで年金制度の発展過程で生じた特別な事情を考慮して、適正な処置が必要だと、速やかに成案を得ると。あと年金改革法案の本国会での成立を目指すということで合意したという話なのですけれども。
大臣:
ちょっと聞いてません。
記者:
広島労働局の件では、大臣もカンパにご協力というお気持はあるのでしょうか。
大臣:
みんなが出して、返していかなければいけない話でございますから、私も出すから言ってくれと、こういうふうに言ってございます。ただしまだ出して欲しいという要求が来ているわけではございません。何とかして、みんなで返さないと、額もかなり大きいものですから、少し出していただく方のすそ野を広げていかないと、なかなか返せないと思うのです。

(了)