高齢者ソフト食
沖縄愛楽園
NST(監修)
おすすめ献立
私たちが作りました
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食べるときの唾液分泌や嚥下などは、高齢になられるほど悪くなるもの、高齢者の方々は、私たちが考えている以上に食べることがたいへんなのです。
従来のキザミ食やミキサー食は、誤嚥を招いたり、食べごたえないなどのお声をよく耳にいたします。人は、おいしそうなもの見ると自然に唾液が分泌され食べてみよう思います。食べもの自体にとろみを持たせて、飲み込みやすくすれば誤嚥も防ぐことができます。
キザミ食、ミキサー食に変わるような、かたちある料理を試行錯誤しながら開発した理想的な食形態。
これが≪高齢者ソフト食≫です。おいしく!やさしく!元気の出る!食事をつくろう!と努力しているところです。
高齢者ソフト食の定義
(誤嚥防止/嚥下困難な方を対象)
- 舌で押しつぶせる程度の硬さであること
- 柔らかいけれど食べ応えがあるもの
- 見た目に美味しそう
- カタチのあるものでなおかつ歯ごたえがあること
- のどごしがいいもの
- 飲み込みやすく安全なもの
- 主菜(肉/魚をメイン)
- 調理に長時間を要するので、段取りよくスピーディにできるように工夫する
(参考文献)「家庭でできる高齢者ソフト食レシピ」黒田留美子監修(河出書房新社
ソフト食に取り組み始めてから、今年で2年目を迎えました。
現在では、約20名前後の方に提供しており、『ソフト食』に対する、入所者皆様の反応もさまざまで、喜んでいただけたり、厳しいご意見を頂くこともあります。頂いたご意見等を参考にしながら、咀嚼・嚥下が困難になっても、沖縄ならではの食材や、郷土料理をおいしく頂いてもらえるよう、栄養管理室一同、日々奮闘しています。
普段、提供している食事のレシピを簡単にまとめて載せていますので、是非ご覧ください。
栄養管理室より