未知への挑戦、日本の医療技術をアフリカへ

総合職(事務系)

富士フイルム株式会社
ヘルスケア事業推進室

平成26年入省

アフリカの医療分野への挑戦

現在、富士フイルムでは、ヘルスケア分野の海外展開事業や新規事業開発を担当し、官学との共同によるアフリカにおける医療機器事業の事業開発などを行っています。近年アフリカは、欧米や中国、韓国政府・企業との競争が激しくなっている一方、日本の存在感は薄いというのが現状です。そういった現状を打破すべく、アフリカにおける医療分野での企業成長を目指すため、今後企業評価にも繋がり得るSDGs(持続可能な開発目標)の推進、特に保健分野の課題解決・市場獲得に向けた事業戦略を検討しています。

産官学連携によってイノベーションを起こす

国際社会の優先課題(感染症や母子保健等)に対応するためには、企業(産)による技術だけでは限界があり、アカデミア(学)の専門家によるアドバイスや大使館等(官)による現地政府との交渉・資金援助、すなわち産官学連携によるイノベーションが重要です。他国に比べ遅れをとっている日本が遠く離れたアフリカでどのようにイノベーションを起こすのか、正解のない未知の世界に日々挑んでいます。

厚生労働省で働くということ

厚生労働省のミッションについても同様です。社会保障分野は、その時点の社会・経済情勢等で新たな課題が生じ、それに適した政策を考えなければならず、その都度正解のない未知の世界に挑まなければなりません。生涯続く未知への挑戦、そんな刺激的な日々を過ごせることこそ、厚生労働省で働くことの意義だと思います。