改善活動の手順とポイント
改善活動は6つの手順で示すことができます。e-ラーニングツール、課題把握シート、業務時間見える化ツール等は以下より確認することができます。
手順1準備
改善活動の準備をしよう
- 改善活動に取り組むプロジェクトチームを立ち上げ、プロジェクトリーダーを決める
- 経営層から事業所全体への取組開始を宣言する
- 「e-ラーニングツール①」を通じ、背景を理解し、取組意欲を高める
手順2見える化
現場の課題を見える化しよう
- 「e-ラーニングツール②」で生産性向上の一連のプロセスを学ぶ
- 「課題把握シート」を使い課題を見える化し、取り組む課題を洗い出す
- 「業務時間見える化ツール」で業務を定量的に把握する
手順3Plan
実行計画を立てよう
- 解決する課題を絞り込み、プロジェクトチームで意見交換を行うことで、優先的に取り組むべき課題を決定する(課題分析シート)
- 課題解決のために必要な取組内容や職員の役割を決定する(改善方針シート)
- 3か月程度の取組期間(PlanDoCheck)を目安として、具体的な計画を立てる(進捗管理シート)
手順4Do
改善活動に取り組もう
- まずはとにかく取り組み、試行錯誤を繰り返す
- 大きな成功は小さな成功の積み重ねから生まれるため、まずは小さな成功事例を作り出す
手順5Check
改善活動を振り返ろう
- 取組の途中経過を把握し、改善活動におけるゴールを達成するために必要な軌道修正を図る
- 取組の成果を検証する
手順6Action
実行計画を練り直そう
- 上手くいった点、上手くいかなかった点について分析を加える
- 優先度が低いと位置付けた課題を含め、改めて取り組む改善活動を検討する
- 実行計画の取組期間(3か月を目安)を含めて、1年を目安にPDCAサイクルを回し、改善活動を継続させる