閣議後記者会見

H15.09.16(火)10:24~10:29 厚生労働省内会見場

広報室

会見の詳細

第2回給与関係閣僚会議

大臣:
今日は閣議が始まります前に、第2回の給与関係閣僚会議がございまして、人事院勧告制度の勧告通り給与改定を行う方針を決定をいたしました。

閣議について

大臣:
その後、閣議におきましても公務員の給与改定に関する取扱いについて内閣官房長官から発言があり、そして合わせて総務大臣からも発言がございました。もう一つ総務大臣から、平成15年度公益法人に関する年次報告について発言がございました。以上でございます。総理からは公益法人の問題について各省庁鋭意努力をして欲しいという発言がございました。

閣議後懇談会について

大臣:
閣僚懇談会の方では、特段のものはございませんでしたけれども、阪神が優勝して経済効果はあるかという、総理からの発言がございまして、竹中大臣から地域的にはあると思いますと、こういう話で。扇大臣から、今度は全国的に売り出しをやるからもっと効果は大きいのではないかという発言がありまして、それで終わりでございます。

質疑

記者:
今日ですね、来年卒業の高校生の就職活動が解禁になりましたが、先週厚生労働省が発表しました高校生の求人倍率は依然低い状態が続いていますが、そういった昨今の状況についてどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
大臣:
そうですね、去年に比較をすると本当にわずかですけれども、先般とりました統計では数値は上がっておりますが、去年がいずれにしましても低すぎましたから、去年が下がりすぎましたから、それと同じ程度というのは低いというふうに言わざるを得ません。それで先般ご報告申し上げたと思いますが、一つは来年卒業の段階の皆さん方から、いわゆるデュアルシステムというのを導入をして、一発でどこかに就職が出来ない人達、そういう人達を企業の方にもご協力をいただいて、技能訓練、その他勉強と、それから実際に働くということを平行して進めていくという政策を採り入れて、特に来春卒業する皆さん方にそういう方式を採り入れて、そしてやっていくと。そういうことが一つでございます。それからもう一つはキャリアカウンセラーの中で、若年者専門のキャリアカウンセラーを作りまして、そして若い皆さん方に対して積極的にお話し合いをしていく、あるいは指導をしていくといったようなことをやりたいというふうに思っております。指導するというと、またお若い皆さん方反発するかもしれませんから、お話し合いをする、皆さん方とお話し合いをする中で今後のことを決めていくという姿勢が必要だというふうに思っております。そうしたことを中心にしながら来春の問題に取り組んでいきたいというふうに思っております。これは早くからやらないと意味がありませんので、出来るだけ早くそうした体制を組んで、そして各都道府県やそれぞれの高等学校等にも連絡をしていただきながら、早く手を打っていきたいというふうに思っております。

(了)