積立金の役割
ゆいの画像
Q.06
ねー
ミーコ〜
そもそも年金積立金って何？
年金積立金は現役世代が納めた保険料と
国庫(税金）で年金の支払いをして…
残ったお金を積み立てたものだニャン!!
それっていつ使うの？
主に今より少子高齢化が進んだ将来のために使うんだニャ
もし保険料収入だけで年金を払い切れなかったら
この積立金から払うってことなんだね
そういうことだニャ！
でもさ
使っていったらどんどん減っちゃうんじゃないの？
確かに
そうならないように年金積立金管理運用独立行政法人
（GPIF）で積立金を運用しているニャン
あ
ニュースで積立金が減ったとか増えたとか聞いたことあるかも
常にプラス運用をキープするのは難しいニャン
でも長期的、計画的に運用されているニャン
ほらGPIFのホームページを見るニャンよ
GPIFが運用を始めてからは平均すると収益を上げているニャン！
そうは言っても一時的でも減ったら困るんじゃないの？
賦課方式だから一時的に減っても年金の支払いに困ることはないニャン
それに積立金の役割は限定的で
長期的にみると給付の財源のうち積立金は一割程度ニャン
賦課方式の主役はあくまでその年の
『保険料収入』積立金は補助的な役割にすぎないニャ
保険料収入７割
国庫負担 ２割
積立金１割
※割合は、今後約100年間の平均的なもの
そうなんだ
積立金の目的は今より少子高齢化が進む将来の
給付水準を下支えすることだニャ
でもそうやって使いだしたらすぐになくなっちゃうんじゃないの？
そこまで心配することはないニャ！
積立金の額は約200兆円!!
すぐ無くなるような額ではないニャン
万が一積立金を使い切ってしまったとしても
積立金は補助的な役割だし
財源の主役『保険料収入』は残っているニャ
そっか！
あくまで積立金は『脇役』なのね
名脇役がいるから主役が活躍できるんだね
そういうことだニャ
