閣議後記者会見概要

H14.05.28(火)9:38~9:45 厚生労働省記者会見場

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
閣僚発言としましては、国土交通大臣から平成13年度首都圏整備に関する年次報告につきまして、それから尾身沖縄及び北方対策担当大臣の北方領土訪問についての報告がございました。その他は、官房長官から今国会に提出されております法律案101件、現在のところ48件でございますかね、上がりましたのは。まだ半分ちょっといっていない。ひとつしっかりやって欲しいと、こういう話でございます。国会の方は以上でございます。

その他

大臣:
現在進めております、いわゆる健保法に絡みまして、抜本改革を進めなければならないわけでありますが、省内におきまして、私を中心としました検討会を作っているわけでございますが、その中で医療保険制度の統合一元化、それから高齢者医療のあり方、そうしたところを中心に行いますグループに対しまして、省内でいろいろと議論を重ねるわけですが、いろいろとご意見をお聞きをする先生方にちょっとお願いをいたしまして、5名程お願いをいたしまして、多分3、4回、あるいは数回にわたるのではないかというふうに思いますけれども、その先生方のご意見をお聞きをするということになりますけれども、第1回をこの30日に開きたいというふうに思っております。それからもう一方の診療報酬に対します方は、今人選を進めております。間もなく、これも決定をいたしますが、6月の中旬頃には第1回を開きたいというふうに思っているところでございます。

質疑

記者:
それぞれの検討会の名称はどうなりますか。有識者会議ですか。
大臣:
ご意見を聞く会みたいな形にしておいてですね、そこでご審議をいただいて、そしていわゆる答申していただくとかというような形ではなくて、一応我々の方で案を決めるわけですが、それに対していろいろのご意見をお伺いするという先生方ということに、位置づけにしてございます。
記者:
5名というのはどういった方々ですか。
大臣:
間もなくお渡しすると思いますけれども、新潟大学法学部の加藤先生、教授でございます。それから京都大学大学院経済学研究科の西村先生、それから上智大学法学部の堀先生、それから東京大学法学部の森田先生、それから上智大学文学部の山崎先生、この5名でございます。
記者:
国会のことですが、ほぼ政府与党内では会期延長というのはほぼ流れとして出来てきていると思うんですけれども、今まだ幅を巡っていろいろ議論があるんですが、国会のこととはいえ大臣としてはどの程度の幅が望ましいとお考えですか。
大臣:
厚生労働省として提出をさせていただいております案件が全部終了させていただくためには、かなりな日数が必要だろうというふうに思います。順調に審議をしていただければそんなに時間がかからないというふうに思いますが、現在のように各駅停車のような状況でございますと、かなり日が足りないという気がいたします。どれだけということはなかなか言えないですけれども、現在の6月19日までという日程の中で全てこなすことは難しい状況にあることだけは間違いないと思っています。

(了)