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2014年7月30日 中央社会保険医療協議会 総会 第280回議事録

○日時

平成26年7月30日(水)9:56〜11:10


○場所

全国都市会館(2階 大ホール)


○出席者

森田朗会長 印南一路委員 松原由美委員 田辺国昭委員 西村万里子委員 野口晴子委員
矢内邦夫委員 白川修二委員 花井圭子委員 花井十伍委員 石山惠司委員
田中伸一委員 榊原純夫委員
鈴木邦彦委員 安達秀樹委員 中川俊男委員 万代恭嗣委員
長瀬輝諠委員 堀憲郎委員 安部好弘委員
丹沢秀樹専門委員 宮島喜文専門委員 福井トシ子専門委員
<事務局>
唐澤保険局長 武田審議官 吉田審議官 宮嵜医療課長 佐々木医療課企画官
込山保険医療企画調査室長 中井薬剤管理官 田口歯科医療管理官 他

○議題

○医療機器の保険適用について
○歯科用貴金属の随時改定について
○平成26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成26年度調査)の調査票案について
○その他

○議事

○森田会長

 それでは、ただいまより第280回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。お暑い中お集まりいただきまして、ありがとうございます。

 まず、委員の出席状況について報告いたします。本日は、藤原専門委員が御欠席です。

 続きまして、委員の交代について御報告いたします。

 三浦洋嗣委員におかれましては、7月30日付で退任されまして、30日付で、後任として、安部好弘委員が発令されております。安部委員からは、みずからが公務員であり、高い倫理観を保って行動する旨の宣誓をいただいております。

 それでは、安部委員より一言御挨拶をお願いいたします。

○安部委員

 皆さん、こんにちは、初めまして。日本薬剤師会の安部でございます。

 大変な重責でございますけれども、薬剤師を代表して一生懸命務めさせていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

○森田会長

 ありがとうございました。

 安部委員の所属する部会につきましては、社会保険医療協議会令第1条第2項の規定によりまして、また、小委員会につきましては、中央社会保険医療協議会議事規則第13条第2項の規定によりまして、中医協の承認を得て会長が指名することとされております。

 三浦委員の後任として発令された安部委員には、これまで三浦委員がされていた役割を引き継いでいただき、診療報酬基本問題小委員会、調査実施小委員会、薬価専門部会、保険医療材料専門部会及び費用対効果評価専門部会に所属していただければと思いますが、いかがでございましょうか。よろしいでしょうか。

(「異議なし」と声あり)

○森田会長

 ありがとうございました。

 それでは、社会保険医療協議会令及び同規則に基づきまして、中医協として承認し、会長である私が指名するということにさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。

 それでは、引き続きまして、厚生労働省におきましても異動がございましたので、これは事務局より御紹介をお願いいたします。

 医療課長、どうぞ。

○宮嵜医療課長

 それでは、私のほうから御紹介させていただきます。

 保険局長の唐澤でございます。

 大臣官房審議官(医療保険担当)の武田でございます。

 それから、医療介護連携を推進するために新設されました大臣官房審議官(医療介護連携担当)の吉田でございます。

 あわせて新設されました医療介護連携政策課長の渡辺でございます。

 医療課保険医療企画調査室長の込山でございます。

 医療課薬剤管理官の中井でございます。

 医政局経済課医療機器政策室長の山本でございます。

 最後になりますが、医療課長の宮嵜でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○森田会長

 ありがとうございました。

 新たに医療介護連携政策課が設置されまして、医療と介護の連携実施を行うということでございます。

 それでは、早速ですが、議事に入らせていただきます。

 初めに、「○医療機器の保険適用について」を議題といたします。これは報告事項でございますが、事務局より資料が提出されておりますので御説明をお願いいたします。

 企画官、どうぞ。

○佐々木医療課企画官

 医療課企画官でございます。

 中医協総−1をお願いいたします。

 こちらは、1ページが医科のA2(特定包括)、技術料に包括をされております材料、それから、2〜4ページが医科のB(個別評価)、技術料と別に算定できる医療材料に関しまして、7月1日に既に保険適用を開始しているものの一覧でございます。また、5ページは、中医協で御承認いただきましたC1(新機能)、C2(新機能・新技術)につきまして、これも7月1日から保険適用を開始しているものの一覧、それから、6ページが歯科のA2、Bの材料ということでございます。

 以上、御報告でございます。

○森田会長

 ありがとうございました。

 ただいまの御説明につきまして、何か御質問等がございましたら御発言いただきたいと思います。いかがでしょうか。

 特にないようですので、それでは、本件に係る質疑はこのあたりといたします。

 続きまして、「○歯科用貴金属の随時改定について」を議題といたします。これも報告事項でございますが、事務局より資料が提出されておりますので説明をお願いいたします。

 それでは、歯科医療管理官、どうぞ。

○田口歯科医療管理官

 歯科医療管理官でございます。

 私のほうからは、「○歯科用貴金属の随時改定について」御説明をさせていただきます。

 資料はまず総−2−1でございますが、歯科用貴金属の価格につきましては、その素材であります金やパラジウムなどが市場価格に大きな変動がございますことから、素材価格の変動の幅が現行の告示価格のプラス・マイナス5%を超える場合には、診療報酬改定時以外に6カ月ごとに随時価格の改定を行うこととしてございます。

 恐れ入りますが、総−2−3の資料をごらんください。

 これは歯科用貴金属の素材価格の変動を示したグラフでございます。一番上にプロットしているものが金、その下がパラジウムでございますが、パラジウムにつきましては、昨年の1月以降、価格が上昇してございます。このような価格変動の影響によりまして、先ほど申し上げました素材価格の変動幅が5%を超えておりますことから、本年10月1日付で価格の改定を行いたいと考えているところでございます。

 総−2−2の資料をごらんください。

 今回の価格の改定を予定してございますのは、この網かけをしております6品目でございます。例えば6番目の歯科鋳造用金銀パラジウム合金につきましては、現在1グラム1,078円でございますが、今回の改定によりまして1,190円に改定する予定でございます。

 私のほうからは以上でございます。

○森田会長

 ありがとうございました。

 ただいまの説明につきましても、御質問等がございましたら。

 堀委員、どうぞ。

○堀委員

 歯科の金属材料の見直しのときには何回か発言をしておりますが、恐らく今回の10月改定のことについても、今年度の歯科医療費の動向にかなり大きな影響があるものだと思っておりますので、平成26年度の歯科医療費の報告、概算医療費とか国民医療費の報告が来年行われますが、そのときに今回の材料の見直しの影響がどのくらいあるのかを一緒に御報告いただきたいと思っております。改定の影響でもありませんし、いわゆる自然増とは違う歯科独特の要素でありますので、これがはっきりしないと歯科の医療費の動向を適切に評価できないと思っておりますので、今から事務局におかれましては御準備いただきまして、来年の報告の際には、この影響についても一緒に御報告をお願いしたいと思います。

 以上です。

○森田会長

 ありがとうございました。

 ほかにいかがでしょうか。

 特に質問もないようでございますので、本件に係る質疑もこのあたりといたします。

 次に、「○平成26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成26年度調査)の調査票案について」を議題といたします。

 これにつきましては、検証部会の松原部会長より御説明をお願いいたします。どうぞ。

○松原委員

 検証部会長の松原です。

 本日は、平成26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成26年度調査)のうち、同一建物同一日の訪問診療等の適正化による影響調査に係る調査票案について議題といたします。

 なお、本調査票案につきましては、事前に持ち回りで公益委員の皆様から御了承をいただいておりますことを申し添えます。

 まず、御承知のように、平成26年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査としましては、2年間で12項目を調査することとされました。その12項目のうち、6項目を平成26年度調査として、残りの6項目と毎年調査することとされております後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査をあわせた7項目を平成27年度に実施することになります。

 検証部会において実施する調査に関しては、早い段階で中医協委員の皆さんにお渡しして見ていただき、コメントをいただき、それをできる限り反映させようとしております。そのためにはある程度の時間を確保したいと思っておりますが、本調査の結果概要速報値を10月の中医協総会に報告する都合上、スケジュールが大変厳しいものとなり、十分な時間を確保することができず、大変失礼いたしました。おわびするとともに、何人かの委員の方々からコメントを頂戴しましたことを、この場をかりて厚く御礼申し上げます。

 皆様からいただきましたコメントをそれぞれ検討し、できるだけ反映するものは反映する、難しいものは難しいという結論を出しまして、それで作成したものを本日、資料としてお出ししております。

 それでは、事務局より御説明をよろしくお願いします。

○森田会長

 調査室長、どうぞ。

○込山保険医療企画調査室長

 保険医療企画調査室長でございます。御説明申し上げます。

 資料は中医協総−3でございます。若干分厚くなっておりますが、まずおめくりいただきまして、調査の概要をごらんいただきたいと思います。

 ただいま部会長からも御説明がございましたように、本調査につきましては、「調査目的」といたしまして、平成26年度診療報酬改定において、在宅医療を担う医療機関の確保と質の高い在宅医療を推進するため、保険診療の運用上、不適切と考えられる事例への対策を進める観点から、訪問診療、訪問歯科診療、訪問看護及び在宅薬剤管理指導業務に対する評価について見直しが行われたところでございます。この調査におきましては、この見直しに伴いどういった影響が生じているかといったことを把握させていただくものでございます。

 「調査のねらい」といたしまして、真ん中のあたりに枠囲みで書かせていただいております。つまるところ、それぞれの調査票によりまして、まず1つは、それぞれの施設の概要、2つ目といたしまして、改定前後での変化、3つ目といたしまして、訪問診療を受けていらっしゃる患者さんの状態像、また、改定による影響についての御評価、そういったものを調査させていただくものでございます。

 調査票につきましては、5種類御用意申し上げております。1つは、医科医療機関向けの調査票、2つ目が、訪問看護向けの調査票、3点目といたしまして、歯科医療機関調査票、4点目、薬局調査に関する調査票、そして最後に、特定施設等の集合住宅向けの調査票、この5種の調査票を御用意申し上げました。

 おめくりいただきたいと思います。次のページでございます。

 5種の調査票のうち、まず最初に、医科の医療機関票でございます。

 いろいろ細かいお尋ねもしているところでございますけれども、この調査時点につきましては、平成26年7月31日時点の状況について基本的にお書きいただくこととしております。

 それぞれの施設の概要について、属性などを含めまして、施設の情報、外来や訪問診療に対する取り組み状況などについてお尋ねをしております。

 申しおくれましたが、これらの調査票につきましては、調査の内容の信憑性を確保する観点から、施設名などはお書きいただかない、いわゆる匿名の形で調査することとさせていただいております。

 2ページ目でございますが、2.が今申し上げた施設での診療体制についてのお伺い、3.が訪問診療の取り組み状況についてのお伺いでございます。

 おめくりいただきまして、4ページになります。

7とございますが、これらの質問から、いわゆる改定前後での状況の変化についてお尋ねするものでございます。具体的には平成26年3月と平成26年7月において、それぞれの訪問先の数であったり訪問回数、また、患者さんの数などについてお尋ねするものでございます。

 若干細かい点で恐縮でございますが、3月、7月それぞれにつきまして、1つは、お1人しか対象患者さんがいらっしゃらない居宅・居住施設について、今申し上げた箇所数等をお尋ねするもの。それと、2人以上の患者さんを抱えている特定施設、特養についてお尋ねするもの。3点目といたしまして、2人以上の複数の対象者を抱えているその他の居住施設についてお尋ねするものに分けさせていただいております。それぞれにおいての状況変化、数の変化をお聞きするものでございます。

 一番最後の8のところでございますが、それぞれにつきまして、在宅時医学総合管理料等の算定について、その状況についてもお尋ねしているものでございます。

 おめくりいただきまして、5ページ目と6ページ目でございますが、この調査票の趣旨は、ある特定の1日におきまして訪問診療にお出かけになった対象の患者さんの実情を全て、その1日の中での状況を全てお書きいただくというものでございます。その対象の日にち等のピックアップの仕方ですが、若干複雑で恐縮なのですが、例えばある特定施設なりの1つの居住施設の中で患者さんが最も多かった日、具体的には平成26年8月1824日の1週間の中で、1つの特定施設等にお伺いして一番多く患者さんを診療していただいた日、その日にちをまずピックアップしていただきます。そして、その日にちにおいて、その特定施設を含む、さらには通常の戸建て居宅等も含めて、その1日の訪問診療の状況、患者さんの実情を、大変恐縮なのですけれども、全数としてお書きいただくものでございます。これが5ページと6ページの調査票でございます。これで、とある1日の訪問診療の実像というものが少しわかるのではないかと思います。

 7ページでございますけれども、こちらは平成26年度の診療報酬改定による影響について、それぞれの項目に即して御評価をお伺いするものでございます。少し失礼な質問かもしれないのですけれども、例えば10)などに、事業者さんなどから医療機関へ患者を紹介する対価として経済上の利益の提供を求める契約の申し出が減ったかどうかという項目も入れさせていただいています。

 また、8ページの2もちょっと失礼なお尋ねでございますが、事業者さんなどから患者の紹介を受ける対価として、医療機関が経済上の利益を提供する契約を交わしたことがありますかという設問も加えさせていただいています。こうした設問もある関係上、冒頭申し上げたとおり、調査票自体については匿名で調査させていただくことにしております。

 また、3の次が5となっておりますが、○4でございます。○3、4におきましては、今回の改定の影響について御意見を自由に伺うという欄でございます。

 加えて、9〜12ページでございますが、こちらは、先ほど、とある1日での対象患者さんを全てお書きいただくという調査票がございましたが、その中から機械的に4名の方をピックアップしていただいて、さらにそれぞれの患者さんの具体的な実情をお尋ねするものでございます。これによって、訪問診療を受けていらっしゃる患者さんの具体的な状態像、さらにはその訪問診療を受けるに足りる状態であるかどうかといったことについてお尋ねするものでございます。

 細かくて恐縮ですが、患者票のAとBにつきましては、同一建物で複数患者さんがいらっしゃる方の患者票でございます。患者票のCとDは、同一建物にお1人だけ、もしくは戸建て住宅などでお1人だけの患者さんに関する患者票でございます。

 そういったもので、大変恐縮ですが、11ページ、12ページの患者票C、Dの3行目に「貴医療機関を利用している患者が他にいる場合に記入してください」となっていますが、これは「他にいない場合」でございます。CとDにつきましては、ほかに患者さんがいない場合の患者票でございます。大変失礼いたしました。

 細かい話で大変恐縮でございました。以上が医科の調査票でございます。

 続きまして、通しページで18ページから、訪問看護票についてのお尋ねです。

 お聞きする内容については、基本的には同じ構成となっております。

 まず1.は、事業所・施設における概要、訪看ステーションや医療機関における概要についてお尋ねしているものでございます。

 2ページの2.では、利用者さんの数や訪問回数についてお尋ねしております。それぞれ平成26年3月と改定後の7月の状況についてお尋ねしております。

 おめくりいただきまして、3ページでございますが、○3、4につきましては、報酬上の算定の対象になっている患者さんの数などをお尋ねしておりますが、さらに5では、患者さんの居住実態に3月と7月の前後で変化があるかどうかという形で、居住状況についてもお尋ねをしております。

 最後に4ページの3.と4.でございますが、今回の報酬改定による影響について選択式と自由筆記という形でお尋ねしております。

 つけ加えまして、続いては横票になって恐縮ですが、5ページから6ページにかけて、こちらもとある特定の1日における患者さんの全数調査をお願いしている調査票でございます。

 7〜10ページに至りますが、先ほどの医科と同様に、利用者さんに関するさらなる具体的状況をお尋ねしているものでございます。

 以上が訪問看護に関する調査票です。

 歯科に関する医療機関票、調査票でございます。

 これも同様に、1.におきましては、それぞれの施設の概要についてお尋ねをし、2.につきましては、訪問診療の実施状況についてお尋ねをしております。そして、3ページからでございますが、平成26年3月と平成26年7月の改定前後での状況の変化をお尋ねしております。外来患者さんの総数であったり、そのうち訪問診療を行っていらっしゃる患者さんの数、さらにその中で、1つの建物に1人だけの場合なのか、それとも複数の患者さんがいらっしゃる場合なのか等々についてお尋ねをしております。

 あわせて、それぞれの患者さんの全体的な状況として、要介護度や通院が困難である理由などについてお尋ねをしているものでございます。

 4ページでございますけれども、これも先ほどの看護と同様ですが、居住実態の変化についてのお尋ね、さらには、歯科訪問診療料1、2、3とございますが、その算定の内訳についてお尋ねしております。

 5ページの11でございますが、歯科の訪問診療におきましては、このたび患者さんや御家族などに、診療内容につきまして文書を提供することになっておりますが、その点につきまして、それぞれの医療機関さんの御意見を頂戴するものでございます。

 6ページですが、その他の調査票と同様に、今回の改定による影響をお聞きしているものでございます。

 続きまして、通し番号36ページから保険薬局票でございます。

 同様のような内容で恐縮でございますが、それぞれの薬局さんの概要についてのお尋ね、2ページで在宅患者への訪問薬剤管理指導業務の体制整備の状況、おめくりいただきまして、3ページで3月と7月の状況変化などについてお尋ねをしているものでございます。

 続きまして、通し番号40ページからでございますが、こちらは集合住宅など向けの調査票でございます。

 こちらは先ほどまでの調査票と若干異なりまして、御記入いただく調査時点、調査日でございますが、6月30日時点の内容をお願いしております。というのは、役所的なお話で恐縮なのですが、特定施設等の集合住宅に対しましては老健局のほうでも若干同じような調査を行っているということがございます。そちらが6月時点での御回答をお願いしている関係がございますので、御負担を少しでも軽減するという意味で調査日をそろえさせていただいているものでございます。

 内容でございますが、施設の概要についてお尋ねをしています。また、入居者の方々の状況、人数等についてのお尋ねでございます。

 3ページでございますが、入居者の方における要介護度別の状況であったり訪問診療、往診が実施されている状況、さらに、4ページでございますが、訪問診療を行っている医療機関さんの中で特に回数が多い医療機関さんについて、当該施設さんとどういった御関係にあるのかといったお尋ねも入れております。

 4ページの下の段でございますが、こちらが3月と6月、改定前後での状況変化をお尋ねするものでございます。

 5ページ以降も同様に、その状況変化をお尋ねしております。

 5ページの上のほうのお尋ねでございますけれども、もし4月以降、訪問診療を行う医療機関さんの数が減ってしまった場合、どういった理由で減ったのかということもお尋ねしております。その選択肢の中で、特に3.でございますが、病院・診療所の都合により訪問診療を取りやめたという事例が仮にあった場合、どのような御都合だったのかというのも具体的にお尋ねしています。さらに、そういった状況になった患者さんが、今、訪問診療なりについてどういう御対応をしているかということについても2−2でお尋ねをしております。

 5ページ以降、その他、歯科診療等につきまして、同様の質問をさせていただいています。

 最後になりますが、7ページ、8ページにおきまして、この改定による訪問診療における影響について、集合住宅様側の御意見について、選択肢をあわせてお尋ねしているものでございます。

 その他、別添といたしまして、それぞれの調査票に関する御依頼文書も参考までに添付させていただいております。

 大変冗長でございましたが、御説明は以上でございます。

○森田会長

 どうもありがとうございました。

 それでは、ただいまの説明につきまして、御質問、御発言がございましたら、どうぞ。

 鈴木委員、どうぞ。

○鈴木委員

 それでは、幾つか質問と意見を述べさせていただきたいと思います。

 まず、右下の通しの4ページの訪問診療のところでございます。○7と○8に運営と併設という言葉があるのですが、運営の○7の中には地域包括支援センターなどもありますので、これは委託も含まれていると考えられますが、それでよろしいのかどうかという質問が1つあります。

 もう一つ、○8の併設でございますが、これはどういう範囲を意味するのでしょうか。同じ敷地内ということなのか、それ以上のものも含むのか、併設という言葉の意味をもう少し詳しく教えていただきたいと思います。それと、併設という項目を入れた理由も教えていただければと思います。

 それから、12ページのところの患者票A、B、C、Dはかなり細かく、その前のとある1日というのもかなり細かいのですが、さらに4名を抽出して、さらに細かく聞くということです。細かくなればなるほど回収率は下がるという一般的な傾向があると思うのですが、あえてさらに詳しく聞く理由をもう少し詳しく教えていただきたいと思います。

 それから、36ページ、訪問薬剤管理指導についてです。こちらは保険薬局からの調査ということですが、以前にもお話しさせていただいておりますが、今回の診療報酬改定で医療機関からの訪問薬剤管理指導も同等に行われるようになりましたので、できればそういったものも一緒に調べられればよろしいのではないかと思います。

 それと、全体を通しての質問でございます。訪問診療は、医師と歯科医師は医療保険のみだと思うのですが、看護師と薬剤師、管理栄養士は、介護保険の訪問もあるのです。今回は医療保険だけを調べるということですが、訪問の全体の状況を把握するという意味では介護保険のほうも見ないといけないと思うのです。今回、同一建物の複数訪問の影響を見るということなので、これは診療報酬のみですから、それは理解したとしても、例えば訪問看護のところを見ますと、右下の19ページ、2.のところでは医療保険と介護保険の合計という項目も入っております。必ずしも医療保険だけというわけではないということであれば、薬剤師の訪問ですが、訪問看護のほうは医療保険で行く要件なども決められているわけですが、介護保険の薬剤師の訪問のほうは特にそういったものはありませんから、対象者は高齢者が多いということを考えますと、介護保険で行っている方が多分圧倒的に多いのではないかと思います。全部両方調べるということではないにしても、実態を把握するのであれば、介護保険をあわせた全体像がわかるような、19ページの訪問看護に書いてあるようなことぐらいは調べてもいいのではないかと思います。

 最後の集合住宅のところですが、これも医師、歯科医師の訪問以外の看護師、薬剤師の訪問は、医療保険以外にも介護保険がありますし、むしろそちらのほうが多いということがあります。この影響ということが最後のほうにありますが、これは医療保険で見ている方がどのぐらいいるかによって施設にとっての影響は変わってくると思いますので、そういったことがわかる程度に介護保険の数値を入れたほうが全体像がつかみやすいのではないかと思います。

 最後になりますが、医療保険と介護保険については、このようにサービスが両方から提供されるところがございますので、今回、医療介護連携政策課というものができたり、審議官も新しく設けられたりしておりますので、ぜひそういった調査は全体像がつかみやすい項目も入れていただきながら、無駄のないようにしていただければと思います。最後は意見でございます。

 以上です。

○森田会長

 ありがとうございました。

 これにつきまして、事務局のほうからお答えいただけますか。

 企画調査室長、どうぞ。

○込山保険医療企画調査室長

 お答え申し上げます。

 先ほどの地域包括支援センターなども、委託で実施しているケースもあるというお尋ねでございますが、これにつきましては、委託についても含める形で明記させていただきたいと思います。

 また、併設に関してでございますが、こちらは基本的には隣接しての設置という範囲でのお尋ねになります。

 それと、在宅の患者票について細かい内容をお尋ねしている点でございますが、医療機関さんなどに対して御負担をおかけすることは大変心苦しいのでございますが、訪問診療をお受けになっている患者さんの具体的な状況というのを、かなり医学的な面も含めまして、この調査でも把握したいという考えがございますので、4例ということで大変恐縮なのですが、お答えをお願いしたいと思っております。

○中井薬剤管理官

 それでは、薬局関係のことをお答え申し上げます。

 病院の薬局についてはまだ数がそれほど多くないということで、今回の調査は同一施設に早急にやるということでありましたので、今回は入れておりませんが、薬局の薬剤訪問管理指導については、今後また来年度も含めて再度調査をする予定でございますので、そこで対応させていただきたいと思います。

 それから、先ほど鈴木先生が御指摘の介護のところについてですけれども、入れるかどうかは少しまた検討させていただきたいと思います。

○森田会長

 鈴木委員、よろしゅうございますか。

○鈴木委員

 薬剤師のほうはそれでいいと思います。

 集合住宅も、全体の影響度は、サービスを提供するのに使われている保険が、どのぐらい医療保険かによって違ってくるので、そういった観点で訪問看護と同様の内容を入れていただくとわかりやすくなるのではないかと思いますので、そこもよろしくお願いいたします。

○森田会長

 ほかに。

 中川委員、どうぞ。

○中川委員

 通し番号8ページ、9ページに関して確認をしたいのですが、8月1824日という期間に限定した理由はまず何かということが1つ。

 それから、この期間に一居住施設で複数の患者を診察した日がない場合、どの日でもいいことになりますね。そうすると、例えば3カ所の同一建物があって5人、5人、5人診たと、15人。別な日に1つの施設で14人診たというと、答えは5人、5人、5人診たほうの日になりますね。となると、期間内と期間外と趣旨が異なりませんか。どうですか。

○森田会長

 それでは、企画調査室長、お願いいたします。

○込山保険医療企画調査室長

 まず、調査の対象週でございますけれども、こちらの調査票をお諮りいただいて、御了解いただければ、8月にでも調査票を配付させていただきたいと思っています。それで、その調査の関係上、できれば8月中ぐらいをめどには回収したいと思っています。そのときに、お盆の関係もありますので、そうしますと、お盆の時期も避けて、一番お答えしやすい期間をお盆後の8月1824日の週に設定させていただいたところでございます。

○中川委員

 質問と答えが全然違う。質問の意味はわかりましたか。8月1824日の間に同一建物で診た複数の患者がいなかった場合、その期間以外の日を選ぶことになりますね。例えば7月1日としましょう。3カ所行って、5人、5人、5人診て15人だと。7月2日、1カ所で14人診たと。どちらの日になりますか。7月1日になりませんか。それでいいのですか。

○込山保険医療企画調査室長

 調査対象週は8月1824日で設定させていただいていますので、その期間の中で訪問診療したかしないかによってお答えいただくことになります。

○中川委員

 ゼロならどうなるのですか。

○込山保険医療企画調査室長

 ゼロですと、対象がないという形になりますので、調査票でのお答えはいただかないということです。

○中川委員

 そうすると、この調査の目的、実態把握という観点からいうと非常に回収率が悪くなりますよ。このたぐいの調査は、特に急いでやる調査は医療機関の協力が大前提ですから、どれだけ回収率を高めるかということを想定しながら調査票をつくらなければ、調査する側のスケジュールの都合上に合わせろということが見えたら回答しませんよ。ですから、これは根本的に考え直さなければならない。

 それと、通し番号の12131415は、8ページと9ページの表の中から選ぶのですか。特に患者票AとBは、同一建物の患者が一番多い日のリストから選ぶわけですね。2人をどのように選ぶのですか。

○込山保険医療企画調査室長

 先生御指摘の対象週について、御提案として18日の週1週間ということを申し上げましたが、御指摘いただいたとおり、確かにそれに限定することによっての回収率の低下といったことが考えられますので、そこはまた検討させていただきたいと思います。もう少し幅のとれた形でお答えいただける形を検討します。

 対象患者さんにつきましては、おっしゃっていただいたとおり、8ページ、9ページの全数の調査票の中から機械的にピックアップしていただくことになりますが、要領を添付いたしまして、例えばあいうえお順で上から機械的にお2人という形でピックアップしていただく、そういった恣意的な選別をしないでいただく形での記入をお願いすることを予定しています。

○中川委員

 AとBの場合は、書く側としては、より重篤な患者さんを選ぶ傾向があります。それを防ぐというか、そうならないようにするためには、例えば8ページ、9ページのところに、患者さんの名前とは言わなくてもイニシャルをつけるとか、いろいろな工夫があってもいいのではないかと、それである程度の抑止力ということになるのではないかと思います。

 それと、患者票のCとDは、8ページ、9ページの患者のリスト以外になる場合もありますね。同一建物で一番多く患者さんを診た日に、それ以外のところに行っていない場合もありますから、そういうことになりますか。

○込山保険医療企画調査室長

 私の説明が不十分で恐縮でした。先ほどの全数の調査票につきましては、特定の建物以外にも、その日に訪問していただいた患者さん、戸建ての患者さんなども含めて全部その日1日の方を書いていただくことを予定しています。ですので、その中から、同一建物ではない患者さん2名を順番にピックアップしていただくということでございます。

○中川委員

 質問の仕方が悪いのでしょうか。最も多く同一建物で患者さんを診た日に、それ以外の患者を診ていない場合に8ページ、9ページには載らないでしょう。そうすると、患者票CとDは、この8ページ、9ページの表にない患者さんを書くわけですか。

○込山保険医療企画調査室長

 現段階で考えているのは、そういった場合にはお書きいただく必要はないということでございます。患者票CとDに該当する患者さんがもしいらっしゃらなければ、その場合には記入していただく必要はないと考えています。

○中川委員

 必要はない。

○込山保険医療企画調査室長

 書いていただかなくて結構です。

○中川委員

 書いたらだめなのですか。何のための調査をしているのですか、これは。

○込山保険医療企画調査室長

 いわゆる同一の日にどういった患者さんがいらっしゃるかということを調査いたしますので、そのときに特定施設以外に行かれていないということであれば、そこの患者さんについては、患者票をあえて書いていただく必要はございません。

○中川委員

 同一建物で一番多い日の同一建物以外の患者さんの状態を書くことと、同一建物で複数の患者を診ていない日に個別の戸建ての患者さんを診た患者さんの状態を書くのと、患者さんの状態がどう違うのですか。これは在宅医療の患者さんの状態を知りたいのではないのですか。意味がわからない。

○込山保険医療企画調査室長

 この調査の趣旨が、先生がおっしゃるように、同一建物の患者さんとそうではない患者さんの中に患者像としての違いがあるかどうかを把握させていただくということで、A、BとC、Dと分けさせていただいていますが、その上でC、Dのほうに記入すべき患者さんがいらっしゃらない場合に、その比較がきちんとできないではないかという御指摘だと思います。そこについては、また少しピックアップの仕方について検討させていただきたいと思います。

○中川委員

 納得できません。急げ急げというのはやめましょうよ、皆さん。

○森田会長

 企画調査室長、今の御意見についてですが、よろしいですか。

○込山保険医療企画調査室長

 御指摘いただきました対象の期間、いわゆる18日の週ということと、そこにもう少し幅を持たせることによって広く患者さんを捉えることができると思いますので、そういった形で修正を考えたいと思います。

○森田会長

 中川委員のおっしゃった後半の部分については、CとDについて該当する方がいらっしゃらない場合は、それは調査しないというお考えでいくということですね。それについて御意見があるということです。

 安達委員、どうぞ。

○安達委員

 今の話はちょっと大事なところでもあるのですが、要は同一建物の点数を同一日に行った場合に大きな変更を加えたということについての影響調査でありますけれども、同時にそれは、同一建物にいる在宅医療の方と個別の建物にいる在宅医療の方々の病態がどう違うのかということがこのA、B、C、Dです。だから、C、Dについては、8ページ、9ページのA、Bの同一建物に行った最も多い日で選んでこれを書くときに、その日には個別の建物には行っていないのだとすれば、だけれども、そのほかの日には個別の建物にもその医療機関が行っている場合には、そこから選んで2つ書いてくれということで、その両方の病態を比べることができないと、C、Dの数が物すごく少ないと比較ができないですから、そういう措置をしておけばいいのではないでしょうか。

 医療機関によって全く個別のほうに行っていない場合は、それは書けと言ってもないのですからしようがないですけれども、A、B、C、Dが2つに分けてあるのはそういう意味だと思いますので、そうすると、限定した期間の中でそういうものがない場合は、ほかに個別に行っているなら別日でもいいから書いてくれということにして、できるだけ数がそろうようにして、両方比較できるようにするということが今回の調査の趣旨を全うするためには必要なことなのではないかと思います。その辺の変更は可能だと思いますが、いかがでしょうか。

○森田会長

 いかがでしょうか。よろしいですか。できるだけデータを集めるためには、その日に限らずともいいのではないかということですが、どうしても同じ日にやらなければいけないのかどうかということになるかと思います。

 医療課長、どうぞ。

○宮嵜医療課長

 医療課長でございます。

 大変貴重な御意見をありがとうございます。幾つかポイントがあったと思いますが、まず回収率を上げるというか、医療機関に御協力いただくということがすごく大事なことでございますので、調査日の設定等につきましては改めて検討させていただいて、いかに回収率が上がるようにできるかということをいま一度検討させていただければと思います。

 それから、大きなポイントの一つとして、特にA、B票のほうは、中川委員からも重い人を選ぶ傾向があるのではないかという話がありましたが、8ページ、9ページの一覧表の何番の患者を選んだかというのをAとBのほうでわかるようにする形で、ばらつきというか、変数も後で検証できるような形にしたいと思っております。

 あと、CとDの関係につきましては、今、安達委員からもありましたが、それぞれの病態を比較するという観点からは、その同一日に両方とれればいいのですけれども、とれなかったらどのようにC票、D票を確保していくかという観点から詰めさせていただければと思います。

○森田会長

 中川委員、安達委員、いかがでしょうか。今のでよろしいでしょうか。

○中川委員

 次の中医協で修正版を出していただけるという意味でしょうか。

○森田会長

 時間的な関係で、その辺はいかがでしょうか。

○込山保険医療企画調査室長

 またそこは持ち回りという言い方は恐縮ですけれども、そういった形で御相談をさせていただければと思います。

○中川委員

 事務局に一任するということではないのですね。

○込山保険医療企画調査室長

 御相談させていただきたいと思います。

○中川委員

 御相談とは何ですか。中医協に出すのですね。

○森田会長

 医療課長、どうぞ。

○宮嵜医療課長

 医療課長でございます。

 できれば早く調査に着手したいと考えておりますので、まだ次回の日程は未定ですけれども、今の修正点を整理させていただいて、会長とも御相談の上、各委員の先生方にも相談させていただいて、次回の中医協の開催を待たずに、御了解いただければできる限り早く調査に着手したいと考えております。

○中川委員

 いいのでしょうか、それで。

○森田会長

 調査の時間的なスケジュールとの関係もありますから、ほかの委員の方の御意見を伺って、それによって判断したいと思います。

 鈴木委員、手を挙げていらっしゃいましたが、どうぞ。

○鈴木委員

 今の質問に関連してですが、右下の8ページの調査期間が8月1824日の1週間に限定されているということで、いろいろなデメリットもあると思うのですけれども、それも踏まえておやりになるのだろうと思っていたのですが、結局、今のように漏れる例が出てくるのです。例えば今回の改定で、在医総管、特医総管を月2回以上行って高い点数をとる場合に、集中して特定の日に行ってとっていたということが不適切事例として挙げられたわけですが、それがその期間の中に含まれないと調査の結果として全く出てこないことになります、例えば8月の1カ月とか、月単位で見ていかないと、漏れても出てきたデータで考えるということもあるかもしれませんが、その対象となった施設が実際には月2回、別の日に行っている場合もあると思うので、せっかく対象施設が決められたからには、その施設の実態ができるだけわかるようにするために、少し不十分な点もあるかと思うので、その見直しがあるとさらに実態がつかみやすくなるのではないかと思います。

 あとはスケジュールです。全体のスケジュールもあるので、持ち回りのような形で修正をしていただいて、了解がとれればよろしいのではないかと思っております。

○森田会長

 スケジュールの点ですが、白川委員、どうぞ。

○白川委員

 中川先生等の意見はごもっともだと感じる部分が大部分なのですが、我々も一番気にしておりますのは、これだけ複雑で細かい調査をお願いすると、どうしても医療機関側に負担がかかって、その結果、回収率が低くなってしまうというのを非常に懸念しております。

 それから、中川先生がおっしゃったとおり、比較がきちんとできる形でやるべきだという意見は私もそのとおりだと思っております。

 今回指摘の点について、事務局で修正を検討いただくということですが、私も1点だけ、お願いしたいと思っております。この調査は、かなり答えにくい質問、例えば患者紹介事業者と契約したことがあるかないかとか、そういう質問もあり、匿名でお願いすることになっております。調査案の最後に協力のお願いの文書がありますが、そこにはっきり匿名で回答を出していただくのだということを明確に記載しておいたほうがよいのではと思います。

 それから、スケジュールの件ですが、私どもも事前に事務局のほうから案の段階で質問票を頂戴して、幾つか事前にコメントを差し上げて、修正をしていただきました。この場でも中川先生等から修正の意見が出ましたけれども、スケジュール自体はこの平場で、こういうスケジュールでやろうというのは合意をしている話だと認識しておりますので、今回も、事前のチェックと同様に、事務局で修正をしていただいて、委員の方々に持ち回りで了解をいただくということで調整が可能ではないかと考えております。

○森田会長

 ありがとうございました。

 持ち回りでということですけれども、中川委員、いかがでしょうか。

 では、万代委員から先に。

○万代委員

 スケジュールに関しての意見でございます。

 白川委員がおっしゃるように、あらあらのスケジュールということで提示されて、これを先行させることは同意したということでございます。ただ、今、事務局が具体的な日付に関して持ち帰ると言われるものですから、やはりそこで中医協の最終的な合意が得られないということで今の議論になっていると思います。

 そこで提案ですけれども、8月1824日を延ばすとおっしゃっていますが、例えば今の時点でこれぐらいのことは想定するということを課長なりが表明していただければ、それで少し前に進むのではないか。C票、D票につきましても、取り扱いについて持ち帰るというだけではなくて、具体的に持ち帰るときにどのようなアイデアがあるかということを、今、表明していただければ、この場である程度進むのではないかと考えます。

 以上です。

○森田会長

 少々困りましたが、表明できますか。

 企画調査室長、どうぞ。

○込山保険医療企画調査室長

 先ほどの調査対象期間でございますが、現在1週間で御提案申し上げましたけれども、そこを2週間ぐらいに延ばさせていただくということで検討させていただきたいと思います。

○森田会長

 具体的には8月いっぱいぐらいということですか。

○込山保険医療企画調査室長

 さようでございます。

○森田会長

 中川委員、どうぞ。

○中川委員

 持ち回りで調整するということを絶対だめだと言っているわけではなく、もっと上手に、事務局もかわったばかりですから武士の情けということもありますしそれは了承しますが、1回中医協を休会しているではないですか。この急ぐというときにどうして休むのですかといことも含めて、やはりもうちょっと現場に真摯な姿を中医協として見せることは必要だと思うのです。持ち回りで調整するのは了承しますが、そうであれば、具体的にどのぐらい期間を延ばすとか何とかをここで言わないでください。持ち回りで調整しましょう。

 以上でございます。

○森田会長

 万代委員の御意見との調整が大変かと思いますけれども、ただいまの中川委員の御意見に特に御異論その他はございませんでしょうか。

 それでは、修正につきましては、ほぼ全てですけれども、持ち回りでということで、そうした形で、さらにほかに御発言はいかがでしょうか。

 堀委員、どうぞ。

○堀委員

 歯科につきましては、平成27年度の検証調査で改めて在宅歯科医療の調査が行われますし、加えて、検証調査とは別に医療課で独自調査を行うと、この秋にそれが在宅歯科医療ということで行われると聞いておりますので、在宅療養支援歯科診療所が対象になるとするとかなり限定されますから、同じ医療機関が繰り返し、極端に言えば1年間に3回類似の調査に当たる可能性があるということです。

 そうしますと、我々が一番大事だと思っております来年の歯科の在宅調査に関しての回収率が下がるのを最も懸念しておりまして、私ども日本歯科医師会もできるだけ、従来以上に周知はしようと思っておりますが、例えば事務局におかれましても、50ページから協力のお願い文書がありますが、通り一遍の内容ではなくて、何回か同じ調査が当たるということについてのエクスキューズといいますか、説明やその意義について少し工夫いただきまして、医療機関が思わず書きたくなるような内容の秀逸な文章を検討していただきたいとお願いしておきたいと思います。

○森田会長

 御要望として承っておきますけれども、何かいい御提案があればぜひ御提示いただきたいと思います。

 安部委員、どうぞ。

○安部委員

 保険薬局票について要望でございます。

36ページからが保険薬局票でございますけれども、先ほどのお話もあったとおり、薬剤師の訪問管理指導に関しては、介護認定を受けている方は介護保険優先ということになるわけでありますので、37ページで言いますと、2.の○1と○1−1で、全てが介護保険対象者の方の場合には○1−1の1.のところにマルをつけて、ここで終わりとなります。医療保険の対象者の方がいらっしゃる場合には、それ以降に答えるという形になっています。

 これについては理解ができるところでありますけれども、その後の3839ページの3.の○2の3)と6)を見ますと、医療保険対象でアンケートが進んでいく中で「患者の状態で最も多かったもの」というところで要支援、要介護という質問がございます。要介護の方でも特殊な事例、末期の方とかそういったときに医療が発生するということでありますけれども、私が自分でこのアンケートに答えるとなると、医療保険に限定してきたのに、突然、要介護、要支援を聞かれることで、自分が答えているのが間違いではないかという錯覚に陥ってしまうのではないかと感じます。そうしますと、正しいアンケート結果が返ってこない、エラーの答えがたくさん出てきてしまうのではないかということが危惧されます。ぜひこのところは、記載要領等をお書きになると思うのですけれども、そのような誤解がないように、誰が読んでもわかるように懇切丁寧な記載要領を添えていただきたいということでございます。これは要望でございます。

○森田会長

 ありがとうございました。

 ほかにいかがでしょうか。

 万代委員、どうぞ。

○万代委員

 2つ意見を申し上げます。

 1つは通しのページで44ページ、集合住宅に関する訪問診療ですけれども、ここには一番上のところに「平成26年4月以降、3月以前と比較して」という形で設問があります。ただ、聞き及びますところによりますと、例えば平成26年4月から訪問診療を受ける集合住宅の届け出があるということも聞きます。そこについては、改定前後の調査ということが主眼に置かれておりますけれども、在宅の充実という中で新たに平成26年4月から集合住宅を始めて、なおかつ訪問診療を受けようという施設にも影響があるのかないのかということも調査いただきたいと考えております。

 つきましては、客体の中に幾つか提案されておりますけれども、これについて、平成26年4月から新たに届ける集合住宅についても調査の対象になり得るのか、あるいはそれについてどのように含めるのかについて、お考えを聞かせていただきたいと思います。

 2つ目は意見ですけれども、今回は同一建物の調査ということで、その影響度調査ということでございますが、やはり訪問する回数が、あるいは同一建物に何人訪問するかという回数だけで算定しているという診療報酬体系のあり方自体についてはもう少し考えるべきかと思っております。

 具体的には診療密度です。これも診療密度を調査するために多大な負担がかからないような形で、訪問診療を行う先生方がどのような密度で診療したときにどのような診療報酬点数が適切なのかと、そういった考え方に基づく制度の設計です。それについては今後ぜひ中医協の場でも議論していただいて、単なる回数だけでの算定でないという方向にしていただければと考えております。

 1つ目については御返事いただければと思います。

○森田会長

 ありがとうございました。

 2点目は多分、次期改定までにしっかりと議論すべきことだと思いますけれども、1点目の御質問にお答えください。

○込山保険医療企画調査室長

 平成26年4月以降に開設した集合住宅をどうするかということでございますが、調査票の配付については、そういった集合住宅も含めて配付させていただくことを予定しております。

 御指摘のあった44ページの質問でございますが、その場合、新設の集合住宅においては、ここの部分を答えることはできないのですが、ただ、御指摘いただいたようなことを何らか自由筆記ができるような余地があるかどうか、これはまた検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。

○森田会長

 よろしいですね。

 ほかにいかがでしょうか。特にございませんか。

 それでは、きょうは幾つか修正の御意見が出ましたし、検討事項もありました。私は全部網羅的にメモをしているわけではありませんので、どういう点があったか列挙は控えますけれども、きょう御指摘がありました点につきまして、調査票の再検討をした上で、委員の方に持ち回り、回覧をして御承認いただくことを前提にして、こういう形での調査票を承認するということでよろしいでしょうか。

(「異議なし」と声あり)

○森田会長

 それでは、御異論ないようですので、ただいま説明のありました件につきましては、ただいまの議論を踏まえまして、修正を加えて、さらに持ち回りで御承認を得た上で行うということで中医協として承認することにいたします。ありがとうございました。

 本日予定された議題は以上でございますが、事務局から、その他、報告事項があるようでございますので、その資料につきまして御説明をお願いいたします。

 医療課長、どうぞ。

○宮嵜医療課長

 医療課長でございます。

 1点、御報告事項でございます。

 お手元の資料、総−4、総−4参考1、2、3と準備させていただいておりますが、この6月24日に閣議決定されたものといたしまして、「経済財政運営と改革の基本方針2014」、「『日本再興戦略』改訂2014」、「規制改革実施計画」の3つが閣議決定されております。それの医療関係部分の抜粋をそれぞれ参考1、参考2、参考3ということで準備させていただきました。既に委員の皆様方、この関連につきましてはお目通しされているかと思いますが、その中から中医協に関連があると考えられるところを幅広に拾い上げまして、一覧表で整理させていただいたのが総−4でございまして、その検討事項と検討スケジュールという形で整理させていただいておりますので、御紹介させていただきます。

 総−4の1ページ目でございますが、これは「経済財政運営と改革の基本方針2014」の中で記載されている部分を抜粋したものでございます。検討事項として、費用対効果の観点の導入や、良質な事業運営を促す診療報酬のあり方の検討のほか、これも含めて4点ほど指摘されておりまして、今後必要に応じて中医協で検討していく形を考えております。

 おめくりいただきまして、2ページ目は「『日本再興戦略』改訂2014」の中の関係部分でございます。DPCデータの利用、第三者提供を初めとして何点か指摘されております。

 3ページ目以降は「規制改革実施計画」の関係部分でございますが、3ページの「新たな保険外併用の仕組みの創設」につきましては、前回の6月25日の中医協に御報告させていただいたものと全く同じでございます。それ以外に規制改革実施計画の中で記載されているものとして、4ページ目、5ページ目に記載されている事項が指摘されているところでございます。

 これらにつきましては、内容によりましては社保審の医療部会マターあるいは医療保険部会マターもあるかと思いますが、関連する部分を幅広にということでピックアップさせていただきまして、事務局のほうで議題を整理しながら会長とも御相談して、順次、次回以降、中医協のほうで御議論いただければと思っておりますので、きょうは事項の紹介だけさせていただきました。

 以上でございます。

○森田会長

 どうもありがとうございました。

 ただいまの御説明につきまして、何か御質問等はございますでしょうか。よろしいですね。

 それでは、本件に係る質疑はこのあたりとさせていただきます。

 本日の議題は以上でございますが、ほかに御発言はございますでしょうか。

 安達委員、どうぞ。

○安達委員

 本年6月に日本医師会の代議員会がございまして、新しい執行部の体制が選任・選定をされてスタートしております。その中での日本医師会のそれぞれの責任の分掌分担再編成ということを含めまして、その結果、私は本日で中医協委員としての任務を終えて退任させていただくことになりました。

 振り返ってみますと、あの政権交代の混乱の中で就任をした、あの時代のことが相当昔のように感じますので、決して短い4年9カ月ではなかったのだなということを改めて思い知らされております。

 この間、私が中医協委員として不断に心がけ主張してきたことは、中医協の審議が、私が就任させていただく以前よりもさらにエビデンスベイスドで公明正大に行われるべきだということでございました。このことは、実は私と同時期に就任をされて昨年の秋に退任された嘉山孝正委員と私は、医療界での立ち位置は相当違ってはおるのですけれども、全く同じ考えを持っているということをお互いに確認しながら主張をしてきたことでございます。

 実はエビデンスベイスドの議論というのは大変面倒な話でございます。なぜかと申しますと、それぞれの検討事案について出されるエビデンスが偏りのない、恣意性のない、そして過不足のないデータでないと本当の意味のエビデンスベイスドの議論にならない。恣意性のある、あるいは偏りのあるエビデンスで議論をすると、それはエビデンスベイスドの名をかりた政策誘導につながるということでありますので、出されたエビデンスをそういう点から検証するという意味でも大変手間のかかることでございます。

 にもかかわらず、2号側委員はもちろんのことでございますが、1号委員の皆さんにも、公益委員の皆さんにも、専門委員の皆さんにも、参考人の皆さん方にもそれぞれそれを御理解いただいて、中医協の審議のあり方に今そういう形が定着しつつあることを大変ありがたく思いますし、ぜひ今後とも中医協の審議はそういう形で進めていただきたいということをお願いしておきたいと思います。

 最後になりますが、今回もかわっておられますが、これで私は4人目の医療課長ともお目にかかっているのですが、常に事務局としてこの中医協審議を支えていただいて、特に我々が主張するエビデンスベイスドのデータを御用意いただくことは大変御苦労をいただいて、労働時間も長くなったということを思いますと大変申しわけなくは思いますけれども、国民の行政にかかわる行政官である皆さん方、特に患者に、日本の国民に非常に近いところで接することになる診療報酬の検討の場において、そういう恣意性のない、過不足のないデータをもとに議論するという体制の認識を常に持って行政に当たっていただくことが、ぜひあるべき形としてはお願いをしたいということで、最後にお願いを申し上げておきたいと思います。

 全ての皆様に本日まで大変ありがとうございましたということで感謝を申し上げて、退任の御挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。

○森田会長

 ありがとうございました。

 ここで関連して局長から御発言があるようです。

○唐澤局長

 安達委員におかれまして、一言御礼を申し上げたいと思います。

 安達委員におかれましては、私も保険局の審議官の3カ年の間、大変お世話になりました。特に診療報酬については、その前の時代が大変厳しい時代でございまして、救急、産科、小児科、外科など大変厳しい医療現場の状況があったわけでございますけれども、中医協の御議論を通じて我が国の医療の改革、改善に御尽力いただきましたことに改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

○森田会長

 ありがとうございました。

 私からも一言。

 安達委員には、中医協の審議に御貢献いただいたことについて心より感謝申し上げたいと思います。特に基本的な問題について鋭い御指摘が時々ございまして、司会をしている者としては、不勉強のため、若干困ったこともございましたけれども、診療報酬制度のあり方を根本的に見直すという意味では大変勉強させていただいたと思っております。どうもありがとうございました。

 それでは、特に御発言がなければ本日の中医協はこれで終わりにしたいと思いますが、最後に、次回の日程等につきまして、事務局からお願いいたします。

 医療課長、どうぞ。

○宮嵜医療課長

 次回の日程につきましては、決まり次第、御連絡させていただければと思います。よろしくお願いいたします。

○森田会長

 ありがとうございました。

 本日はかなり早く終了いたしますが、これで閉会といたします。どうもありがとうございました。


(了)
<照会先>

厚生労働省保険局医療課企画法令第1係

代表: 03−5253−1111(内線)3288

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