「みんなでつくる新第2センター」のコーナー
新棟引っ越しに向けて
新第2センターも完成に近づき、引っ越しへの準備もピッチが上がってきました。
入所者の皆様も引っ越しが現実味を帯びてきており、「断捨離しているんだけど、なかなか減らないさー」、「このベッドは部屋に入るのかね」や「今は夫婦部屋だけどもうおじいさんもいないから、新しいところでは1人部屋になるんだよね。」など新たな環境での生活を想像しながら、第2センターで過ごしてきた歴史を思い返す話も聞かれるようになりました。
第2センターの入所者の皆様が新たな環境で快適に、安心して生活が送れるよう職員一同、新棟への準備をはりきって行っています。
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内覧の動画でイメージトレーニング
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引っ越しの綿密な打ち合わせをします
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新居に収まるか心配です
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思い出の品物も大切に梱包します
新第2センター初めての内覧
新第2センターの外観も出来上がり、入所者・職員共に内部完成を待ち遠しく感じながら、引っ越しに向け取り組んでいます。
今回、ナースコールの位置や設置場所、回線などの確認を、新第2センター内部で行うこととなりました。昨年から待望していた見学ができるとあって、看護師長、副介護長3名でウキウキしながら内覧しました。新第2センター各ユニット内ホールは中庭より光が入るため、全体的に明るいイメージでした。
1ユニットは、台所が手前で寝室が奥になっており、収納場所にも工夫がされて収納しやすいようになっている印象がありました。また、居室内お風呂場、トイレは広く、使いやすい環境でした。ナースステーション前のホールは天井が高く、楽しくソフトバレーを行う姿をイメージすることができました。
今後、引っ越しに向けて忙しくなりますが、入所者・職員共に新第2センター完成を心待ちにしながら準備を進めて行きたいです。
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居室入り口より手前台所、奥寝室
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1ユニット収納棚
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1ユニット奥寝室ナースコール位置確認
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ユニットホール
引っ越しのあれやこれやの四方山話
今回は愛楽園の長い歴史のなかで何度も建て替え、引っ越しを経験した入所者の皆様に「印象に残った引っ越しはありますか?」と質問してみることにしました。すると色々な話を聞くことができて楽しかったので今回はそれを皆様にお伝えしようと思います。
引っ越し7 回目のY
様「かやぶき屋根の家に住んでいる時にね、夜、腕を伸ばして寝ていると掌に天井から何か落ちてきたんだよ。何かね?と思ってみたらネズミでもうびっくりさぁ」「新しいコンクリート建ての家に引っ越したらみんなおんなじ作りでしょ?旦那が家を間違えて隣の家に勝手に上がり込んでお茶飲んでてさ。もう大笑いだよ」。その話を聞いたK
様が「そうそう、家を間違えているのをわからず、他人の家でアイロン台を探してる女の人もいたよ」。
来年カジマヤーを迎えるN
様は「引っ越しはくじだったけど当たったらみんなにひがまれて大変だった。あるおじさんはあの部屋の後ろにあるバナナは私が植えたからあの部屋に住みたいって言ってね。みんなにクジで当たらないとダメだって言われてたよ」。
旦那様が多趣味だったH
様「みんなね、新築の家に引っ越ししたいから家が建つたびに沢山の人がくじ引きしてたけど私は遠慮してたよ。だって引っ越しはお金がかかるでしょ?お金がなかったからさ。最後に引っ越ししたよ」「乙女寮のときはかまぼこ型の家でね。そこにみんなで雑魚寝。持ち物の管理は自分が寝ている所のこのスペースだけ。風呂敷一つ分くらいしか荷物もなかった。」「昔はね運動会とかバレー大会とか盛んでね。みんな自分たちが住んでいる区が優勝したいから自分達の区に住みたいって手を挙げる人達の中から若くて健康な人を選んで入れたりしてたよ。そしたらスポーツ大会は若い選手たくさん出せて優勝できるからね。そしたら障害が重い人達がそれに気付いてね。引っ越しは平等にクジで選んでくれ!と、とても怒ったりしたこともあったさ」「トイレは家の中になくて外だから夜は怖かったよ。井戸のそばにお風呂があってね。大鍋にお湯を沸かして持って行ってお風呂に入ったりしたよ。井戸の側では色んな事したさ。みんなで集まっておしゃべりをしたり。」井戸の側でおしゃべり・・・まさに井戸端会議!新2
センターに井戸はありませんが、そんな風にセンターの入所者が集い楽しむ場所を作りたいものです。
新第2センターの広さに圧巻!
建築中の新棟の外観も10月になり、そろそろ完成型に近づいてきました。当初は中央に位置する3階建ての建物だけでは全くイメージが湧きませんでした。しかし、今では大きな足場は解体され、四方に広がる半円形の居住部分(ユニット)が姿を現し、外から見たユニットの存在感には圧倒されます。私たち職員は、新棟移転が近づいていることを身近に感じながら、移転後の新体制に向けた業務見直しに取り組んでいるところです。
毎日同じ場所から新棟を眺めている入所者から、初めは「あれは何か」と言われておりましたが、建築が進むにつれて、「大きいなあ」「自分があそこに引っ越すのか」「引っ越す準備をしないといけない」と、楽しそうな雰囲気で話されるようになりました。これから内装や庭がどのようになるのか、また、入所者はどのようなお部屋にしたいと考えているのか、完成するその日まで入所者と語らいながら、過ごしていきたいと思います。
新2センターモデルルーム展覧会(許田不動産)
新第2センターの建物ができつつある梅雨の時期、外出できない中で、何か新たな取り組みはできないかと考え、介護員より提案のあったモデルルームを作成しました。元建築業に携わっていた介護員が設計図の間取りや寸法を測り、広さをイメージできるように工夫して作成しました。また、段ボール箱で洗面所やコンロ、冷蔵庫、食器棚などを作成し、日常生活をイメージできるようにしました。
モデルルームに、入所者を1 ~ 2
名ずつ案内し、室内の空間を体感してもらいました。入所者は、新第2
センターのイメージができたようで、「キッチンがこのくらいの大きさなら、今の自分の冷蔵庫は大きいから入らないね」「このくらいの収納スペースだと荷物が入らないから荷物も整理しないといけないね」など、具体的な荷物の整理や準備をしていこうと言う声が聞かれました。入所者、職員で新第2
センターへの引っ越しを楽しみにしています。
新2センターモデルルーム展覧会(許田不動産)
新第2センターの建物ができつつある梅雨の時期、外出できない中で、何か新たな取り組みはできないかと考え、介護員より提案のあったモデルルームを作成しました。元建築業に携わっていた介護員が設計図の間取りや寸法を測り、広さをイメージできるように工夫して作成しました。また、段ボール箱で洗面所やコンロ、冷蔵庫、食器棚などを作成し、日常生活をイメージできるようにしました。
モデルルームに、入所者を1 ~ 2
名ずつ案内し、室内の空間を体感してもらいました。入所者は、新第2
センターのイメージができたようで、「キッチンがこのくらいの大きさなら、今の自分の冷蔵庫は大きいから入らないね」「このくらいの収納スペースだと荷物が入らないから荷物も整理しないといけないね」など、具体的な荷物の整理や準備をしていこうと言う声が聞かれました。入所者、職員で新第2
センターへの引っ越しを楽しみにしています。
「第1センター・新第2センターの命名募集」をしました
新第2センターでのより豊かな生活を提供するために、当園では毎月第3木曜日に多職種を交えての会議があります。その会議の中で、園長先生より「1センター・2センターという呼び名ではなく、なじみがあり、未来に開かれた明るいイメージの呼び名がないかなぁ」と発案がありました。
そこで、第1
センター・新第2センターがパートナーのようにイメージできるような、明るいネーミングを募集したところ、区長の平得壮市様、喜屋武正男様より素敵な名前をいただきましたのでご紹介させていただきます。
第2
センターの区長の平得壮市様は、常に入所者や職員のことを思い考え責任感も強く、行動力もある方です。自分の思いをユーモアたっぷりの詩に乗せて、短歌を作成されたり、職員への励ましのお手紙も書かれます。その平得壮市様より「わかさ&みやらび」、「東雲&夕ばえ」、「でいご&ゆうな」、「平成&令和」、「かりゆし&ゆがふ」、「渚&寿」、「ひるぎ&白鷺」、「サンサンC(センター)沖縄(うるま)&サンサンC(せんたー)琉球」と素敵な名前をいただきました。
喜屋武正男様は、自然の美しさの魅力や感動のイメージを大事にされ、油絵を日々描かれています。作品の一つ一つに、夢や希望が満ちあふれています。職員も喜屋武正男様の作品に魅力を感じパワーをもらっています。その喜屋武正男様より「うるま区&しののめ区」と名前があがりました。うるま区のうるまは「うるおいがあって、豊かであること」を意味し、しののめ区のしののめは「人間の1日の始まり、朝明け(日差し)」を意味すると話されていました。
2
センター職員からはお二人の足下にも及びませんが「愛(まな)chan
&楽(がく)chan」とユーモアある名前があがりました。
平得壮市様、喜屋武正男様、感動的な素敵な命名ありがとうございます。新第2センターの名前を考えながら、引っ越しする日を皆で楽しみにしています。
あこうの木みんなでつくる新第2センター
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▲新第 2センター立体模型図
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▲おばぁーの部屋はどこがいいかね?
あこうの木の下から新第2センター建設を見学しよう!
~みんなで見守る新第2
センター~
新第2センターの建設が、令和5年度の完成を目指し、現在、順調に工事が進んでいます。
入所者の皆様からは、「工事現場の近くは休める場所がないから、廊下の手すりにもたれながら毎日見ているよ」と、窓越しに建設現場を眺める様子が見られました。
ある日、フェンスにもたれかかり建設現場を眺める入所者の姿を見ていた第2センターの職員から「入所者の皆様が、安全にゆっくりと建設現場がみられる場所があると良いね」という提案があ
りました。その際、昨年野村園長発案の“あこうの木計画”を思い出し、改めて“あこうの木の下
にベンチを設置する計画”を企画しました。入所者と職員の思いを野村園長に伝え、快諾して頂き、
直ぐにあこうの木の下にベンチとテーブルを設置しました。
その後、あこうの木の下に入所者を案内すると「今までは第2センターの窓やフェンス越しに工
事現場を眺めていたけど、これからは安心してゆっくり見学できるね」と嬉しい反応がありました。
笑顔でベンチに座る入所者を見て、“これからも入所者の笑顔のためにがんばろう”と、新たな決意
を胸に、入所者の皆様が安心して療養できる環境作りを目指し、第2センターの業務改善に取り組
んでいきたいと思います。
あこうの木みんなでつくる新第2センター
my桜と一緒にお引っ越し♪
皆さん、愛楽園で「my桜計画」と称し、入所者の方が満100歳になったお祝いに、桜の木を「my桜」として選ぶことのできるイベントがあることをご存じですか?
「my桜」は、入所者の在籍するセンター内にある何本かの桜の木から、気に入った桜の木を入所者の方々で選んでいただき、「my桜」に決定する楽しいイベントです。第2センターには100歳長寿の「my桜」記念樹が4本あります。
第2センターで一番最初に「my桜」を選んだ方は、平成30年に100歳を迎えたA
様でした。電動車椅子で園内の海岸通りを散歩するのが大好きな活発な方で、「私は子供が一人しかいないが、孫、玄孫までたくさんいるんだよ。私は幸せ者だよ」と息子さんの事をよくお話しされており、息子さんとそのご家族一同で定期的に面会され、居室はとても賑やかな雰囲気に包まれていました。
2本目の「my桜」は、現在第2センター最高齢103歳のB様の桜です。B
様は「小さい時の夢は学校の先生になることだったけど、ハンセン病になって入所したから夢を叶えることはできなかった。でも教会の信徒になってキリストの教えを学ぶことができたし楽しい思い出もたくさんありますよ」といつも穏やかに話されています。教会の週報をご自分で読むことは難しいのですが、職員が隣に座り代読すると、いつも熱心に聞いてくださいます。
3本目の「my桜」は、囲碁と晩酌が大好きでお話し好きだったC
様の桜です。愛妻家で、奥様が亡くなった直後はとても落ち込んでいましたが、しばらくすると電動車椅子に乗り、「彼女を探してこようなぁ」と笑顔で散歩に出掛けるほど回復され、女性職員にラブコールを送るなど、お茶目なC様でした。
そして・・・、令和3年2月に4本目の「my桜」を選んだ方はD様です。一般区にいた頃はカラオケと農作業が生きがいで、特にD様のトマトはとても甘くて美味しいと評判でした。第2
センターに引っ越してからは農業は卒業し、毎週のカラオケを楽しみにご夫婦で参加されていました。最近カラオケは参加されていないのですが、いつかまた男らしい張りのある大きな声で「十八番の“柳ヶ瀬ブルース”
を聞きたいな」と、職員一同願っています。
今回ご紹介した100歳記念の4本の「my桜」は、入所者の皆様と一緒に新第2センターへお引っ越しします。引っ越し後の桜の季節には、満開の4本の桜の木の下で、入所者の皆さんと共に、「引っ越しお祝い」と「my
桜」植樹祭の開催を企画検討中です。
植樹祭開催のあかつきには、皆様のご参加をお待ちしています♪
- 百歳記念樹
新第2センター建設予定地の磁気探査終了
新第2センターの建設にあたり、建設予定地の磁気探査が行われていましたが10月1日に全ての確認探査が終了しました。
沖縄は、先の大戦で激戦の場となり、現在でも多数の不発弾が埋没しており、工事などで地盤を掘削する場合に不発弾による事故が起きないように、事前に磁気探査を行い安全を確かめるものです。
当園の新第2センター建設予定地の磁気探査は、令和3年4月中旬から開始され水平探査において約300
箇所の磁気反応がある異常点が確認され、5月26
日に異常点No139
より不発弾が発見されました。自衛隊の鑑定により、この不発弾は米国製50kg爆弾であるとのことで、爆弾の両側に信管があり爆発の恐れがあるため回収撤去できなく、発見現場で信管撤去の安全化処理を行わなければなないと言うことでした。その後、不発弾処理に向けた関係機関との協議調整を経て、約2ケ月後の7月29日に陸上自衛隊第101
不発弾処理隊による不発弾処理が行われ、信管離脱の安全化処理後に回収撤去されました。
不発弾処理が終了し8月2日から磁気探査を再開しましたが、確認探査も残り6箇所となった10
月1日に2個目の不発弾が発見されました。自衛隊不発弾処理隊の鑑定により米国製5インチロケット弾とのことで、爆発の恐れはあるもののその場で回収撤去処理がなされました。
不発弾の処理により約2ヶ月間磁気探査が中断しましたが、無事に事故も無く磁気探査が終了しましたので報告いたします。また、本格的な着工に際し、工事の順調な進捗と安全を祈願する起工式を10
月8日に執り行いました。今後、工事を進めるにあたり皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
- 不発弾1 ・米国製50kg 爆弾(R3.5.26)
- 安全化後の不発弾1(R3.7.29)
- 不発弾1の回収(R3.7.29)
- 不発弾2 ・米国製 5 インチ弾(R3.10.1)
- 起工式鍬入れの儀(R3.10.8)
新第2センターへの希望
~未来への架け橋~
令和3年5月現在、新第2センターの建設工事は順調に進んでおり、更地となった建設予定地では、金属探知機を用いた地底検査がスタートしました。そんな最中、建設予定地から不発弾が発見されるという驚きのニュースが飛び込んできました!(現在の第2 センター4寮から数メートルという近距離!!)
沖縄で生まれ40年以上暮らしている私ですが、間近で不発弾が埋まっている場所を見たのは生まれて初めての経験でした。驚きと同時に、歴史の教科書や祖父母から語り継がれた話でしか“ 戦争”を知らないため、沖縄は本当に地上戦のあった島なのだとリアルに実感しました。この不発弾発見がきっかけとなり、先日とある入所者さんのことをふと思い出しました。
私が愛楽園に就職した当初は、福祉課職員として従事しており、看護部へ配置換えとなった際に配属されたのが、当時の第2 センターでした。その第2センターに、介護の仕事に不慣れな私にとても優しく接してくださる、お話好きなAさんという80歳代の女性がいました。Aさんの居室には、古い大学ノートが何十冊と保管されており、それは昭和20年代から書かれている貴重な日記でした。好奇心旺盛な私は、Aさんに読んでみたいと伝えると「読んで聞かせてくれ」と嬉しそうに返答してくださり、それから私は訪室のたびに日記を読み聞かせ、時には数人の入所者を誘い食堂ホールで朗読会を開催したこともありました。
その日記の内容は、終戦後の愛楽園が目に浮かぶような事象が詳細に記録されていました。覚えている内容をご紹介すると、「今日は共同トイレの掃除担当だった。トイレが外にあるから夜のトイレ掃除は怖い」「テレビを持っているBさんの部屋に夕食を持ち寄って、みんなでプロレス観戦した」「今夜は公会堂で映写会があるから早めに夕食を済ませゴザを持って出掛けた。映画は楽しかった」「今年はハエが異常なくらいに大量発生している」などのクスッと笑ってしまうようなエピソードの中に、当時の愛楽園の風景が目の前に広がる印象で、Aさんの日記はとても貴重だなと感じたことが、今でも忘れられません。
名護市済井出のこの場所に、国の施設として「終の住処」が建設され、時代の流れと共に何度も解体と再建を繰り返されています・・・
多くの入所者の人生、物語をこの土地は見てきたのでしょう。そしてまた2
年後の令和5 年に新しい第2
センターが完成します。「その新棟が過去から未来への架け橋となりますように。そして私達職員で、Aさんの日記に描かれていたような心豊かな日常を送れるように全力で入所者の皆様の生活をサポートしていきたい!」と、建設予定地を眺めながら、心の中で決意を固めたのでした。
がんばるぞ~ (^o^)/
新第2センターの建設が、令和5年1月吉日の完成を目指し、令和2年12月よりスタートし ました。新2センターは、「安全で快適な療養環境の提供」のため、第1センターと同様、ユニッ トケアが導入されます。現在の第2センターに課せられた課題は、完成までの2年間で、入所者 の方々が安全に暮らせる環境を整えるために “ 何をどう取り組むべきか ” を熟考し、計画的に取 り組む事です。また、ユニットケア導入に向けて、一部機能別看護・介護体制を見直し、看護・ 介護の更なる連携強化が求められると考えています。
新第2センターの建設にあたり、野村園長先生は “ みんなでつくる新第2センター ” という素 敵なキャッチフレーズを命名してくださいました。沖縄愛楽園の一員として、第2センターの職 員や入所者だけでなく、他のセンターや多職種の職員、入所者も一丸となって新第2センターを つくっていこう!という想いが込められています。
新第2センターという建物が完成した後、入所者の方々が安全に移転され、安心して暮らせる 環境を創るためには、新第2センター職員だけでなく、庶務課・会計課のご協力や、他のセンター 職員の皆様、入所者の皆様の支援が必要となります。これから新第2センター完成に向けて、チー ム愛楽園一丸となって取り組んでいきましょう。よろしくお願い致します。
取り壊される旧住吉区の様子
- 令和 3 年 1 月 25 日撮影
- 令和 3 年 2 月 18 日撮影
- 令和 3 年 3 月 5 日撮影
- 令和3年3月 25 日撮影
「みんなでつくる新第2センター」の整備は、ようやく設計図が完成し、今後は工事開始に向けて準備を進めることになりました。
さて、どんな建物になるのでしょう?設計の概要をご紹介します!
(概要)
◇建物は鉄筋コンクリート造の3階建て、建設面積は3576㎡
◇建物の主要部分は、入所者の生活の場やスタッフステーションがある1階
■特に配慮のポイントは、誰もが「こころ豊かに毎日を過ごせる」施設づくり
- ○入居者の一人一人に、居住に近い空間の提供
- ・個室タイプのプライバシーを考慮
- ・管理棟とユニット個室を緩やかにつなぐ廊下兼リビング機能の共用ホール
- ・開放感にあふれ、明るく快適な空間をつくりだす光庭
- ○単純明快でわかりやすい平面計画
- ・見守りやすく、連携のとりやすい共用ホール
- ・スタッフステーションを中心に配置
『みんなでつくる新第2センター』と言ったら・・・
今から 3 年前のことです。「沖縄愛楽園最後の建物は、みんなで楽しみながら 作りたい。」そんな思いから、職員みんなの前で思いきって言ってみました。案の 定、その場の反応は「ん?」、シラーッとした雰囲気に私は汗がタラーッと・・・。 入所者の皆さんの前でも頑張って「えいっ!」と話してみました。まさかの「ス ルー?!」・・・、反応無しか~。孤立無援の気持ちを抱きつつもめげずに言い続 けてきました。「みんなでつくる新第2センター」
今から 3 年前のことです。「沖縄愛楽園最後の建物は、みんなで楽しみながら 作りたい。」そんな思いから、職員みんなの前で思いきって言ってみました。案の 定、その場の反応は「ん?」、シラーッとした雰囲気に私は汗がタラーッと・・・。 入所者の皆さんの前でも頑張って「えいっ!」と話してみました。まさかの「ス ルー?!」・・・、反応無しか~。孤立無援の気持ちを抱きつつもめげずに言い続 けてきました。「みんなでつくる新第2センター」