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保険局 医療課

医療保険制度で医薬品開発や
医療政策を後押し

保険局
医療課 主査

保険局 医療課 主査

当課における薬系技官の業務は大きく分けて、①薬価算定・薬価改定、②診療報酬・調剤報酬改定であり、薬学的な専門性を生かし、医療保険行政の企画立案を担っています。

私が担当する①薬価算定・薬価改定のうち、薬価算定は、革新的な医薬品を高く評価することで新薬開発を加速させるため、特に新薬の薬価算定では、当該新薬の臨床的位置づけや有用性等を踏まえ、算定薬価に上乗せする有用性加算等の設定について議論します。また、薬価改定は、薬価基準収載後、実際の取引価格や薬価改定の制度に基づき、薬価の見直しを行います。これらの薬価制度については、適時見直しを行い、「医療保険制度の維持」と「イノベーションの推進」の両立を図っています。

保険局 医療課

日本では、全ての国民がいずれかの公的医療保険制度に加入することにより、いつでも安心して適正な医療を受けることができる皆保険制度がとられており、このことが国民の健康保持と国民生活の安定に大きな役割を果たしています。その中で、保険局医療課では、医療保険制度の下、医療機関や薬局は提供するサービスの対価として受け取る報酬(診療報酬、調剤報酬)や医薬品の価格(薬価)を定めています。

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