閣議後記者会見概要

H14.10.16(水)9:36~9:40 参議院議員食堂

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日はそんなに報告することはありませんが、閣議におきましては、川口外務大臣のロシア訪問につきましての報告がございました。

閣議後懇談会について

大臣:
閣僚懇におきましては、防災担当大臣から三宅島の噴火災害調査につきましてのお話がございました。以上でございます。

質疑

記者:
拉致の関係で、厚生労働省的には、現段階では何か動いていることはございますでしょうか。
大臣:
前回も申し上げましたけれども、もし我々の方に何かご用命があればいつでも対応できるように、健康の問題でありますとか、精神的な問題でありますとか、あれば馳せ参じる体制を整えておりますけれども、前面に出てどうこうするということは今のところございません。何かお話があればすぐに対応できるようにしたいと思っております。
記者:
昨日の分科会で出た話だったんですけれども、解雇に関してルールづくりをしていくというように進められているようですけれども、この点についてはいかがでしょうか。
大臣:
分科会。
記者:
昨日の審議会の分科会で出たようですけれども、解雇に関して一定のルールを企業側に与えるというか、検討しているようですが、この点についてはいかがでしょうか。
大臣:
解雇ルールにつきましては今年の春以来言い続けていることでございまして、解雇ルールを作るということにつきましては経営者側も、それから労働組合側も、双方共に反対をされていたわけでございますが、最近若干トーンは変わってきたというふうに思っておりますけれども、やはり解雇ルールというのは明確にしておいた方がいいのではないかというふうに私は思っております。裁判所の判決にしたがいまして今やっておりますけれども、裁判所の結論というのは一つの事件に対する結論でありまして、そういう意味からやはり法的にきちんとしておいた方が働く皆さん方にとりましても安心できるのではないかというふうに思っております。よくここは、しかし議論をして詰めたいと思っております。急がなくてもいいわけですから、よく議論をして、労使双方のよく意見も聞いて決めたいと思っております。

(了)