活躍するフィールド

内閣府

“もの”が当たり前に
供給される
環境を、
経済安全保障の分野から

内閣府
政策統括官(経済安全保障担当)付 主査

内閣府 政策統括官(経済安全保障担当)付 主査

グローバル化や科学技術の発展を背景にサプライチェーンの多様化が進む一方、重要な物資を海外に過度に依存することによる供給途絶リスクが顕在化しています。医薬品もその例外でなく、製造上の事故や輸出禁止措置により、原薬等の製造・輸入が停止すれば医療の円滑な提供に支障を来す可能性があります。そこで、令和4年に成立した経済安全保障推進法に基づき抗菌薬をはじめ、肥料、半導体、重要鉱物、船舶の部品など様々な物資について、各省と適切な支援の在り方を考え、施策を実施しています。

物資の安定供給確保は古くて新しい課題です。その解決のため、先人が練り上げた政策を学び、これまで培ってきた人脈、科学的知見、論理的思考力を武器に、改良を加えていくことに全力を尽くしています。

内閣府

日本は、民主主義、自由で開かれた経済社会といった価値観を基調として、グローバル化の進展とともに経済発展を遂げてきました。しかし、COVID-19はサプライチェーンの脆弱性を露呈させ、さらにウクライナ侵略をはじめ、普遍的だと思われていた価値観や秩序は挑戦に晒されています。軍事的脅威への対処に加えて、経済面からも国民の安全を確保することが喫緊の課題です。当室では、「経済安全保障推進法」に基づき、サプライチェーンの強靱化や先端的な重要技術の開発支援などを、様々な分野・産業を所管する省庁とともに推進しています。

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