その他
令和6年度 秋季慰霊祭
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祭文を読み上げる野村園長
9月26日、晴天の中、多くの入所者の参加の下、秋季慰霊祭が執り行われました。
司祭による御霊への祈祷の後、野村園長から衷心より哀悼の誠が捧げられ、祭文が読み上げられました。祭文では、新型コロナ感染症に配慮しながら、入所者とともに楽しめるイベントが増えたこと、続いて、介護が必要となり沖縄愛楽園に再入所された方が多くいらっしゃる一方で、退所者が抱えている生活上の多くの問題について、園としてできることを国や県と協議を進めていくこと、そして、入所者のほぼ全員が65 歳以上の敬老者となった今、職員が協力してライフサポートを実践していくことが述べられました。
最後に、沖縄愛楽園でお亡くなりになられた1444柱のすべての御霊が安らかならんことを祈念いたします。
令和6年沖縄全戦没者追悼式に参列して
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礎に刻まれた戦没者へ線香を手向ける入所者
今般、私は沖縄全戦没者追悼式に参列して参りました。戦争経験がない私はこれまで、戦争について深く考えたことはありませんでした。それは、自分の生まれた環境や戦争経験者が周囲にいなかったことも影響したかもしれません。ここ沖縄は太平洋戦争末期に県民を巻き込んだ地上戦が行われた地であり、この戦いで多くの方がお亡くなりになられました。今回初めて、沖縄の地でその現実を目の当りにして、平和な今の生活がどんなに大切なものかということを改めて痛感したところです。一方で、現在、日本の周辺地域では他国との緊張が年々高まっている状況です。戦争は家族や親しい人達の命を簡単に奪ってしまう愚かな行為です。私はこうした悲惨な戦争を二度と繰り返すことがないよう、今自分にできることを精一杯取り組んで参りたいと思います。
ハンセン病に関するパネル展と作品展
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展示されているパネルと入所者の作品
毎年、沖縄県では6月を「ハンセン病に関する正しい知識を普及する月間」として、パネル展・国立ハンセン病療養所入所者作品展を開催しています。
今年も、愛楽園の入所者が製作した手工芸品や絵画、短歌などの作品が、沖縄県立図書館3階にて約2週間に渡り展示されました。
日頃の入所者の創作活動を多くの方に観て頂くことで、作品の素晴らしさや作者の思いを感じて頂くと共に、ハンセン病に関する歴史や回復者の方々の生活に思いを馳せて頂く機会となればと思います。
消防訓練(昼間想定)を実施して
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消防設備の説明を受ける職員
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放水訓練の様子
去る2月19日(月)14時00分から、うむさんやー(新第2センター)入口(渡り廊下側)を出火場所として、昼間想定の消防訓練を実施しました。うむさんやー(新第2 センター)に移転して初めての訓練ということもあり、防災体制の確認という意味もあり、火災発見、初期消火、園内放送、消防通報、避難誘導、重要物品搬出等の検証を行いました。
新しい建物ということもあり、現場に駆けつける職員の戸惑いも多少ありましたが、無事に終了することが出来ました。
消防訓練の後、屋内消火栓の操法訓練を行い、第2 センター職員を中心に多くの職員の参加がありました。
職員一同、いつ火災が発生しても対応できるように今後も緊張感を持って取り組んでいきたいと思います。
令和6年春季慰霊祭
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祭文を読み上げる野村園長
令和6年3月21日、春季慰霊祭が開催されました。今回は快晴の中、新型コロナ感染症の状況を考慮しながら感染症対策を講じた上で、久々に入所者の皆様を含めた合同参加となりました。
御霊に司祭による祈祷が終えられた後、野村園長から衷心より哀悼の誠が捧げられ、祭文が読み上げられました。
祭文では、1つ目が昨年うむさんやー(新第2センター)が竣工し引っ越しを無事終えたこと、2つ目がうむさんやー(新第2センター)の建設に至った経緯が、国家公務員の定員削減により入所者数に応じた職員配置になったこと、そして3つ目が職員数が減少しても入所者に対して今までと同様のお世話ができるように、職員が協力しあいライフサポートを実践していくことが述べられました。
続いて、式典に参加された入所者の皆様が、お一人ずつ納骨堂の慰霊へと順番に進みながら粛々と献花を行いました。
最後になりますが、沖縄愛楽園でお亡くなりなられた1435柱のすべての御霊が安らかならんことを祈念いたします。
令和5年度医療安全推進報告会
医療安全推進担当者の一年間の活動の集大成である、令和5年度医療安全推進報告会が1 月25 日に開催されました。新型コロナウイルス感染症が5 類に移行したことから、今年度は会議室にて各担当者が臨場感溢れる生発表となり、緊張した雰囲気のなかでの開催となりました。うむさんやー(新第2センター)と環境ラウンドチームとの活動では、新2 センターでの危険個所の発見や対策にコラボし、入所者の安全確保の為に活動できたことはとても有意義なものとなりました。発表会はどの部署も時間内にまとめてられており、スムーズな進行となりました。質疑応答も活発に行われ、職種を越えた意見交換ができました。
医療安全は職員全員がチーム愛楽園として、小さなことからこつこつと『いいね!』がつく活動に取り組んでいければと思います。
令和5年度秋季慰霊祭
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献花し、手を合わせる島袋看護部長
令和5年度秋季慰霊祭が9月21日(木)に当園納骨堂にて開催されました。
今季も新型コロナウイルス感染症の影響により、園幹部及び自治会役員等の少人数参加の下、粛々と執り行われました。
式典では、祭文の冒頭において野村園長より1433柱の御霊に対して衷心より哀悼の誠が捧げられました。
次ぎに祭文の中で、①新型コロナウイルスが5月8日から季節性インフルエンザと同様に5類感染症に分類され、人と人との交流が盛んになった結果、わずか2ヶ月程度で16名もの入所者の方が罹患された。この事実から、新型コロナウイルスが引き続き脅威となる感染症であり共存の難しさを実感したこと。②約20年前の長尾榮治園長時代に沖縄愛楽園入所者の高齢化と入所者数減少が予測され、山内和雄園長時代から新第2センターの建設が計画され進められてきた。そして今年度ようやく、今後減少していく職員でも入所者の皆様に対して十分な看護介護の提供を可能とし、震災による津波が来てもすぐに避難できる安心な建物がようやく完成されたこと。③これからも職員一丸となって入所者の皆様に「生きていてよかった」と実感していただけるライフサポートに尽力することを述べられました。
最後になりますが、沖縄愛楽園でお亡くなりになられました入所者の皆様に対してご冥福をお祈りいたします。
沖縄全戦没者追悼式に参加して
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献花する参列者
令和5年6月23日金曜日、戦後78年目の「慰霊の日」に糸満市摩文仁の平和記念公園にて20万人を超える沖縄戦の犠牲者を悼む沖縄県全戦没者追悼式が開催されました。
本年の沖縄全戦没者追悼式は、新型コロナウイルスの5類移行に伴って4年ぶりの通常開催で、首相が襲撃される事件が相次いだことから最大規模の警備の中で執り行われました。
沖縄愛楽園からの参列も4年ぶりとなりましたが、入所者、職員併せて15名、当日の天候は、梅雨明け間近で移動中に時折雨が降りましたが、会場についた頃には雨も降らず曇り空の中、「平和の礎」への献花、「沖縄県平和記念資料館」の見学など巡り、追悼式に参列しました。
昨今の長期化するロシアによるウクライナ侵攻などもあり、この度の追悼式を通じて改めて恒久平和の思いを新たにした1日となりました。
消防訓練(夜間想定)を実施して
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訓練火災発生の放送を行うスタッフ
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消火器を使った消火訓練の様子
去る2月16日(木)14時30分から第6センター配膳室を出火場所として、夜間想定の消防訓練を実施しました。火災発見、初期消火、園内放送、消防通報、避難誘導、重要物品搬出の訓練としました。当直者と夜勤スタッフ、そして園内宿舎に住む職員少人数で、第6センター居住者27名を安全に、迅速に、確実に避難誘導できるかが求められました。第6センター居住者全員参加の避難ということで、リアルで緊張感をもった、生きた訓練となり、全員の救護が確認され無事に避難終了となりました。
消防訓練の後、消火器の操法訓練を行い、全ての消防訓練を終了することができました。いつ火災が発生しても対応できるように、今後も緊張感をもって取り組んでいきたいと思います。
令和4年度春季慰霊祭
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祭文を読み上げる野村園長
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献花し手を合わせる高木看護部長
令和4年度春季慰霊祭が3月23日(木)に当園納骨堂にて開催されました。 式典では最初に、祈りの家教会の高司祭による祈祷が捧げられました。
次に、野村園長より全ての御霊が安らかならんことを願いとして①昨年秋からの新型コロナウイルス感染症第8波による影響が軽微で済んだこと。②園長就任後、琉球大学病院との長年の交渉が実を結んで、整形外科医師の確保が叶い医師定数を充足できたこと。③入所者高齢化に向けた看護・介護サービースの提供としての建物(新第2センター)の完成を入所者皆様と職員が一緒に楽しみとすること。④今年2月以降、入所者数が全国ハンセン病療養所3番目の規模となり、入所者皆様の健康長寿が要因としての筆頭に挙げられること。⑤入所者の皆様に生きがいを実感いただけるようライフサポートにこれからも尽力することを祭文として読み上げられました。
最後に、沖縄愛楽園でお亡くなりになりました1427柱の御霊に対して哀悼の意を表します。
令和4年度医療安全推進担当者報告会
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今年もビデオ収録したスライドを放映したので、時間内に順調に進みました
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表彰される栄養管理室の伊澤栄養係長
医療安全管理室での活動の一大イベントでもある、報告会を開催しました。
毎年、1月には医療安全推進担当者が中心となり、各部署で取り組んだ成果を発表しています。今年度も14部署と3つのテーマで取り組んだワーキンググループの発表を行いました。公会堂で聴講できない職員は、テレビ中継で聴講していました。5分という短い発表時間でしたが、どの部署も時間内にまとめており、質疑応答も活発に行われ、職種を越えた意見交換ができました。
昨年度から始めた幹部9名による評価も行い、今年度は栄養管理室が発表した「摂食嚥下関連事例についての取り組み」が高評価を受けました。医療安全はとても地味な活動だと思いますが、入所者ファーストの気持ちを忘れず、縁の下の力持ちとして、これからも活動したいと思います。
コロナ奮闘記
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今からセンターに向かいます
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鼻咽頭ぬぐい液を採取中
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検査科5人組
2020年に始まった新型コロナウイルス感染拡大は2021、22年と継続し、現在第8波まで流行期と非流行期が繰り返され、自粛と規制が続いています。今日、コロナウイルスが蔓延している世の中で、我々検査技師5人は、一般・センター職員及び入所者様のコロナ感染が、園内に広まらないようにそれぞれ孤軍奮闘しながら、これまでコロナ検査に立ち向かって参りました。そして、職員の検査では、深夜・早出・日勤・遅出と4交代勤務毎に、出勤時鼻咽頭ぬぐい液を採取し、抗原検査を実施してきました。
沖縄県のコロナ感染が拡大した6月~ 8 月にかけての3カ月間、園内でも感染が発生した為に、毎日抗原検査とPCR 検査に追われました。中でも8月は、コロナ検査の園内件数が約450 件にも及びました。それと遠距離通勤をしているスタッフは、当園の宿泊施設を利用させて貰い、深夜・早出等の職員や発熱した入所者様に対して、時間外検査にも従事しました。また、PCR 検査においては、外部委託検査になる為、日常業務を熟しながら午前中までに、入所者様の居住区やセンター等に赴き、迅速に対応してきました。
今後もまだ、このコロナ禍が続く限り、これらの検査は継続していくと思われます。
令和4年度秋季慰霊祭
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祭文を読み上げる野村園長
令和4年度秋季慰霊祭が9月27日(火)に当園納骨堂にて開催されました。
今回も新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、園幹部職員、自治会長代行及び自治会執行役員による少数参加とし、各センターでは参加時間をずらして行うなど感染対策を徹底しての開催となりました。
式典では最初に沖縄聖公会の高司祭による祈祷が行われた後、野村園長による祭文が読み上げられ、「自治会長選挙で第6センターの小底京子さまが新会長に当選されました。国を挙げて女性活躍を推進している最中で、沖縄愛楽園の女性自治会長の誕生は大変明るい話題です。先日行われた敬老会では5名の方々が道ジュネーをいたしました。5名のカジマヤーというのは初めてのことであり、健康長寿を達成されている方々が愛楽園にはたくさんいらっしゃるということは大変誇らしく思います。」と述べられました。
そして式典の最後に、順次粛々と参列者が1420柱の御霊へ向かい献花が捧げられて、しめやかに秋季慰霊祭は閉会となりました。
沖縄愛楽園でお亡くなりになりました入所者の皆様の御霊に対し心より哀悼の意を表します。
令和3年度 国立病院療養所公務員医師会表彰最優秀賞を頂いて
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これからもみんなで楽しみます!
今回このような賞を頂き本当にびっくりしました。
職員が取り組んだ、「秋の夕べ・舞じゅん」は、夢のようでした。私たちが幼き頃の豊年祭は盛大だったことや、故郷に居た時に踊っていた、兄さん・姉さんのことを思い出し感激しました。また、愛楽園で踊っていた新城甚榮さんの姿や一緒に踊っていた先輩方の顔も浮かんできて、とても印象深い経験になりました。
「ハロウィン」仮装では、園長はじめ幹部が来る前に逆ドッキリをしようと入所者から声があがり、初めての仮装にドキドキ・ワクワクしました。職員と一緒に行事を楽しみながらできたことを本当に嬉しく思います。
これからも、入所者と職員が一緒に楽しめるレクリェーションを期待します。
令和3年度 医療安全推進担当者報告会
令和4年1月27日、医療安全推進担当者報告会が園内テレビ放送とWeb 会議システムを同時使用して開催されました。報告会では、各部署の医療安全対策や入所者が安全に安心して生活出来るよう配慮した工夫などが報告されました。薬剤科は調剤過誤防止のために行った注意喚起の掲示や錠剤一包化鑑査支援システム導入について報告し、園幹部による審査投票で高い評価を頂くことできました。
医療安全は、個々の意識とチームが同じ認識で情報を共有することが大切なことであり、チーム愛楽園が一丸となって医療安全に取り組んでいければと思います。
「夜間想定の防火訓練」を実施して
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消化の様子
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搬送の様子
今回は、治療が必要な入所者が入室される治療センターが出火元となりました。職員が一番少ない「夜間の火災発生」の想定で「入所者、職員を安全に避難させる」を目標に防火訓練に取り組みました。宿舎からの応援も駆け付け、酸素使用中の模擬入所者を含め無事全員を避難させる事が出来ました。避難の際、サイレンや放送の中、声が通りづらい状況やストレッチャーの取り扱いに手間取る姿も見られ、焦る場面も見受けられました。実際の出火時は煙や炎の熱、警報音、暗闇など、さまざまな困難な状況が考えられ、消火・避難訓練の重要性を改めて感じる事が出来ました。
昼夜問わず火災発生時に消火・避難誘導員が少ない時間帯でも、入所者の人命を最優先に消火・避難誘導がスムーズに行えるよう訓練を重ね備えていきたいと思います。
令和3年度春季慰霊祭
令和3年度の春季慰霊祭が3月22日(火)に当園公会堂にて開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため参加者は園及び自治会幹部だけの参加とし、献花は各センター別に時間をずらして行うなど感染対策を徹底しての開催となりました。
前年の秋季慰霊祭以降5名の方が永眠され当園の物故者は1412柱となり、今年度は昨年度に引き続いて現職の自治会長が亡くなられ園内は深い悲しみに包まれています。
式典では野村園長による祭文が奉じられ、物故者の御霊に対し哀悼の誠を奉じると共に新型コロナウイルスのこれまでと桁違いの感染力により職員に陽性者や濃厚接触者が見られましたが入所者職員の感染対策と3回目のワクチン接種で入所者の感染は防げていること又、新第2センターの竣工が令和5年度となることが報告されました。
沖縄愛楽園でお亡くなりになりました皆様のご冥福をお祈りいたします。
令和3年度秋季慰霊祭
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お祈りをする高司祭
令和3年度の秋季慰霊祭が9月30
日(木)に当園納骨堂にて開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、参加者は園幹部及び自治会長だけの参加とし、献花は各センター別に時間をずらして行うなど感染対策を徹底しての開催となりました。春季慰霊祭以降5名の方が永眠され当園の物故者は1407
柱となりました。
式典では野村園長による祭文が奉じられ、物故者の御霊に対し哀悼の誠を奉じると共にコロナ禍にあってもこれまで以上のライフサポートを実践していくことが誓われました。又、新第2センターの工事現場から不発弾が発見され戦後76
年が経過してもなお戦争の傷跡が残る現状に当時の入所者の置かれた過酷な状況が偲ばれ胸が締め付けられる思いですが、不発弾の処理が無事に終了し工事が順調に進められることが報告されました。
沖縄愛楽園でお亡くなりになりました入園者の皆様のご冥福をお祈りいたします。
令和3年度 飲酒運転撲滅専門部会
~2代目 siziuデビューしました~
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siziuの3人に誓います(敬礼!)
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これより飲酒運転撲滅広報活動に行ってきます!
私たち令和3 年度飲酒運転撲滅専門部会の2
代目として「siziu(シジュー)」がデビューしました。メンバーは金城美智代副看護師長、城間かおり副介護長、そしてわたくし上地の(平均年齢4 ?才)の3
名です。飲酒運転撲滅専門部会(飲酒運転撲滅プロジェクトチーム)は、公務員としての高い倫理観を持ち、職員の飲酒運転撲滅を図ることを目的とし、1)
全職員が公務員としての基本的な心構えを再認識することができる。2)「飲酒運転は絶対にしない」という強い気持ちを職員が保持できる。3)飲酒運転撲滅に向けた具体的な行動を実践することができることを目標として、野村園長(顧問)照屋副園長(委員長)を先頭に活動を行っています。
2代目の取り組みとして、「siziu( シジュー)」メンバー3
名だけではなく、チーム愛楽園として、顧問や委員長など幹部の皆さまのご協力もいただきながら、職員の士気を高めるために一致団結し、飲酒運転撲滅に全力で取り組んでいきたいと考えています。
今後も「飲酒運転は絶対にしない・させない・許さない」を守りましょう。
令和2年度 医療安全推進担当者報告会からの今後の目標
ハイサイ、転んでも泣かない山入端です。
令和2年度の医療安全推進担当者報告会が1月28日に行われました。一年間取り組んだ内容が報告される会であり、当日から私の場合は、午前二時に起床、緊張で眠れずそのまま朝まで目がぱっちりです。自信がないし緊張しているので、何時間たっても自信はつかないことは自分で気付いていたので、今回は自信のない自分のままで発表しようと決めました。そのように考えると理想では、気持ちが軽くなるのかと思いましたが、実際の発表では、左手が常に震えた状態での発表となりました。本当にいい経験になりました。今後も、自信はないけど、そのままの自分で仕事などに挑戦していきたいです。
リハビリ室での今後の課題や目標などはまだ決まってないのですが、個人の目標は決まってます。山入端さんの今年度一番大事な目標はケンタッキーフライドチキンのパーティーバーレルを一人で食べることです。素敵でしょ。それを考えるだけで私は、ワクワク、楽しい気分になります。話がそれましたが、今年度も明るく、軽く、楽しんで仕事していきます!ありがとうございました。
令和2年度春季慰霊祭
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お祈りをする高司祭
令和2年度の春季慰霊祭が3月25日(木)に当園納骨堂にて開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため参加者は園・自治会の幹部のみとし、献花は各センター別に時間をずらして行うなど感染対策を徹底しての開催となりました。秋季慰霊祭以降8名の方が永眠され当園の物故者は1402柱となりました。
式典では祈りの家教会の高司祭によるお祈りが行われ、参列者全員で聖歌を歌いながら献花が捧げられました。
沖縄愛楽園でお亡くなりになりました入園者の皆様の御霊に心より哀悼の意を捧げます。
当園でもCovid-19 ワクチン接種が始まりました
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園長、職員接種第一号
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公会堂が接種会場へ早変わり!
当園でも3
月末から職員を対象にCovid-19ワクチン接種が始まりました。当園は、高齢者施設ということもあり、悲願のワクチン接種でした。接種するにあたっては、園長・副園長より「職員の判断材料の一助となる様に」と、Covid-19
に関すること、ワクチン接種に関する最新情報を紙面や園内LANでUPしていただき、正しい情報を得ることができました。特に副園長は、現場に何度も足を運んでいただき細やかな説明をしていただきました。接種前の全体シミュレーションを実施しながら、それぞれが入念な準備を行いました。接種当日もスムーズで、改めて事前準備の大切さを感じました。また、1
回のワクチンも無駄にすることなく終了することができたのは、医局・事務部・薬剤科・看護部の連携プレイおよび職員の皆さんの協力があったからこそで、ここでも「チーム愛楽園」の力を発揮することができたと思っています。
沖縄県は、ご存知の通り緊急事態宣言が続いています。これから、ようやく入所者さんの接種が始まりますが、一日も早く接種が終了し、入所者さんが「よりこころ豊かに生きることが出来ます様に」いつもの明るく元気な愛楽園に近づけます様に、チーム愛楽園の皆でこの難局を乗り越えて行きましょう。
津波避難訓練
自然災害は突然やってきます。地震や台風など日本各地で大きな被害をもたらしている状況です。私たちは過去の教訓を生かし災害が発生しても適切な行動ができるように日頃から訓練をしておかなければなりません。愛楽園では去る10 月29 日、夜間地震発生後における津波避難訓練を実施いたしました。けたたましいサイレンとともに訓練が開始され、実践さながらに多数の入所者さんにも参加していただきました。
目標であった30 分以内の全員避難を達成することができましたが、その後開かれた職員による反省会では多数の意見が寄せられ、もっと改善する必要があるのではないかと議論が交わされました。私たちは今回の経験や意見を参考に防災体制を見直し、より良い対策を考えていかなければならないと痛感しました。それ以上に災害が起こらないことをただ願うだけです