手順6 「実行計画を練り直そう」
Q. 見様見真似で業務の改善活動に取り組みましたが結局忙しさや大きな成果がないことを理由に続いていない。再開するきっかけが欲しい ・・・。
まずは新しいことに取り組む姿勢に価値があります。再開するにはこれまでの業務の改善活動を練り直しましょう。練り直しのポイントは、まず、「小さな成功体験や成功事例」を見つけ直すこと。いい方向に変わりそうなきっかけがあれば、そこに立ち戻りましょう。何事も、前向きに捉える努力が鍵になります。
頓挫した場面が明確ならば、そこに立ち戻ります。現場の声にも耳を傾けるときっと協力的な職員が現れると思います。
Q. 現状維持を唱える声が多いけど、「決まりごと」として強く指示した方が良いの?
新しいチャレンジは荷が重いし、取り掛かりまでに時間がかかるものです。でもトップダウンで入ってしまうと、現場の職員は「やらされ感」「押し付け感」を感じてしまいます。
まずは「どんな事業所・施設にしていきたいのか?」とボトムアップで現場の声に耳を傾けて、「もっと良くしていくためにやっていきましょう」と、ポジティブな問いかけが大切です。