閣議後記者会見概要

H13.5.22(火)8:49~8:54 ぶらさがり

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日は皆さんにご報告申し上げることはございません。厚生労働省に関係することは今日はございませんでした。どうぞ皆さんの方から。

質疑

記者:
昨日ですね、ハンセン病の原告団が総理に面会を求めて官邸の方に来ましたがそれについて本日話はありませんでしょうか。
大臣:
若干閣僚懇談会のところである大臣からの発言もございまして、「お会いになったほうがよろしいのではないですか」というような発言もございました。検討されるものと思っておりますが、それは私が決めることではございませんから官房長官のところでいろいろとご検討になることと思います。
記者:
総理はそれについてどのように。
大臣:
いや発言は特にございません。
記者:
厚生労働省の対応というのは現在どのような状況ですか。
大臣:
官房長官あるいは法務大臣と協議をするという場をいつ設定するかということでございまして、今日の夕方かあるいは明日の朝かということだろうと思うんですね、この時期ですから。今日は一日予算委員会がございますし、法務大臣が夕方から何か御用がおありのようでございますし、双方がいい時間をどう設定するかということだろうと思います。
記者:
今日の閣僚懇で原告団とお会いした方がいいのではないか、と発言された閣僚はどなたになるのでしょうか
大臣:
まあそこはいいじゃないですか。
記者:
お一人だけですか。
大臣:
はい。
記者:
それに対して特に他の閣僚から発言はなかったんですか。
大臣:
ええ、もう最後だったものですから。
記者:
先日大臣と厚生労働省の意見が分かれた場合縦分けされる可能性があるとおっしゃてましたけれども、そのあたりの摺り合わせというのはだいたい終わられましたか。
大臣:
できておりません。いずれにいたしましても、閣僚間の話し合いが先行して、その後でどうするかということになるんだろうというふうに思っております。
記者:
原告団の救済策というのはどこら辺まで話はお進みなのでしょうか。
大臣:
それは大方針が決まってから後の話だと思うんですね、いずれにいたしましても進めなければならない問題ではあるというふうに思っておりますが、しかしそれは大きな方針を決めた後どうするかということになると、手順としましては、現在の状況からさらに医療であれ福祉であれあるいはまた社会に出て活躍をしようというふうに思われる皆さん方に対する支援であれ、そうしたことをどうするかということをさらに考えなければならないというふうに思っております。それはこれからの話だと思います。
記者:
控訴するということを決めると同時に救済策なりをある程度示せると。
大臣:
だから控訴するとかしないとかということを決めることが先決であって、その後のことは、その大方針を決めた後のことだと思います。
記者:
総理は原告と会うべきだと思いますか。
大臣:
私はお会いを頂く方がいいと思っております。終わりましてから総理にもそのように申してまいりました。
記者:
総理がお会いした方がいいというのは、大方針を決める前にお会いした方がいいというお考えですか。
大臣:
私はその方がいいと思っております。
記者:
それにたいして総理は何とおっしゃってましたか。
大臣:
私の意見ですから。

(了)