ひと、くらし、みらいのために
活かそう、看護の力
厚生労働省看護系技官では、
一緒に働く仲間を募集しています。
看護系技官を希望の方はまずは説明会にご参加ください。
年金局事業企画課 企画調整官
係長として一度、課長補佐として一度、医政局で医師や看護師など医療関係職種の資格や人材確保等を担当しましたが、数ある職種の中でも、特に看護職関係の施策には深く関わらせていただいてきました。
係長の頃にはチーム医療推進の一環として看護師特定行為研修制度の検討に携わらせていただき、課長補佐となってからはタスクシフト・シェアの推進のために最も期待される職種である看護職の業務範囲などについて検討してきました。こうした検討においては、法令的に実施可能な業務範囲を整理するのみならず、医療の現場にどのように受け止められるのか、制度やルールをいかに現場に浸透させていくのかが重要となります。看護系技官が医療の現場で培った知識や経験は我々事務官にとって非常に心強く、専門職と事務職でお互いに足りない部分を補いながら議論を重ねることで、良いものが生み出せてきたと思います。
医療の現場に寄り添った制度設計のために、看護系技官として専門性を発揮する道に進まれてはいかがでしょうか。今後入省される皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。
老健局老人保健課 介護保険データ分析室長
私が勤務している老人保健課では、介護保険法による介護報酬をはじめ、高齢者の方々の保健の向上に関する様々な施策を所掌しております。当課には、3名の看護系技官が所属しており、それぞれの専門性を活かして、各種施策の企画・立案などを行っています。介護保険制度は、高齢者の生活を支える大変重要な仕組みであり、全国の数多くの看護師の方々も関係することから、現場に根差した施策を進めるにあたり、看護師としての知見や経験を有する看護系技官の存在は欠かせません。
厚生労働省では、多岐にわたる分野について、多種多様な専門性を有する職員が協力して仕事を行っています。厚生労働省でしか経験することの出来ない仕事や、看護系技官でなければ出来ない仕事も数多くあります。やりがいに満ち溢れ、互いに切磋琢磨しながら、職務を遂行する環境において、共に未来を創る仕事を担う仲間として、少しでも多くの方が看護系技官を目指されることを期待しております。
医政局看護課 課長補佐
看護課での勤務は3度目となりますが、今回はコロナ禍の異動であり、過去に類を見ない状況だったことを覚えています。
それは、「新型コロナウイルス感染症への対応」を行う中で、看護課長を中心とした各ラインの中核である看護系技官が、既存の看護職員、潜在看護職や看護学生等に支援策を実施してきたことです。
中でも印象深かったのは、新型コロナウイルスという未知との闘いの最前線で対応を行う医療従事者等に対し、今、行政として何をするべきなのか、何が求められているのかなど、まさに看護師として、行政官としての知識・技術が最大限に活かされていると感じました。
また、看護系技官に共通して言えることは、どんなに多忙であっても、笑顔で丁寧に対応する姿です。なお、行政の仕事は、誰に対しても分け隔てもなく公平な物の見方、そして時には瞬発力と柔軟性が求められます。この考え方は看護業務の基本にも通ずるのではないでしょうか。
ぜひ、その力を最大に活かし、未来の看護行政を創造し、充実感を味わってみませんか。