ライフサポート
ライフサポートとは
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平成20年(2008)当時、沖縄愛楽園はすでに超高齢社会となっていました。
入居者が次々と死を迎える中、「看取り」について、みんなで一緒に考え始めました。
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「死」を語ることが困難な時代、入所者から厳しい反応がありました。
「私たちに早く死ねと言っているのか!」
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第11代園長・名誉園長
山内和雄 -
入居者と職員が共に悩み、経験を積み重ね、3年の月日が経ったある日、山内名誉園長はこう言いました。
「これからはライフサポートだ!」
死ぬ瞬間に焦点を当てるのではなく、日々の暮らしをもっと見つめ直そう!「こころ豊かに生きるための支援」
ライフサポートが始まりました。
カジマヤーの祝福と夫婦の絆
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沖縄の祝いの踊りかぎやで風
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みんなで踊って祝いました
カジマヤーとは沖縄の伝統的な行事で満96歳(かぞえ97 歳)の長寿を祝う大切なイベントです。今年は5 年ぶりにほとんど制限のない式典が開催されました。
入所者のA様は、昨年ひとあし先にカジマヤーを迎えた奥様と共に式典に参加されました。ご夫婦でカジマヤーを迎えることは沖縄でもとても貴重なことです。華やかな衣装に身を包んだお互いの姿に照れくさそうに笑い合いながら、周囲の祝福の声に耳を傾けていました。その姿は愛情と絆を感じさせ、私たち職員にとっても心温まる瞬間でした。会場には色とりどりの飾り付けが施され、参加者の皆様は和やかな雰囲気の中で職員による沖縄の伝統的な踊りや芝居などの余興を楽しみました。式典を終えると、A様は目をキラキラと輝かせながら「とても楽しかった、次は夫婦で100歳だな」と笑顔を見せてくださいました。これからも夫婦仲むつまじく健康で幸せな日々を過ごせるようサポートしていきたいと思います。
ペタンク大会 2連覇達成!!--
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参加者全員で大会を楽しむ様子
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皆で記念写真!来年も元気で合いましょう
10月10日、第5回園内ペタンク大会が開催されました。かなさんやーは6チームを編成し、2連覇を目標に団結式を行いました。いざ公会堂へ出陣!! 試合会場は各チームはもちろん、愛楽園で一丸となって大会を盛り上げて楽しんでいる雰囲気に感動しました。
なんとか勝ち進んだかなさんやーのチヌマンチームのMさんNさんは決勝でも集中し一球入魂。その姿に応援する側も力が入るほど緊張感が伝わってきました。そして念願だった2連覇達成!!MさんがNさんの所へ歩みより握手をし、お互いに勝利を喜ぶ姿がとても印象深く感動的でした。入所者のいきいきとした表情、そんな表情が少しでも増えるよう日々努めていきたいと強く感じた一日となりました。
令和6年度 ☆上半期誕生会☆
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誕生日おめでとうございます
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大きなケーキ!おいしそう
令和6年度の上半期の誕生会が、7/11(木) に開催されました。誕生会直前に、園内でコロナ感染者が増加し中止になるかと思われましたが、無事に多目的ホールに入所者が集まる事ができ、みんなでお祝いすることができました。
受け持ち看護師・介護員よりのお祝いのビデオメッセージを流し、バースデーケーキを食べながら楽しんで頂きました。職員によるクイズやゲームでは、声を出してクイズに答えたりするなど、入所者と職員が共に楽しい時間を過ごすことができました。入所者から「とても楽しかったよ~」と喜んで頂き、曲に合わせて手拍子される姿が見られとても嬉しく思いました。12月予定の下半期誕生会はもっと喜んでもらえるよう企画したいと思います。
今年から8 月は映画月間!
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映画上映会案内ポスター
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映画館の様な雰囲気の中、映画を楽しむ入所者
今年で7回目となる「映画上映会」。毎年入所者から多数のリクエストがある中、どの映画を上映するか悩んでいました。そこで今年から8月を映画月間と称し、毎週違う映画を上映して入所者の皆様に沢山楽しんで頂くことにしました。今年は8月7日「銀座の恋の物語」、8 月21 日「ジュラシック・パーク」、8 月28 日「最高の人生の見つけ方」の3 作を上映し、延べ83 名の入所者の方に来場して頂きました。若き頃の石原裕次郎や浅丘ルリ子、歳を重ねても素敵な吉永小百合、新旧時代をとり混ぜて上映し、初めてのSFパニックアクション「ジュラシック・パーク」は、恐竜に驚いて心臓に悪くないかと入所者の反応にドキドキ(笑)。アンケート結果では「若いもんが観るようなものと思っていたけど、おもしろいな~」など、楽しんで頂けたんだと安堵しました。来年も映画館さながらの雰囲気で、入所者の希望する映画を1本でも多く提供できるよう取り組んでいきたいと思います。
待ちに待った故郷訪問 皆様のおかげ
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故郷への思いを胸に
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自作の短歌をプレゼント
故郷訪問が9月10日に実現できました。およそ2年ぶりの訪問では、区長さん、妹さんから送られてくるカレンダーのお礼に短歌の掛け軸と丸ボーロを持参し、お渡しする事ができました。前夜は眠れなかったとのことで、車内にて30 分間に~ぶい(ウトウト)。目を覚ますと目を輝かせ「ここはどこ」「あなた達はどこから来るの」「故郷はこんなに遠いと思わなかった」等、久しぶりの訪問に気分も高まって話しがとまりませんでした。故郷へ到着すると区長さん、妹さん、友人、地域の方々が懐かしさで涙ぐみながら迎えてくれました。その後妹宅へ、楽しみにしていたゴーヤーうぶさーを「自分で食べる」と味わいながら、全て平らげていました。家族は本人の元気な姿にとても喜ばれていました。また、Aさんのしっかりした人柄、物事への拘りは以前からだと話されました。本人もこれまで周りの人達に恵まれていた事、自分がいつも良い環境の中にいた事を再々話されていました。帰りの道中では「同じ人でもしばらく見ないと変わったね~」「妹のだんなも誰かわからなかったよ~」「元気なうちに帰れたからよかったありがとうね」と感謝の言葉を述べられました。
家族の皆様、自治会の皆様、関わって下さった皆様に感謝申し上げます。本人の希望を叶える事ができ、これからも生きる活力に繋がると考えました。
令和6年度 秋祭り
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職員によるトランペット演奏
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お楽しみ福引当たりますように!に!
朝夕の空の色や肌に触れる風に、どことなく季節の移り変わりを感じる頃、今回で3回目となる「秋まつり」を、10月3日に愛楽園多目的広場にて開催しました♪今年は園外より屋我地地区5 区長、高司祭を来賓としてお招きし、また多くの入所者家族をご招待でき、まつり開始前から会場が賑わいをみせていました。
トランペット演奏から始まり、途中から大雨が降りだした頃、カラオケの曲で「あんときゃどしゃ降り」が流れ会場に笑い声があふれました。
天候の回復が見込めず、途中まつりの中止をお伝えした時には、MCの計らいで、飛び入りゲストに入所者を招き、一曲歌った時間は会場中が一体となり大盛り上がりを見せました。
まつり最後は雨の中、大空に打ち上がる花火、いつも目にする花火とは違う雰囲気で「雨の中でも花火は美しい」と再認識する体験となりました。
悪天候の中、まつりにご協力頂きました関係者のみなさまありがとうございました。
道ジュネー 2024 夏!!
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躍動感あふれる踊りを披露するエイサー隊
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最高の笑顔で記念撮影
今年の旧盆は8月16日ウンケーの日に、先祖供養と入所者さんが猛暑に負けず健康で過ごせますようにとの思いを込め,有志によるエイサー隊が各センターを回りました。新人1 名と看護部長が参加、総勢15 名、天候の関係もあり今年は室内でのエイサーとなりました。昨年とは違い室内で行われた事により響き渡る太鼓の音とフェーシや指笛、至近距離での入所者さんの満面の笑顔と拍手喝采に疲れを感じることなく無事演舞することができました。会場にはたくさんのご先祖様が来園されていたとかいないとか…
協力していただいたライフサポート推進室、福祉課職員の皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
回想、頭の体操(認知症の予防)を
うむさんやー(第2センター)で実施しました
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B円が使われていた頃の思い出は?
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古い写真を見ながら昔話に花を咲かせる
回想法とは昔の懐かしい写真や音楽、馴染み深い品々など使用しながら、昔の思い出を語り合う心理療法で、心理面の安定を図ることができるといわれております。また、コグニサイズは考えながら行う体操で、認知症予防につながります。園内りっかりっかサポートチーム会議の取り組みの一環で、7月10日、うむさんやー(第2センター)の1ユニットホールにて、入所者の皆さんと回想法やコグニサイズをして楽しみました。入所者の皆さんは、初めてのことに対して興味をもたれ、昔の沖縄の風景や、日用品の写真を見て、懐かしみ、コグニサイズでは、うまく出来たりできなかったと、笑顔で、語り合い、楽しく過ごされておりました。今後も、入所者が楽しく過ごせるよう支援することに努めて参ります。
ソフトバレー大会
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白熱した展開に目が離せません
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応援こそ最大の武器です
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勝っても負けても最後はみんなで笑顔!
6月13日に第16回園長杯ソフトバレー大会が開催されました。私は入職し4ヶ月ですが応援団として初参加しました。今大会は入所者チームと職員チームの計12チームが優勝目指して対戦しました。試合前は和やかな雰囲気で軽いウォーミングアップを行いました。そして、試合開始のホイッスルの響きと共に試合に集中した選手の面々には緊張感があり、自分までドキドキしました。日頃の練習の成果を存分に発揮し、大激戦の末にうむさんやースカイチームの優勝で幕を閉じました。「来年も楽しい応援を続けて欲しい」「みんなの応援があったから勝てた」など、入所者からの嬉しい声もあり、今後も様々な行事を盛り上げていけるように頑張りたいと思います。
4年ぶりの合同浜下り!!
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三線ちょーでーずと愉快な仲間たち
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見事な琉舞を披露する職員
4月11日(旧暦の3月3日)、恒例の浜下りがコロナ禍を経て4年ぶりに合同で行われました。
前日まで続いた雨が上がり、浅瀬が広がる晴天の海辺を背景にテントが設置され、入所者、職員が一体となり、「スタンバイOK !」の合図!!
「さんぐゎちみっちゃー」の歌声と三味線が響きわたり、伝統舞踊で始まったイベントは、新任者の尻相撲で盛り上がり、入所者と新任職員の顔合わせの場となりました。初めての司会を任され、本番まで緊張していましたが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
入所者の笑顔が私の喜びとなり、この貴重な経験をこれからの私の励みとし、今後も園の推進するライフサポートを“ チーム愛楽園” の一員として務めていきたいと思います。
元気に泳いだ鯉のぼり
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廃材の浮きを再利用したオリジナルこいのぼり
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鯉釣りゲーム
4月22日から5月9日まで、5月の風物詩である鯉のぼりを各部署に作成してもらい、カフーウナー(ライフサポート推進室通り)に掲揚しました。期間中、入所者の散歩コースとしてだけでなく、鯉釣りゲームや鯉のぼり作成などのイベントを企画し、入所者、職員の皆様に楽しんで頂くことができました。特に今年のイベントでは、入所者が、海岸から集めてきた廃材の漁業用浮きを再利用した鯉のぼりを作成しました。作成後は記念撮影で“ パチリ! ” 皆さん最高の笑顔が見られました。その後、カフーウナー(ライフサポート推進室通り)に掲揚し、たくさんの色鮮やかな鯉のぼりで装飾されました。また、鯉のぼり祭り特別企画として大判蛇腹カメラ撮影体験を行いました。これは、プロカメラマンによる昔の方法での撮影で、複製できない世界で一枚だけの記念写真となりました。
今年の鯉のぼり祭りも大盛況に終えることができ皆様のご協力に感謝いたします。
青空そば会
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美味しい沖縄そばうさがみそーれー(召し上がれ)♪
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次は、何そばを食べようかね?
5月30日梅雨の最中、うむさんやー中庭で青空そば会を開催しました。中庭に続く廊下の入口には、「沖縄そば うむさんやぁ」の看板も掲げ、青空の下にはパラソルやテントを設置しました。アチコーコ-(熱々)沖縄そばを職員が配膳すると、自然にみんなが笑顔になり、「同じそばでも、お家で一人で食べるよりこうしてみんなで食べると美味しいね」「そば屋に来たみたいだね」などの声も聞かれ、汗だくで準備を行っていた職員の顔にも笑顔がみられました。
また、料理上手な入所者Aさんの協力で、サーターアンダギーを食後のおやつに振る舞うことができました。「お腹いっぱいで、今は食べれないけど持っていこうね」「アチコーコーは美味しいさー」「甘いのは別腹だねー」とぺろりと完食していました。入所者の笑顔が私たち職員のエネルギーです。これからも、入所者の皆さんが楽しく過ごせる時間を精一杯サポートしていきたいと思います。
自治会創立80周年記念カラオケ発表会
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琴を披露する小底自治会長と愉快な仲間たち
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熱唱する城本事務部長
5月31日に自治会創立80周年記念カラオケ発表会が公会堂で行われました。
私にとっては初めての自治会主催イベントで、右も左も分からない状況のなか準備を進め、カラオケ発表会当日を迎えました。当日は小底自治会長の琴、佐々木福祉班長のフルート、ライフサポート推進室職員による斉唱「愛楽園歌」の演奏にはじまり、19組のカラオケ発表が行われました。カラオケを歌った入所者、職員が生き生きと歌っていたこと、司会進行を引きうけてくれた、城間さん、久場さんのスムーズな進行の甲斐あって、滞りなく発表会が行われたことにほっとしています。カラオケ発表会に参加した皆様おつかれさまでした。
OGの皆様を招待してちむがなさ会を開催しました
私達の看護の原点
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昔話に会話がはずむ
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参加されたOGの方々との記念撮影
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カフェガーデン
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記念植栽
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ちむがなさ会の記念撮影
OG会の皆さんの声を集めました。
・退職して2年ぶりの再会、今日という日を指折り数えていました。
(ワクワク、ドキドキ、胸(チム)ドンドンしたさー)
・交流会で久しぶりに入所者とふれあい、ゆんたくでき楽しかった。(三線、カラオケ、踊り、植樹祭)
・以前、鹿児島の療養所で交流があった入所者との久しぶりの面会(T氏98才、現在は認知症で当園 在住)で私の手を強く握って「又、いっしょに鹿児島へ行こうね。」と笑顔で話され、おもわずうなずき「行こうね」と答え、胸が熱くなりました。
・2年ぶりの再開でしたがコロナ禍で入所者と面会できず、寂しかったせいか入所者の顔に深く刻まれたシワは、それ以上の長い月日を物語っていました。
・「あーやっぱり、ここが私達の看護の原点なんだ、なつかしいわが家に帰ってきたようで思わず『涙(なだ)そうそう』これまで沢山の入所者、職員に支えられて私達は育てられたんだ」と。
本当にありがとうございます。今度は私達が皆様へ恩返しをする番です。
やくとう.うんぬー日まで、がんじゅうしみ、そーち待ちみそーりょ、約束やいびんどー
・今回、皆様、多忙の中、私達の為に手厚くおもてなしを頂き、大変感謝です。
次回の交流会も首を長―く待ってます。
皆さん、こんにちは平川です。 私は愛楽園を定年退職して、はや18年近くになります。
6月20日入所者の皆さんとお会いでき、若い2人の三味線で唄ったり踊ったりユンタクもできて本当に嬉しかったです。
そして広々とした新しいセンターも案内してもらい、すばらしすぎてびっくりしました。今回参加できなかった方には話す予定でいます。
前日の大雨がうそのように当日は太陽キラキラで私達を迎えているようでした。
職員の皆さん忙しい所、もてなし本当にありがとうございました。
鯉カフェ オープン!
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カフェでほっと一息
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配達します♪
今年も鯉のぼりの季節に鯉カフェをオープン!
テラスを優雅に泳ぐ鯉のぼりを眺めながら入所者自慢の40 年使い込んだ大きな鍋にてオリジナルレシピ「サーターアンダギー」を栄養班職員へ伝授。揚げたてのサーターアンダギーの香りに包まれながらカラフルなドリンクで目でも楽しんでいただけるよう工夫しました。また、園内クイズでは様々なお題に対し大盛り上がり!楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
鯉カフェは甘い香りに包まれ、見て満足、食べて満足、入所者から「楽しかった」「美味しかった」と五感を楽しめたイベントとなり大盛況でした。
第1回園外パークゴルフ!
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園外初ラウンド
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愛楽園のタイガーウッズ
6月18日に第6センター・一般舎の入所者4名に職員3名を合わせた計7名でパークゴルフレクに行ってきました。
初めて行く金武タームゴルフパークは、桜コース9ホール・クバコース9ホールの計18ホールを有しています。金武町の海沿いにあり眺めが良く、芝生は専門業者が管理されているそうで、県内でも高難度で有名なパークゴルフ場です。
今回は梅雨明け前で、残念ながら小雨の中のプレイでしたが、毎日園内のコースをラウンドされている入所者の皆様はとても上手で、アンダープレイされる方もいました。職員の珍プレイに対して愛のある熱血指導を頂きながら笑いの絶えない楽しい時間を過ごす事が出来ました。
昼食を恩納村で海産物料理を頂いた後、帰路のマイクロバス内は成績発表と次回のパークゴルフの計画の話にお酒が進み、大盛り上がりを見せていました。
今後は県内全てのパークゴルフ場を回り、その地域の特産物を頂き、少しのお酒を嗜みながら元気に楽しい時間を過ごしてほしいと願います。私事ではありますが、雨女の汚名返上の為にも次回のラウンドは絶対に晴れてもらいます。(天気の神様お願いします)
かなさんやー(第1センター)上半期合同誕生日会in バイキング
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かぎやで風で幕開け
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楽しい楽しいバイキング!
恒例の上半期合同誕生日会を6月27日に開催しました。職員による余興「かぎやで風」で幕を開け、DVDで13名の誕生者の紹介を行い、職員が心をこめて首飾り型に作ったお菓子のプレゼントを渡すと「ありがとう」と笑顔で喜ばれていました。また、乾杯の音頭では、代表でHさんが「皆さん共に元気で長生きしようね」と挨拶され、大いに盛り上げてくれました。バイキングでは、栄養士よりにぎり寿司、豚骨ラ-メン、うなぎの蒲焼き等、8品のメニューが紹介され、特に「今帰仁牛の焼肉に力を入れた」との事でした。調理師が目の前で今帰仁牛を焼き、ホール内は焼き肉の香りが漂い食欲をそそられました。入所者から「ご馳走沢山あるね、美味しそう」と笑顔が見られました。人気の豚骨ラーメンは「美味しい」と1人で3杯おかわりする入所者の方もおられ、皆さん思い思いにバイキングを楽しまれていました。次回も入所者の皆さんが健康で楽しく誕生会が迎えられるよう、よりいっそう介護を頑張って行こうと思いました。
4 年ぶりのミニスポレク大会は大盛況!
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みんなが見守る玉入れ
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大盛況のうちに終了。お疲れ様でした!
1月18日、お待ちかねの第18 回ミニスポレク大会が開催されました。このところ肌寒い日が続いていましたがこの日は愛楽園の熱気に押されたのか、お天気に恵まれポカポカ陽気のスポレク日和となったのです。今回は入所者・職員混合の赤白チームに分かれて玉入れ・魚釣り・パン取り競争・ソフトバレーの4 競技の総得点を競いました。選手の皆さんは日頃の練習の成果を存分に発揮され、とても“ ミニ” とは思えない大激戦の末に赤組の優勝で幕を閉じました。ミニスポレク大会は長い歴史があるとはいえ4 年ぶりの開催、私自身は初の総合司会ということもあり妙にドキドキしておりましたが、準備・参加いただいた全ての皆様のお陰で大盛況に終わりました。今後も“ いいね~” な企画を皆様とともに作り上げていきたいと思います!
第9回沖縄愛楽園ライフサポートシンポジウムに参加して
~こころ豊かに生きる支援~
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座長の島袋看護部長と山崎事務部長
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発表を聞く来場者
毎年2 月に開催される沖縄愛楽園ライフサポートシンポジウムに、今年は発表者として参加いたしました。「未来へ!光り輝く豊かなライフサポートをめざして」をテーマに入所者の「こころ豊かな人生」を応援するチーム愛楽園の9 つのライフサポートの実践報告と園長の特別講演がありました。今回は生きる意味を見つけるフランクルの創造・体験・態度の3 つの価値、アルフォンスディーケンの3 つの死の側面の回避についても考察し、アップグレードした実践報告となりました。
各部門からはそれぞれの専門性を活かした入所者への「笑顔を届ける食事」「脳トレ健康カルタ」「顔の見える薬剤師」等、各センターからは「本人・家族参加のケアプラン会議」「緩和ケア」「入所者一人ひとりが主役」「生きがいづくり」のライフサポート実践を報告いたしました。看護部からアドバンス・ケアプランニング支援のできる看護師育成の取り組みについて報告させていただきました。入所者をより深く理解するために、対話し想いを語ってもらい、情報を共有し多職種で協働してライフサポートを実現する、そのプロセスと意味づけを再度学ぶ事から始めました。そして、看護師長・副看護師長会、教育コース、緩和ケアリンクナースを軸に看護部一丸となって実践力を高め、多職種との連携を強化し協働していきました。その結果、入所者の、「これが生きがいだった」との言葉をいただき、入所者の生き生きとした姿や喜びが、私たち職員の喜びである事を実感致しました。
これからも入所者の「こころ豊かに生きる」をチーム愛楽園でサポートし続けたいと更に強く感じた第9 回ライフサポートシンポジウムとなりました。
ハッピードリームサーカス
~初物尽くしで大満足~
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サーカスの世界へようこそ
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ピエロでほっこり
沖縄県初上陸の【ハッピードリームサーカス】を見たいと要望があり、12 月からサーカス事務局とやり取りを始め、ご厚意でS 席を準備していただきました。当日は天気が心配でしたが、快晴で少し暑いくらいのとてもいい天気になりました。会場に到着してテントに入るとそこはもう別世界でした。大迫力のカースタント、見たこともないような大技を繰り出すジャグリング。手に汗握る大車輪や空中ブランコ、演目の合間にはピエロと会場が一体になって笑い、緊張と緩和の連続でした。まるで映画のような世界に皆さん目を大きく開き、拍手喝さい大満足。サーカスの余韻を残しつつフードコートで思い思いに好きなものを食べ、買い物をして皆さん大大大満足な一日を過ごしました。サーカスの演目で1番人気があったのは空中ブランコでした。
DMM かりゆし水族館と道の駅いとまんへバスレク
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なかなか動かないナマケモノ
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昔はよく捕れたさ~
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かわいいチンアナゴたち
令和6年1月25日、入所者4名と職員4名で南部のDMM かりゆし水族館へ行きました。
美ら海水族館とはまた違う雰囲気の水族館に興味をもっていただき、ペンギンやドクターフィッシュ、ナマケモノを楽しそうに眺めていました。愛楽園近くの海で見ることができる魚を発見すると、「昔はこの魚よく捕ってたよ。生でも、揚げても美味しい」「でも、まだ小さいな」と昔の様子を振り返りながら、見学することができました。
水族館のあるイーアス豊崎では、たくさんのお店もあり、ずっと欲しかった新しい財布を買うことができた入所者は、帰りの道中ずっと新しい財布のことを話され、帰ってからも嬉しそうに古い物から新しい財布へ変更する様子が見られました。
お昼は道の駅いとまんに寄り、みんなで食事をすることができ、その後はお土産を買ったり、自身の好きなお魚を探したりして散策することができました。1 人ひとり好きなものを探し、食べ、とても楽しかったと話していただけたバスレクとなりました。
令和5年度文化祭 どれもみんな「いいね!
」
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季節ごと おはな紙アート
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初のこころみ書道
令和6年2月14日と15日の2日間、公会堂にて文化祭が開催されました。2日間で延べ192 名の方が来場し、作品鑑賞と他者との交流を楽しみました。手工芸、陶芸、木工・竹細工、貝殻アート、短歌、俳句、書道、絵画、写真、生け花など、作品内容は実に多彩でした。さらに、入所者の方がライフサポート推進室で製作した『おはな紙アート』が彩りを添え、訪れた方々から「作品にパワーを感じた」「きめ細やかな作品、素晴らしく圧倒された」などの感想が寄せられました。
作品を出展された入所者のなかには、一日に何度も会場に足を運び、周りにいた方に「どうやって作るの?」と、声をかけられ、嬉しそうに説明される姿が見られました。会場には入所者・職員の個性豊かな作品に「いいね!」の声があちらこちらから聞かれたステキな文化祭となりました。
バスレク
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背の低いひまわりが綺麗だね~♪
令和6年2月29日海洋博記念公園へのバスレクへ参加しました。熱帯ドリームセンターでは入所者が楽しみにしていたデイゴの白い花が咲き、きれいなオオゴマダラ(蝶)が入所者の帽子にとまるなど楽しいサプライズがありました。海洋博文化会館のプラネタリウムは時を忘れるほど綺麗な景色で、入所者より「とても綺麗でグソー(天国)に行ったかと思ったよ!行ったことないけどね」と笑いながら冗談を交わし、最後の美ら海水族館では、最前列の特等席で迫力満点の巨大水槽を楽しむことができました。
今回のバスレクでは、綺麗な景色や珍しい草木・熱帯魚を見て喜んでいる入所者の皆さんの姿がとても印象的でした。これからも、入所者さんの楽しみに寄り添ってサポートしていきたいと思います。
上巳(じょうみ)の節句
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琴の音に聞き入る入所者
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お茶を振る舞う小底自治会長
令和6年3月5、6日の2日間うむさんやー(新第2センター)2階多目的ホールのガラス一面に新聞紙とおはながみで作成した桃と桜の木を装飾し、ひなまつりを開催しました。前年度との違いは、本格的なひな人形の展示、職員手作りのカルタゲーム、「うれしいひなまつり」の箏演奏会と演奏体験、自治会長がお茶を点て振る舞うなど、新しい取り組みでひな祭りの雰囲気を味わっていただきました。入所者、職員からは桃と桜の木の装飾に「すごいね。とても雰囲気が出ている」「ひな人形は昔良く飾った懐かしい」「初めて箏に触った、良い音色だね」「自治会長が茶室に着物姿で座っているだけでも素敵」などの声がありました。次年度もバージョンアップで取り組んで行きたいと思います。
ちなみにひなまつりの正式な呼び名は上じょうみ巳の節句といい、平安時代に中国から伝わり日本の伝統文化となったそうです。
つつじ祭りに行ってきました
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最高のお散歩日和
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天ぷら一つ下さい
令和6年3月12日~ 19日の間4回にわたり東村のつつじ祭りへ行ってきました。時折、雨がぱらつく日もありましたが、つつじ園に到着すると雨もあがり、赤・白・ピンクの花の絨毯が辺り一面を彩り、満開のつつじが入所者の皆さんを歓迎してくれました。花見のあとは屋台にて、それぞれが美味しいおやつをほおばり、入所者自らおみやげを買い求めたりと満足げな表情をされてました。入所者T さんは目を輝かせ「今日は最高だった」「来年も是非行きたい」と来年のレクを心待ちに話されていました。これからも入所者の皆さまのスマイルが満開になるよう支援していきたいです。
愉快な仲間たちのオカリナコンサート
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オカリナコンサートの様子
オカリナはその形状から、イタリア語の“ ガチョウ”から派生した外来語で、” 小さなガチョウ” を意味するそうです!なんとも、かわいらしい形とネーミングセンスにほっこり‼演奏が始まるとその音色とハーモニーにさらにほっこり‼音楽にはヒーリング効果があると言われていますが、なんと認知症などの脳障害の回復効果が得られた例もあるとか⁉
わたしの健忘症も治るといいなぁ~と期待しながら、癒しのひとときを過ごしました。みなさんはどうでしたでしょうか☆
かなさんやー(第1 センター)新年会
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初日の出
この一年が幸せでありますように -
初詣参拝 大吉でるかな?
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新年会 職員による幕開け舞踊
令和6年元旦、一年の幸せを祈り、初日の出に向かい入所者の皆さんと手を合わせ、一緒に新年を迎えることができました。
午後に再び集まり初詣と新年会を行いました。会場となった多目的ホールに準備した神社に見立てたお宮と職員の扮する神主、巫女を珍しそうに眺めながら参拝とお祓いをし、年のはじめの運だめしでおみくじを引き、おみくじの大吉に喜んだり、引いたくじに納得できず2回おみくじを引く人がいたりと皆さんそれぞれに初詣を楽しみました。
新年会ではライフサポート推進員の職員と入所者M 様より頂いた正月を飾る言葉を紹介し、新たな年を祝う祝宴の座開きとして、職員と入所者による舞踊「かぎやで風(ふう)」を披露するなど、新年の雰囲気を感じることができました。新年会の締めとなった年頭の挨拶では入所者H 様より「皆さん今年もかなさんやーで健康に楽しく過ごしましょう」と皆の健康を祈願する挨拶があり、よい正月を迎える事が出来ました。
久しぶりのセンターバスレク 糸満平和祈念資料館・ひめゆりの塔
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ひめゆり学徒隊へ献花・黙祷
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糸満名物カマボコを購入~♪
令和5年12月22日、入所者の方から希望のあった糸満市の平和祈念公園・ひめゆりの塔に行ってきました。
糸満市の平和祈念資料館には沖縄戦関係実物資料、写真パネルをはじめ、145 人の沖縄戦体験者証言文、約500 人の証言映像などから沖縄戦の実相を明らかにしていました。
次にひめゆりの塔に移動、防空壕前のひめゆり学徒隊の慰霊碑に黙祷をし、資料館にて生徒達が働いた病院壕のジオラマや生存者の証言映像などを見ることができました。
目を背けたくなるような沖縄戦の実際を見学し、入所者からは「当時5歳だったからあまり覚えてはないけど避難したのは覚えているよ」「また戦争が起こったら怖いね」などの声が聞かれ、改めて平和の大切さや命の尊さについて考えさせられる機会になりました。
お昼は糸満街道の駅に寄り、ラーメンや天丼、煮付け定食にハンバーガー等、それぞれ好みのランチを頂き、名物の糸満カマボコをお土産に帰宅の途につきました。心もお腹も満たされたバスレクとなりました。
第1牧志公設市場周辺とゆいレールを巡る日帰りツアー
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リニューアル後の第1牧志公設市場
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色あざやかな魚とサングラス!?をかけた魚
昨年の12月14日に一般舎の入所者様6名と一緒に第1牧志公設市場周辺とゆいレールを巡る日帰りツアーを楽しんで参りました。
第一牧志公設市場は、長年地元の方や観光客に愛されて来ましたが、昨年の3月に少し場所を移し新装開店しており、入所者様も新たな賑わいの中で彩り豊かな食材を見て廻り、お買い物を楽しまれていました。また、市場周辺の商店街散策の際には、昔の様子や思い出などを職員へお話頂き、職員も一緒になって時の移ろいに思いを馳せました。
ゆいレールは、那覇空港〜てだこ浦西駅までの全区間を乗車し、入所者様からは開業時以来、20年振りに乗車されたことや、ゆいレールから見渡した街並みについてなど、多くの感想を頂きました。
園に戻られてからも、次回はどういう所だったら楽しいかね?ここに行こうか?など入所者様から沢山のご意見が出され、皆様の活気を強く感じることが出来ました。
今後も、入所者の皆様と共にやりたい事を実現できるように取り組んで参りたいと思います。
落語会
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桂歌之助さんによる落語講演
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大勢の参加で落語家の話に聞き入る様子
祈りの家協会主催による70周年記念行事として当園の入所者の皆様に向けた落語会が令和5年11月22日に公会堂で開催され、桂歌之助さんにご講演いただきました。落語と聞くと少し敷居が高くて難しい言葉の綾を理解しないと笑えないと感じておりましたが、まずは初心者でもわかるような簡単な落語の説明があり話に溶けこみやすく親近感を得られました。
そして徐々に、落語家の軽妙で歯切れの良いテンポの口上が続く中、入所者の皆様の笑い声がポツポツと公会堂の会場で沸き起こりました。
また、公会堂で参加出来ない入所者の皆様に対しても12チャンネル放映により各センターで視聴できましたので、一緒に笑いの渦に参加できたことかと思います。
コロナ禍においては、当園の行事も園関係者のみで開催されておりましたが、現在新型コロナウイルス感染症の沈静化に伴い、感染症予防対策を講じてリスクを回避しながらライフサポートの一環として行事を少しずつ拡大している段階です。
一刻も早く従来同様の行事が全再開出来るようにと、心から願うばかりです。
光のメリークリスマスを届ける
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看護部長によるあいさつ
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イルミネーションで飾られたスコアブランド公園
12月はクリスマスイルミネーションが街を彩る季節です。今年も入所者の皆さんが楽しみにしているイルミネーションを飾り付け、12月1日にスコアブランド公園にて点灯式を行いました。
色鮮やかな装飾の一部には「進」という文字がなぞられ設置されました。光の中でそれぞれの「人生」を意味する漢字だと思いました。「今年もピカピカしているね」など、見てくださる入所者の方々の心を癒して、喜びと笑顔を引き出す力を持つ光の数々が幻想的です。
入所者の皆さんが、心穏やかに温かい時間を少しでも過ごしていただければ嬉しいと思い、今年も「光のメリークリスマス」を届けることができました。
第6センター秋の大運動会 〜入所者、職員一緒に楽しみました〜
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椅子取りゲーム!
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負けられない綱引き
「入所者と職員が一緒になって楽しもう」をテーマに、11月30日に「第6センター秋の大運動会」を行いました。身振り手振りのおもしろ選手宣誓で始まり、職員による勝敗がついても手を離さない綱引きや、ケツ圧で圧勝した女王誕生の椅子取りゲーム。その他、入所者の皆様参加のお菓子取り競争や、電動車イス使用者と園長はじめ他職種の方に飛び入り参加していただいた混合リレー等があり、選手も応援者も大笑いの一日でした。
「毎年運動会を行ってほしい」「楽しかった」と入所者様からも喜びの声を頂き、まさにチーム愛楽園として大成功に終わる事が出来ました。運動会の二日後、職員A「朝起きたら何故か背中が痛くて・・・」、職員B「原因はこの前の綱引きじゃないの?」職員A「あ・・(汗)」という会話があり、職員の健康増進への繋がりも期待できる秋の大運動会となりました。
ハロウィン祭りを楽しむ
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何匹釣れるかな?
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幹部のハロウィン仮装パレード
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カフーウナー通りハロウィンバージョン
令和5年10月25日(水)から11月2日(木)の10 日間、カフーウナー(ライフサポート推進通り)にて、4 回目となるハロウィン祭りを開催しました。
今年も、入所者の方々に祭り準備の協力をいただき、職員と共に会話を楽しみながら作品を作成しました。ハロウィンバージョンのおはな紙アートや、毛糸のボンボンと園の海岸に漂着した楕円形の網浮をアレンジしたモンスター等が、カフーウナーをハロウィン気分に盛り上げてくれました。
祭り期間中、カフーウナーの一角に、ボウリングや、ライフサポート推進室自作のお化け釣りゲームのコーナーを設けました。お化け釣りゲームでは、制限時間を過ぎてもカツオの一本釣りのごとくお化けを釣り上げる方、ボウリングでは倒れたピンに歓喜、落胆される方など、入所者の方々の意外な一面を見ることができました。
また、ハロウィン祭りの恒例行事となりつつある、園の幹部による恐怖?の仮装パレードも行われ、職員には恐怖と緊張が走りましたが、仮装パレードの終わりには、入所者、職員、幹部が一堂に会し、笑顔で写真をパチリ!互いのユニークな仮装に笑い合いました。来年のハロウィンも恐怖?とユーモアに溢れた祭りを開催したいと思います。
かなさんやー(第1 センター)ペタンク大会優勝
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熱い戦い
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ペタンク大会のアイドル達
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かなさんやー優勝バンザイ
令和5年10月12日、第4回園内ペタンク大会が公会堂にて開催されました。
会場には各センターや一般舎、職員の24チームが参加し、熱い戦いが繰り広げられました。かなさんやーは7チームを編成し、それぞれのチームが一丸となり優勝を目指して試合会場へいざ出陣。
ペタンクは球を投げ合い目標球に、より近く位置できるかが勝負。全神経を集中させ、球に祈りを込め投球。日頃の練習の成果もあり、ペタンク大会始まって以来、かなさんやーが見事初優勝を成し遂げました。Mさんは、「この勝利は私達の誇りだ」と話され、Hさんは、会場に行けませんでしたが「かなさんやーの優勝を聞いて乾杯したい気分だよー。」と満面の笑みで喜んでいました。来年も優勝をめざして日々練習に励みたいと思います。
会場は選手や応援団、仮装で楽しい雰囲気のなか、全員がひとつになって楽しい時間を過ごすことができました。これからも入所者の笑顔が増えるよう支援していきたいです。
暑い!熱い!道ジュネー!!
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一糸乱れぬ演舞
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暑さに負けない迫力
入所者の皆さん今年も沖縄に暑い夏がやって参りました。沖縄の夏と言えば旧盆。旧盆といえばエイサーですよね。今回各センターにエイサーが踊れる職員、また、踊ってみたい職員を募ったところ、12名の有志が協力してくれました。「入所者・職員が暑い夏に負けず健康で過ごせますように」と暑さに負けない熱い思いを込めて各センターを回りました。
入所者の皆さんからは「チビラシイねぇ(すばらしいね)」「元気もらったさぁ」「今年も見る事が出来て良かった」と喜んでいただきました。入所者の皆さんからは笑顔と拍手喝采!日差しの強いサンセット(夕日)を浴びながらも3 セット演舞することが出来ました。
協力していただいたライフサポート推進室、福祉課職員の皆様ありがとうございました。来年もユタシク ウニゲーサビラ♪(よろしくお願いします)
“ 笑顔の花咲かせよう” 種まきプロジェクト ~第2弾ひまわり編~
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チラシを配布し参加者を募集
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沢山のひまわりが咲くのが楽しみです♪
今年3月よりお花好きの入所者様を対象に、1人1プランターへ種を蒔いて頂くプロジェクトを開始しました。第1弾としてコスモスの種蒔きを行ったところ、沢山の花を咲かせ好評でした。
第2弾として、今回『ひまわり』の種蒔きを企画し、38名の方々が参加しました。
種を蒔いた4日後には、早くも芽を出し日中の散歩コースとして、「早く花が咲くといいな」と自分のプランターに水やりを行い、ひまわりの成長具合を楽しんで頂いています。
開花まで約2ヶ月かかりますが、綺麗な花が咲くことを「まちかんてぃ(心待ちに)」しながら日々を過ごして頂きたいと思います。
”美ら海水族館ナイトアクアリウム2023” ~ジンベイザメに会ってきました~
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イノー(珊瑚がある浅瀬)の生き物観察
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悠々と泳ぐジンベイザメに釘付け
8月7日 “台風6号”の余波が残るなか、“美ら海水族館ナイトアクアリウム2023” が開催され、入所者のKさんとYさんとともに個別レクリエーションに出掛けました。
館内の青い薄暗い空間で、水槽内の光に照らされて悠々と泳ぐ魚たちに、KさんとYさんは不思議そうな表情で見入っていました。特に、ウツボが大きく口を開けているのに驚いた表情を見せるKさん、ジンベイザメやマンタが泳ぐ大水槽に見入るYさんは「素晴らしいですねぇ」と上機嫌で話され、“美ら海水族館ナイトアクアリウム2023” の幻想的な雰囲気に魅了されているのだと感じました。
付き添ったスタッフも癒されるひとときを入所者と一緒に体験し、特別な時間を過ごせたことをとても嬉しく思いました。また、これからも新たな思い出を作り、願いをかなえる機会を作っていきたいです。
サマーファッションショー開催 ―令和5年度上半期誕生会―
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職員によるダンス!?披露
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パリコレならぬナニコレのモデルに採用決定
7月27日、「入所者一人ひとりが主役」をテーマに上半期合同誕生会を行いました。
タンスの肥やしにならぬようにと、日頃着る機会の少ない着物や浴衣、スーツ等、普段とは違った衣装で入所者さんと受持ち職員と共に登場。スポットライトを浴びながらレッドカーペットのランウェイを軽快な音楽に合わせて颯爽と移動する姿は、まるでファッションショーのモデルそのもの。大トリで登場したA様は、なんと恐竜の衣装で登場!恐竜になりきり、周りの観客を笑顔にしていただき盛り上げてくれました。「楽しかったよ」「こういうのも良いね」と感想を頂きました。
また、下半期の誕生会に向けて「今から着ける物を探さないと」と焦りのようにも、お洒落着を着たくてウズウズしているようにもとれるお姿が、とても楽しそうでした。モデルも観客もまさに一人ひとりが主役になれた誕生会は、高評価でウインターファッションショー(誕生会)に早くも期待が高まっています。その中で下半期に誕生日を迎える方の受け持ちの私も、一緒に何を着ようかな?と思いを巡らせながら楽しんでいます。
第2 センター鈴々祭り~
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リンリン♪涼風うきてぃいい気持ち
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みなさん楽しんでますか~?
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みんなで楽しんで思いはひとつに
令和5年8月24日(木)第2センター鈴々祭りを行いました。きっかけは、ライフサポート推進室で、約60年前のモノクロ映像を入所者と職員で視聴したときのことでした。看護学校が開校していた当時の祭りでは、やぐらの周囲で入所者・職員・看護学生が浴衣を着て名護音頭を楽しみ、参加者一人ひとりの表情が輝いていました。
この映像を見た入所者が「あんなだったよね、楽しかったよね」と、懐かしそうに会話していました。楽しそうに会話している入所者をみて、あの時の祭りを復活できたらいいなと思いました。入所者に新たな思い出を色鮮やかに残してもらえたらいいなと思い、当時のお祭りを知っている入所者より聞きながら企画しました。入所者からの情報やモノクロ映像からやぐらの設計図を描き、営繕部にやぐらを設置してもらいました。また、会場の音響は福祉課へ協力を依頼し、屋台の食事は祭りの雰囲気が味わえるように栄養管理室より焼き鶏などを用意してもらいました。
当日、入所者は浴衣を着てお化粧や髪飾りをして華やかに装い祭りに参加してもらいました。お化粧をする際「祭りの日が来るのをとても待ちかんてぃー(待ちわびて)していたよ」と笑顔で話され、とても嬉しそうでした。祭り会場には、リンリンと風鈴の音色が鳴り響き、涼しさを感じさせてくれました。祭りは、区長の挨拶とカラオケで始まり、舞台上では、入所者が次々とのど自慢を披露し、乙女寮出身の三人組が飛び入り参加で会場を盛り上げてくれました。盆踊りでは、やぐら周囲を安里屋ゆんた、名護音頭を口ずさみながら、入所者と職員が一緒に踊りました。
参加した入所者からは笑顔があふれ「とても楽しかった、若い頃に戻ったようだった」との嬉しい言葉が聞かれました。入所者、職員が共に楽しい時間を過ごし、令和の思い出として記憶と映像に残すことができました。これからも、入所者が笑顔になる企画を考えていきたいと思います。
4年ぶり合同上映「野菊の如き君なりき」
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鑑賞会案内ポスター
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鑑賞会風景
コロナ禍後4 年越し、今年で6回目の企画となる「映画鑑賞会」を令和5年8月10日( 金) に、公会堂で開催しました。今回は第2センターの入所者様のリクエスト作品「野菊の如き君なりき」を上映、入所者38名の方が来場し交流を深め楽しまれました。
信州(長野県)の美しい自然を背景に綴られる少年少女のはかない恋。小説「野菊の墓」を初めて映画化した1950年代の大ヒット作品で、「昔懐かしく涙がでた」と、鑑賞後に当時の生活や若かりし頃の友人との思い出話に花を咲かせていました。
放映後のアンケート調査では「映画は娯楽のチャンピオンだから継続して」等の意見があり、次年度のリクエスト希望を多数いただきました。これからも入所者様に喜んでいただけるよう取り組んでいきたいと思います。
10月5日に秋祭りが開催されました。
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秋空に咲く大輪の花火
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職員による琉球舞踊
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大型テレビ当選!バンザーイ!
何度か夏祭りに来たことがあり、名護市の祭りに負けないほどの豪華な花火とお楽しみ福引きを毎年楽しみにしていました。
愛楽園の職員となり2年経ちましたが、新型コロナの流行により行事等が制限されていたため、スタッフとして初めての参加となりました。
以前とは違い会場が小さくさみしいなと感じましたが、いざ祭りが始まると入所者の皆様の元気な歌声に会場は一気に盛り上がり、大きな笑い声が響き、心から楽しんでいる様子が伺えました。
久々に見る大きな花火はとてもきれいで感動しました。お楽しみ福引きでは当選に喜ぶ歓声と落胆の声が入り交じり、祭りの時間はあっという間でした。満足げに帰られる入所者の皆様の顔を見て、参加できて本当に良かったと思いました。
三線ちょーでーず、新メンバーデビュー!
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三線ちょーでーずの息の合った演奏
知っている人は知っている、おなじみ「三線ちょーでーず」。今年4 月に愛楽園に赴任した私ですが、光栄にもこの三線ちょーでーずに新メンバーとして加入し敬老会にてデビューを迎えました。私の担当は三板(さんば)。沖縄版カスタネットといったところでしょうか、三枚の板を鳴らして三線と歌声に華を添えます。三板に触れるのは初めてでしたが、数か月の下積みを経て何とか演奏として形にすることができました。我々の演奏を聴いて少しでも楽しいと感じて下されば、こんなに嬉しいことはありません。音楽っていいものですね。そんな音楽の力で愛楽園中を笑顔にすることができれば幸いです。出張演奏会のオファーお待ちしております!(新メンバー随時募集中)
敬老会を終えて
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きれいに飾られた車で園内をパレード
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敬老会式典の様子
令和5年9月14日に敬老会が行われ、カジマヤーを迎えられたY さん(96歳)の受け持ち介護員として参加させて頂きました。4月よりYさんと話し合った結果、パレード車はYさんが大好きな巨人の優勝パレードに見立てたデザインに決めました。パレード車の花かざりは、入所者とセンター職員で楽しく会話をしながら作製しました。
敬老会当日、華やかな衣装を着たYさんは少し緊張した表情でしたが、県外より来園されたご家族の顔を見て笑顔で嬉しそうでした。巨人カラーで仕上げたパレード車から手を振るYさんとご家族の素敵な笑顔がとても印象的で、見ている私達もとても嬉しい気持ちになりました。これからも皆さんが笑顔で過ごせるように努めていきたいと思います。
「昨日の敵は今日の友」熱闘!園長杯ソフトバレー大会
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開会のあいさつをする野村園長
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入所者VS職員 勝利はどちらに!?
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職員による応援合戦
令和5年6月8日、第15回園長杯ソフトバレー大会が公会堂で行われました。
新型コロナが5類に分類されて初めての園内行事は、100名以内まで入場OK(マスク着用)という形式で執り行われました。
連覇を狙う第2センター、古豪復活を掲げる第6センター、虎視眈々と優勝を目指す一般舎、大番狂わせを狙う第1センター、チームワークに不安あり(汗)の職員チームが顔を揃え、開会式から凄まじい熱気でした。前年度優勝の第2センターからの優勝カップ返還、各センター代表者一人ずつ出ての選手宣誓後、小底自治会長のカウントダウンで試合が開始! 会場に行けない方も楽しめる様、熱戦の模様は園内テレビで生放送されました。優勝する為には4グループに分かれた予選リーグを勝ち抜き、準決勝、決勝と激戦を制しなければなりません。今年の決勝戦はなんと、第6センター同士の対決となりました。15分の鬼激戦の末、見事優勝カップを手にしたのは「ひまわりチーム」でした。第6センターのホールでは祝勝会でビール掛け♪と、まではいかないまでも、手作りくす玉で健闘を称えあいました。私の予報ですが、来年も園長杯ソフトバレー大会が行われる日は、参加者の熱気で愛楽園が真夏日になると思います。
三月三日浜下りぃ~
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浜下り劇の開演を待つ入所者
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体を張って演技する職員
浜下り(はまうり)は、沖縄で旧暦3月3 日に行われる沖縄の伝統行事です。由来は、ある娘が大蛇(アカマタ)に騙され、身を清めるため自ら海に飛び込みますが、助かったとする昔話にあります。
第1 センターでは、毎年“ 浜下り” イベントを砂浜で開催していましたが、今年は、悪天候のため場所をセンター内に移し「浜下り劇」「尻相撲」「スイカ割り」「民謡ショー」を実施しました。職員による浜下り劇では、海水プールに飛び込み、身を清める主人公(娘)のシーンに、入所者の方たちが目を丸くして驚いている姿が印象的でした。また、入所者の方々からは、「浜に行けなくても楽しかった」と、笑顔が溢れており、入所者・職員共に楽しく過ごすことが出来ました。来年は砂浜で浜下りができることを願います。
コロナ禍以来、初めての一般舎レクにて伊江島へ行ってきました!
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会場いっぱいに咲くテッポウユリ
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世界のユリも見どころです
久しぶりの外出レクで気持ちが高まり、向かうバスや船での会話が弾みます♪
色とりどりに開花した百合を鑑賞し、お土産の球根も沢山購入することができました。
少人数と言うこともあり、それぞれ希望の行き先を巡ることができましたが、蒸留所でのアルコール試飲を楽しみしている男性陣が、女性陣の長い買い物に待ちくたびれる等、グループ行動ならではの光景や性格が垣間見れて、それもまた、笑いのネタになりました。
後日、声をかけると「伊江島楽しかった!次はどこ行こう?」「来週はどこに行く?」と楽しんでいただいた声が聞けました。
他部署のメンバーと協働することで、安心安全でより一層賑やかな時間となりました。
ご協力ありがとうございました。
世界のユリも見どころです
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カフーウナーいっぱいの鯉のぼり
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鯉釣りを楽しむ入所者
今年も恒例企画である鯉のぼり祭りを5月8日から11日の4日間開催しました。
カフーウナー(ライフサポート推進室通り)では、チーム愛楽園が作製した個性豊かな手作り鯉のぼりを掲揚し、新たな企画として鯉釣りゲーム、ストラックアウト、もぐらたたきなどのゲームを楽しんで頂けるよう準備しました。各センターの高得点者をサプライズ表彰すると「感激した!」とさらに喜んで頂けました。
鯉釣りゲームでは、大物狙いに挑戦するお菓子付き鯉釣りを楽しむ入所者。ストラックアウトでは腕を振り上げ、ボールを勢い良く投げる元気な入所者。もぐらたたきでは、納得するまで挑戦する真剣な入所者の笑いの絶えない姿に職員も元気になりました。
今後も入所者の皆様が“ 楽しむにはどうしたらよいか“ 内容に工夫を重ねたライフサポートが実施できるように取り組んで行きたいと想います。
フラワーガイドツアー
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ガイドさんの説明を聞く参加者
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ひまわりを楽しみながらゴール!
令和5年5月18日、25日に本部町にある熱帯ドリームセンターで行っていたフラワーガイドツアーへ行きました。梅雨の季節ではありましたが、この日は雨が降らず、きれいなランの花や亜熱帯植物をガイドさんの説明を聞きながら見学することができました。
満開のひまわり畑に作られた迷路があり、そこで迷う人もいたとかいなかったとか・・・?!
花見を楽しんだ後は、スタバでコーヒータイム。おいしそうな食べ物を目の前にして、買い占める人がいたとかいなかったとか・・・?!
「こんなにいっぱいの花を見ることが出来て楽しかった。」「また違うところへ連れて行ってちょうだいね。」と感想を頂きました。
これからも喜んで貰えるようにイベントを企画、開催していきたいと思います。
第1センター上半期誕生会
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がぎやで風を踊る職員
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肉厚なステーキ!美味しそう~
令和5年度上半期誕生会&バイキングを3年越しに、盛大に開催することが出来ました。
幕開けのかぎやで風(お祝いの幕開け演奏)は、入所者A氏を中心に、三線や職員の踊り手達で華やかに開幕しました。誕生者紹介の名前が呼ばれると「はーい」と元気よく手を挙げる方、照れ笑いを見せる方等、笑顔があふれていました。
バイキング料理は、入所者の方々が選択した豪華なメニュー(お寿司・天ぷら・うなぎ・ラーメン等)が並び、ステーキは調理師が目の前で焼いてくれました。入所者の方々から「ご馳走がいっぱい、お美味しいね」と満足した笑顔が見られました。また、いつもは少食の入所者の方もお寿司二人前をぺろりと平らげている姿に職員一同感動しました。
入所者の皆さんの「又、お願いします」との次回開催に期待を寄せる声に、更なる企画の充実にチャレンジしていきたいと思います。
第1センターバイキング
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バイキングの準備を進める職員
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調理者の顔が分かるよう工夫しました
6月15日木曜日、第1センター上半期お誕生日会の昼食はバイキング方式でした。今回、新たな試みとして、手作りチョコレートと焼き肉をしました。入所者の皆様に喜んでもらえると思い挑戦してみました。楽しいお誕生日会にお役にたてたのなら嬉しいです。
初めてのバイキングを経験し不安とワクワク感がありましたが、入所者の皆様を見ていろいろ勉強になりました。この経験を日頃の業務に活かしレベルアップできるように頑張っていきたいです。(山城)
今回初めてバイキングの担当になりました。入所者の皆様がおいしそうに食べているのを見てとても嬉しかったです。今後もさらに入所者の皆様の笑顔を見れる様、おいしい料理を作っていきたいです。(新城)
コロナの為にずっと弁当箱での対応が続いておりましたが、今年ようやくバイキングを行う事ができました。第1センターに出向きバイキング方式で食事を提供するのは入職して初の試みでしたが、入所者の皆様が食事する様子を直接見て、喜んでくれてる事が伝わり嬉しく思いました。これから幾度かバイキングがあると思いますが、入所者の皆様の意見を参考においしい料理を提供できるように調理師一同努力してまいります。(宮城)
日々の業務で盛り付けを担当しておりますが、本日はとても緊張しました。楽しそうに食事をしているのを見て嬉しくなりました。励みになります。(田港)
日々の食事につきましても、安心安全を踏まえ、楽しいお食事となりますようにお届けしたいと思います。
七夕風鈴まつり
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懐かしい友との思い出を喜ぶ
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懐かしい友との思い出を喜ぶ
令和5年7月3日から14日、推進室カフーウナー通りにて七夕風鈴まつりを開催しました。例年通りの笹飾りに加え、今年はペットボトルを活用した手作りの「風鈴」が登場。一般舎の入所者様と一緒に、手書きのアートやイラストを貼り付けるなどそれぞれ工夫してオリジナル風鈴を製作しました。約750個の風鈴で彩られた通りに、訪れる入所者、職員から「素敵だね」「これ全部作ったの、すごいね」と感心、感嘆の声が多く聞かれました。
各センター、各部署から集まった短冊には「こころ豊かに健康で過ごせますように」「毎日を笑顔で過ごせますように」と入所者の皆様へ向けてのメッセージや、「楽しくみんなで引っ越しだ!」と、新第2センター開棟に向けた意気込みなどが多数寄せられました。
また、栄養班とのコラボ企画としてぜんざいの提供も行い、冷たく美味しいぜんざいと風鈴の涼やかな音色に、夏の暑さも吹き飛ぶ企画となりました。
ハンセン病作品展
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友人の作品を見て「次は出展したい」と語る入所者
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職員にハンセン病の事を説明する入所者
令和5年6月29日、県立図書館で開催中の国立ハンセン病療養所入所者作品展へ見学に行きました。図書館に入るといきなり入所者が製作した作品が目に入り入所者からは、「図書館入って直ぐに作品が展示されていて上等だな」「私は、作品出さなかったけど、次は出展したいさぁ」との声が聞かれ次回、作品を作りたいと目標を持つことができました。
ハンセン病の歴史が書かれた写真付きのパネルコーナーでは、当時のことを懐かしそうに話していました。また、昼食では普段食べれない、本格的な中華料理に喜ばれていました。
今回、作品展に参加したことで、作品を作る目標やパネルを見ながら入所者からハンセン病の歴史の話しを聞くことができ、入所者の過去を再認識する事ができました。
第8回ライフサポートシンポジウムに参加して
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野村園長による開会挨拶
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発表の様子
令和5年2月4日に沖縄愛楽園ライフサポートシンポジウムに参加をさせていただきました。今回は特別報告として、“ チーム愛楽園の入所者の望みを叶える活動報告~「よかったね」「よかったよ」「よかったな」~ ” を発表しました。これまでの愛楽園ライフサポートの歩み、現在の緩和ケア活動についてなど、私たちの日々の取り組みを報告することができて、うれしく思います。発表を通して、私たち職員が入所者の方から人生の学びや元気を頂いていることに気づかされました。これからもチーム愛楽園みんなで、「あなたをいつでも、そばで支えていきたい」と思います。
約2年越しに開催する事ができた聖火駅伝&運動会
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東京オリンピック聖火台とほぼ同じ大きさの聖火台
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愛楽園青年部によるエイサー
2020年「オリンピックも日本であるし、ここ愛楽園でも聖火駅伝を間近で見せてあげたいね」という、職員間の何気ない会話からこの企画が始まりました。しかし、計画したもののコロナ感染拡大の為、開催することができず残念な思いでした。あれから2年経ち、2023年1月13日念願だった「聖火駅伝&運動会」を2年越しに開催することができました。
開催日前日まで、寒波や雨天が続き開催できるのかと心配していました。しかし、当日は晴天に恵まれ、久しぶりに温かく最高の運動会日和になりました。故金城雅春自治会長が走る予定であった聖火リレー、綱引きや尻相撲など職員一丸となって競技に取り組み、入所者も応援しながら楽しんでいました。
入所者より「楽しかった、昔を思い出したよ」「また来年もやってね」と嬉しい言葉や、「金城自治会長の事忘れないでいてくれてありがとう」と感謝の言葉も頂きました。入所者が最後まで繋いだ聖火、職員が躍動した運動会、どれもみんなの笑顔がたえない、とても楽しいイベントになりました。
ソフトバレースペシャルマッチ優勝
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頑張るぞ!エイエイオー!
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白熱した試合展開
令和5年1月19日(木)公会堂において初の試みとなる「ソフトバレースペシャルマッチ」大会が開催されました。大会当日の朝、選手並びに応援団の皆さんが多目的ホールに集まり団結式を行いました。応援団長のかけ声で「頑張るぞ!エイエイオー!」と激励し、試合会場へ出発しました。
開会式では、第1センターの代表、M様による力強い選手宣誓が行われ、10時に試合がスタートし、第1センターVS 職員チーム(ドクターモンスターズ)の対戦で白熱した試合を展開しました。前回のソフトバレーとは違い、今回は特別ルールが設けられ、富監督による特別ルールの行使と、日頃の練習の成果を発揮することで、接戦を制し見事優勝を勝ち取りました。入所者様から「来年も健康で参加します」「以前の様に大人数でできたらいいな」「職員が一緒に参加してくれて良かった」と感想をいただき、入所者様と職員の交流ができ楽しい大会になりました。
ミニミニサクラ祭り
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楽しい6センターをアピール
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ミスサクラの女王
2月に入り暖かい日が続き、気持ちよい風が吹く中、第6センター東側にも綺麗なサクラが咲き誇りました。そのサクラを眺めながら令和5年2月9日、ミニミニサクラ祭りを開催しました。
祭りでは昔懐かし、わたアメや抹茶、タコ焼きを味わい、金魚すくいやストラックアウトなど創意工夫したゲームを楽しんでいる入所者の無邪気な笑顔が印象的でした。特設ステージでは、男性職員扮するミスサクラの女王達が第6センターの楽しさをアピールし、大盛況でした。各イベントが終わり、「季節毎に楽しい企画をしていただき、ありがとう」と第6センター区長さんのお言葉をいただきました。これからも入所者をはじめ、職員も一緒に楽しめるイベントを企画、開催していきたいと思います。
~コロナ3年目は愛楽園内で外出気分を楽しもう~
令和4年 コロナ3年目は園内で外出気分を楽しめるよう、看護部と栄養管理室で協力し充実したレクリエーションを提供できましたので取り組んだ内容を一部紹介します。
令和4年度の目標 『できたて提供!調理師出張サービス』が実現出来ました。入所者の皆様ありがとうございました。
令和4年度ヴァージョンアップ文化祭
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会場いっぱいの人と作品
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季節を彩るおはながみアート
令和5年2月14日・15日の2日間、公会堂に於いて感染対策に配慮し、部署毎に見学時間を設定した文化祭が開催されました。
事前の作品募集の声かけに「歳取って何もつくれないよ~」「手が不自由なって難しいさ~」の声や、今年は野菜即売会等がなく寂しい文化祭になるかと不安でした。しかし、前日の会場設営で各部署から運ばれる文芸作品や手芸作品、絵画や木工品等、昨年を越える力作揃いの作品の数々に会場はすぐにいっぱいとなりました。来場された入所者様からは「今日は来て良かった。とても素晴らしかった。来年も作品を作って来たい」と感想を頂きました。
また、職員の趣味や特技を活かした作品に新たに職員家族が作ったコーナーも加えました。ネームプレートに顔写真を入れる事で、入所者様も誰が作ったかすぐに分かり、会話がはずみました。力作を出品して頂きました入所者様のおかげで、昨年度より更にヴァージョンアップした文化祭となりました。
乙女寮同窓会 ~あの日・あの時・あの場所で~
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懐かしい友との思い出を喜ぶ
令和5年3月3日、コロナ禍で延期になっていた乙女寮同窓会が3年越しに開催されました。乙女の皆様がメイクとよそ行きの美し姿で登場、最高齢の100歳のA 様は着物姿で、会場を沸かせていました。式が始まり舞台に懐かしい写真が映し出されると「これ、私」「この人は○○さん」と話が弾み、記念撮影では手をつなぐ方々もいました。17歳で乙女寮に入り、朝から晩まで働く毎日の中で、“ 支え合った仲間との楽しい時間だった”「ありがとう、感謝」「楽しかった」と話され、私達も嬉しく思いました。
乙女寮の皆様にはいつまでもお元気で、こころ豊かな人生を送って頂きたいと思います。これからも皆様の日常に喜びを感じてもらえるような手助けができればと思います。
ペタンク大会に参加して
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各コートに分かれて勝負!
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慎重に狙って!
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判定中!勝者は?
暑さの残る10月13日、公会堂にて野村園長と小底自治会長の挨拶を始まりに、ペタンク大会が開催されました。各センター挙げての応援の中、各センター・一般区・職員から選出されたチームが優勝を目指して赤と青のボールを投げ合う戦いが繰り広げられ、第2 センターのマウントチームの優勝で大会を終えることが出来ました。
練習の成果や、センター皆さんの大きな応援の後押しを受けたことから、第2センター全員の活躍によっての優勝だと思っています。閉会式では看護部長さんより、マウントチームの名前にふさわしく頂点に上りつめたセンターの活躍を称えていただきました。支えてくれる職員がまるで父母のように感じ、童心にかえって大会を楽しむことができ、若返ったような懐かしいような大変嬉しい気持ちになれる1日となりました。楽しい1日をありがとうございました。
秋まつり「ひさしぶりのお祭り大盛況!!」
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綺麗な琉球舞踊「松竹梅鶴亀」
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勇ましい全医労青年部によるエイサー
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夜空を彩った花火
めっきり秋めいた10月20日、多目的広場において自治会主催「秋まつり」を開催しました。 コロナ禍で3年ぶりとなる待ちに待った屋外でのお祭り。心配された前日まで続いた雨が嘘のような秋晴れとなり涼やかな天候のもと行われました。
今回のまつりは、1部と2部に分けた構成にし、少しでもおまつり気分を出すため簡単ですが飲食ブースも設け、北部名物のアイスクリンも提供しました。
1部は入所者を中心としたカラオケ大会、2部は芸能祭と題し職員による沖縄民謡、舞踊、エイサーを披露しました。カラオケ大会では出演者の方が楽しそうだったり、恥ずかしそうだったり、また堂々と歌う様々なお姿を拝見できました。観覧の皆さんは久しぶりの屋外で伸び伸びと応援されていて楽しそうでした。特に沖縄芸能の琉球舞踊は大好評「園の職員はすごい、素晴らしい」という声を多く頂きました。
1部と2部の間には花火を打ち上げ、壮大で綺麗な花火に歓声があがり入所者のお顔もキラキラ輝いて見えました。最後に行われた福引きでは続々と入所者が当選し、抽選発表に一喜一憂する場面があり大盛況に終わる事ができました。
この秋まつりが、入所者の皆様の心の健康の一助となれば幸いです。またこの秋まつりは多くの方々のご協力お力添えを頂き感謝申し上げます。
ハロウィン祭りを楽しむ
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ハロウィン一色カフーウナー通り
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ハロウィン作品展示
10月26日(水) から11月4日(金) の10日間、ライフサポート推進室通り( カフーウナー) にて、3回目となるハロウィン祭りを開催しました。
今年は、よりバージョンアップしバルーンアーチ、提灯、入所者が作成したお花紙顔出しパネル( 写真撮影用) 等、煌びやかに飾り付けた推進室通りを散歩コースとして楽しんで頂きました。
第6 センター入所者によるマリオ電動車椅子仮装パレードでは、散歩コースを颯爽と横切る姿が圧巻でした。また、好評につき今年もアイスクリームやお菓子を提供し「美味しい」と喜んで頂き「楽しかった」「わくわくする」「来年もまたくるね」と笑顔で話される入所者に私たち職員も嬉しくなりました。
次年度のハロウィン祭りも楽しんで頂ける企画にしたいと思います。
ハロウィン仮装パレードに参加して
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パレード前の記念写真ハイポーズ!
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各センターをパレード みんな驚くかな?
今回は照屋副園長の代理としてハロウィン仮装パレードに参加しました。 “仮装” と聞き、顔など様々な部分にペイントでもされるのか、なんて少しドキドキしましたがそんなことはありませんでした。。。
ライフサポート推進室お手製の、カボチャの馬車ならぬ“ カボチャのリヤカー” と一緒に各センターを訪問させていただき、入所者の皆様を楽しませよう(驚かそう)と思っていたのですが、中にはこちらに負けない仮装をされており、逆にパレード隊を楽しませて(驚かせて)いただいたセンターもあり、非常に有意義な時間を過ごさせていただきました。今後も季節に合わせたイベントを入所者の皆様と一緒に楽しんでいけたらと思います。
秋の夕涼み観月会(十五夜あしびー)
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沖縄の伝統 演舞 棒術の披露
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琉球舞踊 加那ヨー披露
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442年ぶりの皆既月食
当センターでは、十五夜あしびーと題し11月8日に秋の夕涼み観月会を企画しました。
442年ぶりの皆既月食と惑星食が重なり、沖縄では赤銅色と呼ばれる珍しい月食をむかえるとあり、観月会ができるように準備を進めてきました。しかし、当日は悪天候となり室内での観月会となりました。
入所者の方たちに喜んでもらえるよう、スタッフが一丸となって守礼の門の舞台を制作しました。沖縄の地域に伝わる棒術、獅子舞、空手演舞、琉球舞踊等、若かりしき頃を思い浮かべながら「まじゅん、いちまでぃん(いっしょに、いつまでも)」を入所者の方たちと一緒に笑い、踊り、楽しい一時を過ごしました。
観月会の最後は、入所者A氏の唄と職員の三線と太鼓に合わせ、指笛が鳴り響く中、皆でカチャーシーを踊りました。入所者の方たちから「最高に楽しい」「昔を思い出した」と喜びの声が聞かれ、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。また今後も入所者の方たちが笑顔になれるレクリェーションの企画を考えて行きたいと思います。
備蓄倉庫2階で海が見えるカフェ
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窓から眺める懐かしい風景(古宇利島)
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手作りロールケーキとカステラ
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古宇利島を眺めながら会話を楽しむ
今年度の新たな企画に向けて、手作りおやつの試作をしていたそんなある日、備蓄倉庫清掃時に同じ建物の2階から見える素晴らしい景色を発見しました。ここで食べるおやつは美味しいだろうなぁと思い、4月頃から具体的に企画内容を栄養士と話し合いました。
栄養管理室主催でセンター以外の場所でのレクレーションを企画するのは初めてで、職員や入所者様への相談を重ね、ようやく11月に、第1回『海が見えるカフェ』を開催することができました。南国調に飾った部屋に入所者様が訪れてくれ、手作りおやつを嬉しそうに召し上がる姿を見たとき、企画を頑張って良かった!と思える瞬間でした。入所者様は、海や裏のグランドを眺めながら懐かしい話で盛り上がり、楽しんでいただけたようです。
これからも、食を通して様々なサポートができるよう頑張っていきたいと思います。
スコアブランド公園イルミネーション~結~
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今年のテーマの「結・ゆい」
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全体風景
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とてもきれいだねぇ
12月2日、スコアブランド公園イルミネーションの点灯式が開催されました。
この数年、コロナ禍で行動制限がつづく中、今年も会場開催と同時に園内12チャンネルライブ中継で点灯式の様子を視聴できるよう企画されました。今年は例年になく、雨天の日が多くイルミネーションの装飾作業が難航しましたがプロジェクトチームを中心に、電気、家政、営繕の職員の協力を得て、何とか完成しました。当日はカウントダウンの合図で5名の入所者代表が、ボタンを押しイルミネーション点灯を行いました。瞬く間に広がる光が皆を照らし、入所者、職員が顔を見合わせ「綺麗だね」「ありがとう」と歓喜で湧きました。寒空の下、途中で雨がぱらつき入所者を誘導するハプニングもありましたが、点灯後は第6センター職員のハンドベルと薬剤科長によるトランペット演奏のコラボで花をそえていただきました。今年のテーマ「結・ゆい」は沖縄の方言でゆいまーる、助け合う・一緒に頑張る・人とひととの結びつきの意味があり、次年度も入所者と職員が一丸となっていっそうの絆を結んで行きたいとの思いからこのテーマが生まれました。スコアブランド公園は、年明け1月4日まで愛
楽園を彩る癒やしの光を灯します。
私達のXmas パーティon 2022
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6センターのスティービーワンダー?
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煙突から兼次師長登場~!
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美しいマライヤキャリー!?
今年のクリスマス会はテーマ「本場アメリカのXmas パーティ」をイメージしアレンジを加えたイベントとなりました。12月22日入所者に楽しんでもらえることを願い、スタッフ一丸となって頑張りました。
余興は、職員扮するアメリカ歌手スティービーワンダー、マライヤキャリーをゲストとして迎え、まるで本物のような演技で入所者に楽しんでいただきました。小道具もバラエティーに富み、煙突付の建物からサンタが登場し皆でダンスを踊り、楽しいXmas パーティとなり大成功でした。
これからも職員一同入所者の楽しいひとときを笑顔で一緒に過ごせるように頑張っていきたいと思います。
第14 回園長杯ソフトバレー大会
~三年ぶりの優勝~
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集中!絶対落とさないぞ~
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スパイク!決まるか!?
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第2センター優勝の瞬間!
本格的な夏が到来し暑さが続く7月14日、第14回園長杯ソフトバレー大会が開催されました。入所者の皆さんが「まちかにてぃういびーたる(待ちかねていた)」ソフトバレー大会。第2センターの選手の「わったーしんかぬちゃーちばてぃいちゃびら(私の仲間達、頑張って行きましょう)」の元気な選手宣言で試合開始となりました。接戦の中、夏の星座に由来したチーム名“ オリオン” が見事3年ぶりの優勝を果たしました。第2センターは日頃からソフトバレーの練習を積極的に行い、去年悔しい思いをした分最高の日となりました。「来年もちばてぃいちゃびら(来年も頑張って行きましょう)」と勝ちどきの声をあげて皆で喜びを分かち合いました。
敬老会を迎えて
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カジマヤーの記念品贈呈
今年の敬老会は、コロナ禍で人数制限はありましたが、9月15日、開催することができました。当第1センターでは、97歳の祝い“ カジマヤー” 4名・88歳の祝い“ トーカチ” 4名・85歳の祝い“ トゥシビー” 1名の計9名の方の健康長寿を祝いました。
式典では、野村園長よりお祝いの言葉と記念品贈呈があり、満面の笑顔で受け取っていました。また、式典終了後はオープンカーで道ジュネー(パレード)を盛大に行い、沿道の入所者・家族・職員から風車でのハイタッチの祝福を受けました。
A 様は、家族と沿道での写真に「ハイ・チーズ」、面会では、終始満面の笑顔が溢れていました。敬老会終了後に「長生きしていて良かった。皆に感謝している。ありがとう」と話され思い出深い1 日となった様です。
入所者・家族・職員みんなが“ 健康長寿” にあやかると共に、これからも入所者の皆様が元気に楽しく過ごされますようお祈りしました。
花火に思いをこめて
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海面に浮かぶ名護弯の花火「たまや~」
暑さ厳しいこの時期に、愛楽園の風物詩である夏祭り花火大会が毎年行なわれていましたが、ここ数年コロナ禍で中止になっています。そこで、第1センターでは、「今 できること」としてイルミネーションアート「地元の花火」風景と「東京の花火」風景を制作しました。
いつか見た風景を懐かしみ、楽しんで頂きたいと 高々と打ち上げられ、包み込むように広がる幻想的な花火をイメージしました。
入所者より「きれいだ」「名護湾の花火に負けないぐらい感動した」と大好評でした。
以前のように夏祭りが開催され、大きな歓声と共に入所者・職員が揃って花火見物ができることを願ってやみません。
なかなか消えないロウソクの火
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巨大な手作りケーキ&ロウソク
セミの鳴き声と風鈴の音色が聞こえる中、上半期誕生会を行いました。コロナ感染対策の為、各居室への可愛いキジムナ- 御一行(職員)がケーキを届けてお祝いすることになりました。バースデーソングと巨大な手作りケーキのロウソクの火を吹き消していただく時にサプライズ演出をしました。1回目はフッーと息を吹くとカツラが飛びビックリ!2回目はズボンが下がり赤いフンドシが丸見え「キャー」と笑い声の悲鳴。3回目にめでたく消えると笑顔と拍手となり笑い声の絶えない午後のひとときでした。
最近、表情があまりさえない入所者様が手を叩きながら笑い喜ぶ姿を拝見できたこと、また、他の皆さんからは「ありがとう」と言葉で言い表せない程感謝を頂き、職員全員が嬉しい気持ちになりました。暑い中、汗をかきかき、ふきふきしながら頑張った甲斐がありました。
これからも入所者の皆様のご長寿とご健康を願って職員一同努めて参ります。
令和4年度 第5回映画上映会復帰50 年「米軍が最も恐れた男 その名はカメジロー」
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映画館(公会堂)の様な大きなスクリーン
今年で5回目となる映画上映会を8月に行いました。
コロナ禍対策として、各センター・一般舎の上映日を設定しました。沖縄は今年、本土復帰50年目の節目を迎え、入所者の要望に添い「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を上映しまし、入所者38名の方が来場されました。
占領下の沖縄で米軍の弾圧にひるむことなく非難の声を上げ続けた政治家であるカメジローは、心から沖縄を愛し、人々の未来を考え人の為に勇気を与え一生を尽くした人です。
入所者の皆さんは、「カメジローの素晴らしさを再確認した、学生の頃を思い出した」「以前からカメジローは知っていたが、そこまで凄い人だとは思わなかった」と時代を振り返り、若い頃のことを思い出しながら鑑賞されていました。
今後も映画館で見ているような環境を提供し、入所者の要望に応えたライフサポート“ 昔の映画(時代背景映画)、時代劇、沖縄芝居” 等の映画上映会を継続したいと思います。
第2センター主催のカラオケ大会
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ノリノリ!ノムケンサンバ!!
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「若きあの頃 青春(あおはる)時代」
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本日のグランプリは?
令和4年6月6日に第2センター主催のカラオケ大会が行われました。
めったに聞かれない職員の歌声や、いつものカラオケレクリェーションで自慢の美声を披露している入所者様、NHKのど自慢さながらのパフォーマンスを行う入所者様により、大いに盛り上がりました。中でも「ノムケンサンバ」はとても楽しまれていました。
MVP賞を取ることができた3名は「自分達が一番上手だったよ~」と自慢げに喜んでいました。
「五月晴れに恵まれて」園外バスレクへ
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古宇利大橋から見える愛楽園
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車窓から見える海がとてもキレイでした
5月18日、入所者様4名と共に古宇利島からワルミ大橋までのドライブレクへり連日続く雨で天気の心配もありましたが、当日は「梅雨明けしたのかな」と思うほどの晴天に恵まれて出発することができました。
M様は久々に通る屋我地島(運天原)の景色を見て「あい!売店!」と、以前はご自身で通われていた売店を見つけ嬉しそうでした。今年再入園されたご夫婦も初めてのバスレクに参加し「久しぶりに外出して、天気も晴れてよかった。次回はホームセンターへ買い物に行くぞー」と笑顔で話されていました。
各センター ロックダウンを繰り返し、入所者様同士の交流も制限される中で、少しでも気分転換していただき笑顔が見られて、私たち職員も嬉しくなりました。「これからも入所者様のための企画を頑張るぞー」と決意を新たにしました。
久しぶりの楽しいバスレク
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スープの美味しいレストラン
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久しぶりの外出にワクワク♪
令和4年5月19日、第2センターでは久しぶりのバスレクへ行く事ができました。
車中では「久しぶりに外出できるさ~」「雨降らないでよかった!」等の会話が続いていました。羽地湾を見ては「軽石がまだあるね」や、名護東道路のトンネルを抜けた時の景色を見ては「きれいだね~
!」等、久しぶりに見る景色を楽しむ入所者様の姿があり、とても嬉しく感じました。恩納村にあるシーサイドレストランでは、メニューを見ながら「何が美味しいかな?」と、テイクアウトを注文しながらも「コロナが落ち着いたら外食もしたいさ」との声が多く聞かれました。店内で食事ができないことに申し訳ない思いでしたが、コロナに負けずに入所者様の笑顔のために、私達ができることを頑張っていこうと改めて感じました
大雨の中での楽しい宝探しとうれしい鯉カフェ
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恋カフェ入口
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雰囲気も好評の鯉カフェ!
令和4年5月12日、降りしきる大雨の中、「宝探し」と「鯉カフェ」を行いました。
宝探しは宝箱に辿り着くための暗号を制作し、「難易度高くないか」と心配でしたが、入所者の皆様は頭の回転が早く暗号を僅か5 分で解き「美味しい宝(おかし)」を手にして喜んで下さいました。
一方、鯉カフェは、職員がアイディアを出し合い、屋内での可愛いカフェとなりましたが入所者様から「ありがとう」「楽しかったよ!」の声が聞かれ凄く嬉しかったです!
マスク越しからでも伝わる第6センター入所者様の笑顔がみられて幸せな1日となりました! 参加した全ての皆様有り難うございました!!
上半期の合同誕生日会
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ケーキは各ユニットごとに準備しました
令和4年6月23日、上半期合同誕生日会(1月~6月生まれ) を開催し入所者一同・スタッフ皆でお祝いしました。誕生会ランチの 11種類の豪華なお品書きを伝えると、「楽しみ、こんなに食べきれないよ」と笑顔で話されていました。また、ケーキのろうそくを楽しそうに眺め、それぞれお腹と心を満たし、幸せな時間を過ごされました。余興は御祝いメッセージビデオを観賞して頂きました。誕生日を迎えられた15 名、お一人おひとりへの健康長寿を願う気持ちを込めた職員からのメッセージに「いつもありがとう」と笑顔でうなずく入所者の姿がありました。映像で思いを伝えることができ、入所者の方に喜んで頂けてとても嬉しくなりました。
個性豊かな手作り鯉のぼりカフーウナー通りに舞う
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入所者と一緒に鯉のぼり作成
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各部署作成個性豊かな鯉のぼり
令和4年4月25日から5月13日の3週間、ライフサポート推進室通り(カフーウナー)と周辺に入所者様が作成した個性豊かな手作り鯉のぼりと職員の一 ( いちりゅう) 鯉のぼりを掲揚しました。
端午の節句は子供たちの健やかな成長と立身出世を願う意味も込められた行事が広く知られています。さらに無病息災を願う意味もあり、「コロナの終息」と目力のある真鯉と緋鯉に入所者の皆様方の「健康と穏やかな日々」を願いました。
また、「ミニ掲揚式」や花々で彩られた散歩コースを楽しんだ入所者様より「鯉のぼり可愛い」「鯉のぼりとベゴニアの花に癒される」「来年もよろしく」との声に職員も元気を頂きました。
来年も楽しんで頂けるように工夫して行きたいと思います。
七夕祭り~全国各療養所自治会からのエール~
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今年も華やかに開催
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各療養所自治会からのエール短冊
長かった梅雨もようやく明け、猛暑の季節となりました。今年もライフサポート推進室通り(カフーウナー)で、令和4年7月1日から7月15日の期間、七夕祭りを開催しました。
今年は、全国の各療養所自治会からの短冊も加わり“チーム愛楽園”の短冊と共に風に揺れ、散歩に来た入所者の皆様へ涼しげな空間を提供しています。
各療養所自治会からは、「コロナ、コロナと押されても 負けるなうちな~んちゅ」「巨星達が逝き、南十字星となり、入園者の幸せを祈っている」「沖縄愛楽園入所者のご健康と御多幸を祈っております」等、コロナ禍でも元気に楽しく過ごして欲しいという想いのこもったメッセージに入所者・職員一同、全国の入所者との繋がりを感じ、感激と感謝いっぱいのライフサポートイベントになりました。
また、その他ゲームでは、「手作り魚釣り」「輪投げ」「千本引き(お菓子のヒモくじ)」を楽しんで頂き、笑顔が絶えませんでした。真剣に挑む入所者の皆様の姿に心が和みました。
コロナ禍が続き、なかなか自由に行動ができない現状はありますが「今、できる事」を模索しながら、今後も入所者と共に楽しみを見つけライフサポートを充実していきたいと思います。
「リハビリ室 iPad 始めました!!」
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俳優さんの来歴を一緒に読んでいる所
リハビリ室に待望のiPadが導入されました!
iPadとは手軽にインターネットが使用でき、操作が簡単で、近年福祉分野での利用で注目を集めている優秀な機械です。インターネットを介して、動画の閲覧や、情報の検索が簡単に行えます。それらを駆使して回想法なども手軽に行えるとして認知症予防においても活用が期待されています。
先日、入所者の方と好きな俳優を検索し、昔出演していた動画や当時のエピソードなどを一緒に見聞きさせて頂きました。当時の話を沢山聞かせて頂き、終始笑顔で熱の入った俳優愛のある話が聞けて、こちらも非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。これからも様々な形でより良い利用方法を皆様と探っていきますので、興味のある方は是非是非お声かけ下さいませ!
第7回ライフサポートシンポジウム~一年を振り返り、今後の目標を立てる大切な機会~
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野村園長による開会挨拶
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スライド発表の様子
毎年、2月に開催される沖縄愛楽園ライフサポートシンポジウムに今年度も発表者として2回目の参加をさせていただきました。昨年度はラーメン屋台にスポットを当て、食事レクレーションを中心に発表しましたが、今回は、入所者様や他職種職員と連携して取り組んだ、お取り寄せ企画や摂食嚥下に対するアプローチなど、一年を振り返り発表しました。シンポジウム当日、各センターの発表に聞き入る中、栄養管理室も他部署の取り組みに参加させてもらうことで『食』の分野からお役に立てるのではないかと感じました。令和4 年度は感染対策というハードルをクリアしつつ、『できたて提供!調理師出張サービス』を目標のひとつに頑張りたいと思います。令和2 年度のラーメン屋台企画の恩返しも兼ねて、センター行事等でお手伝いできることがありましたら、栄養管理室までお問合せをお願いいたします。
100歳を祝って
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長寿を願って
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みんなでカチャーシー
令和3 年11月7日はT様の100歳の誕生日。T様は愛楽園での生活が長く、愛嬌があり皆の人気者です。誕生日会は職員手作りのスナック菓子を用いた3段ケーキを囲み、歌を歌い祝いました。また、三線の演奏で各ユニットを道ジュネ―で回り、お祝いの言葉を頂きました。T様はとても穏やかな表情で手を振られていました。
令和4年2月には100歳のお祝いとして、「My桜命名式」が行われました。中庭に植樹されている桜の木へT様の名前を付け、多くの入所者の参加のもとお祝いしました。T様は終始穏やかな表情で式に参加されていました。他入所者の皆様にも散歩しながら見て頂けるよう、中庭で一番多くの蕾を付けている木を選びました。名前のプレート作成では、職員が彫刻刀で堀り思いを込めました。命名された桜を見て他入所者の皆さんが、自分も桜の木を選びたいと前向きな気持ちを持ち、心豊かな日々をお過ごしくださるように支援していきたいと思います。
令和3 年度文化祭開催~やっちゃおう!文化祭 大好評~
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入所者作品
季節のおはながみアート12ヶ月 -
入所者作品
手作りかごバック展示
令和4年2月16日・17日の2日間、3密を避け公会堂において「やっちゃおう!文化祭」を開催し延べ226名が来場しました。入所者・職員による手作り工芸品、俳句・短歌の文芸作品、絵画などのアート作品、趣味や特技を生かした作品が会場いっぱいに展示されました。また、入所者が丹精込めて栽培した野菜や、手作り作品の即売コーナーもあり大好評でした。
会場を訪れた入所者は「とても素晴らしかった、皆の作品を見て次はこの作品を作ってみようと思った」と次回の作品づくりに意欲満々でした。職員からは「入所者と一緒に楽しく取り組むことが出来た」とうれしい声が聞かれました。コロナ禍の中でも「今、できること」を企画していきたいと思います。
次年度も開催予定です。入所者・職員の皆様、新作を楽しみにしています。
胸いっぱい・腹いっぱい下半期バイキング
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豪華な料理 美味しそう〜
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まるでレストラン!おいしく頂きました
令和4年1月27日、下半期バイキングを第6センターホールで行いました。
今回は、「非日常」「一流レストラン」をテーマに、入所者には特別な食事を楽しんでほしい!と試行錯誤。
レストランをイメージし、ホール内ではオルゴールのBGM、テーブルにはクロスを掛け、手作りの花を飾り雰囲気作りにも気を配りました。入所者から「結婚式か?」「すごい!ネクタイしてこようかな」など普段と違った雰囲気でバイキングを楽しんで頂きました。今回は感染対策の為、料理は折り詰めによる提供になりましたが、「こんなに豪華でたくさんの食事食べきれない」と笑顔いっぱいのバイキングになりました。バラエティー豊富なメニューを考え提供して頂いた栄養管理室の皆様ありがとうございました。次のバイキングも期待しています。
豆まき~みんなで厄払い~
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鬼だぞ~~!!うお~~~!
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鬼は外〜鬼退治する入所者
令和4年2月3日午後14時、第6センターホールに冷蔵庫より大きな191㎝ 125㎏の鬼が襲来。それを迎え撃つ入所者達・・・。というわけで、第6 センターで節分の豆まきを行いました。
手作りの小分けの豆と鬼を作成し、入所者と共に節分を楽しみました。入所者の笑顔と恐怖の顔、「いったーぬーそーがー(あんた達何しているのか)」的な顔などいろいろな表情を見ることが出来ました。
入所者の豆まきで、鬼は見事退散し、災いを外に出し福を呼び込む事が出来ました。コロナウイルスも退散していく姿が見えたような気がしました。
これからも、入所者が笑顔になるレクリェーションをヌチカギリ(精一杯)頑張りたいと思います。
コロナ禍での浜下り
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アバサー(ハリセンボン)ナマコ等の海洋生物たち
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プール設置頑張るぞ!!
沖縄の伝統行事である浜下り(はまうい)が今年も4月3日(旧暦3月3日)に予定されましたが、新型コロナ感染防止のため密を避け、第2センターで工夫し行う事にしました。職員が知恵をしぼりセンター内に潮水を入れたプールを設置し、プールの中には海の生物アバサー、ナマコなどを入れ、実際の海を体験してもらいました。プールの中を覗いた入所者から「これ、料理したら美味しいよ」「もっと捕ってきなさい」や「可愛いね」等の声が聞かれました。室内ではありますが潮水に触れ厄を払い清め、健康祈願が出来ました
来年は海岸で浜下りを行い、入所者の笑顔が見られる事を願っています。
マクブの色は青緑
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心をこめた筆入れの様子
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天気の良い日は“ 逆さ魚” も見どころのひとつです!
第1センター出入り口にある大きなガラス窓に描かれた魚を見て、元釣り人のT 様は「マクブ(シロクラベラ)は黄色じゃないよー、青みがかった緑だよ!昔はよく釣りに行ったよ。愛楽園の海は綺麗で魚も沢山釣れたよー。」と笑顔で懐かしそうに話してくれました。また、刺身が大好きなM 様は「この魚は何かな?美味しそうな魚だね。」と目を輝かせていました。
コロナ禍で園外レクリェーションの自粛が続く中、入所者が楽しめるように馴染みのある魚や、見る機会の少ない魚などを職員で描き始めました。検査技師の堀さんの協力も得て少しずつ描き上げました。10月21日のお披露目会で、入所者を代表して4 名の方が魂(魚の目)を吹き込む筆入れを行い完成となりました。魚が描かれたガラス窓の前を通る度に会話と笑顔がまたひとつ増えました。
第13 回園長杯ソフトバレー大会
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白熱した戦い
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優勝は第6センター
ハイタイ。愛楽園ヌシンカンチャー、グスーヨーチュウーウガナビラ。(こんにちは。
愛楽園の皆様お元気ですか)クヌメーヌ、ソフトバレー大会やイッペーディキトータン!(この前のソフトバレー大会は上出来でしたね!)
今年は、コロナ禍のため予定していた日程より4ヶ月遅れとなりましたが、10月14日に、念願の第13回園長杯ソフトバレー大会が開催されました。優勝は第6センター(2連覇)で、第2センターは、女性メンバーが見事!準優勝を勝ち取りました。第2センター入所者・職員一同、今回優勝を逃した悔しさをバネに、“次回は、必ず優勝するぞ~”と強く誓い、ソフトバレー大会の翌日から、さっそく練習に励んでいます。また、来年が楽しみです♪ マジュン
チバティイカナー(一緒に頑張って行きましょう)
第2回 ハロウィン祭り開催~みんなでハロウィンを楽しもう~
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散歩にてハロウィンの雰囲気を楽しむ入所者
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どのアイスにしようか迷うな~♪
令和3年10月27日~
11月5日にかけて、ライフサポート推進室通りにて、ハロウィン祭りを開催しました。今年は、夜でも楽しめる散歩コースをイメージし、提灯や間接照明で工夫した展示作品など幻想的な空間を創りあげ、昼間では味わえない雰囲気を楽しんで頂きました。また園よりアイスクリームの購入許可も頂き、寒い中でしたが、楽しそうに自分の好きなアイスクリームを選びながら、笑顔で頂く風景も見られました。期間中は、延べ90名の訪問があり、楽しそうな笑い声がカフーウナーにあふれていました。
更に「チーム愛楽園からエールを送る」をテーマに野村園長を始め、髙木看護部長・吉田副看護部長・大澤事務部長・中村薬剤科長による各センターへの仮装訪問が行われました。センター側も入所者・職員共に仮装にてお出迎え、入所者より「今年も待っていたよ」と言葉が聞かれ、共に参加し、楽しく過ごす事ができました。今後も新たなイベントの企画をしていきます
~ Heart With You ~ みんな一緒に・舞(ま)じゅん
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「加那よー天川」は恋人との甘い日常を表現した踊りです
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「秋の夕べ」ドキドキ、ワクワクしながら演舞が無事に終わって一安心
秋に入り暑さが弱まり朝夕涼しくなってきました。
去る10月21日に第6センターでは沖縄各地で行われる伝統行事、豊年祭をイメージした「秋の夕べ・舞まじゅん」を開催しました。園内放送にて、放送される入所者の歌や踊りを見て、「豊年祭をイメージしたイベントを見せたい。」また、入所者より「本格的な琉球舞踊を見たい」などの声がありレク係を中心に取りかかりました。「まじゅん」とは沖縄の方言で「皆一緒」と言う意味で、今回、「皆一緒」と.「舞」をかけ「舞じゅん」と題し、入所者の皆様の健康と長寿を願いドキドキ・ワクワクしながら楽しんでいただきたいと企画しました。演目を決め、棒術や舞踊の指導、練習、演舞に必要な小道具・音響・舞台づくり照明の工夫等スタッフ皆でアイディアをだし作り上げました。 ダイナミックな琉球棒術、沖縄の祝い事には欠かせないお祝儀舞踊「かぎやで風」で幕開け、「鳩間(はとま)節(ぶし)」、「八重(えー)瀬(じ)の(ぬ)万歳(ばんざい)」、「加那(かな)よー天川(あまかー)」、入所者にも太鼓と琴の演奏に参加していただき、7演目を披露しました。入所者さんより「昔のことを思い出し涙が出た」「次は私もやってみたい」と嬉しい返答がありました。後日お礼の短歌を頂きました。
入所者と共に楽しいひとときを過ごす事ができ、入所者の笑顔にスタッフも笑顔になれた秋の夕べでした。
ドキドキ・ワクワクの 愛楽園 歌合戦に初参加!!
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歌合戦
去る、令和3年10月21日の愛楽園歌合戦に初参加しました。毎年行われる夏祭りのカラオケ大会が今回は園内放送に切り替わって行われる事になりました。
今年度は数々の行事が延期や中止になる中、初めて愛楽園の行事に参加できる事になりとても楽しみに準備に取り組みました。
検査科の堀秀美さんとパートナーを組むことを決め、一緒に歌う曲を選定し練習に勤しみ、数十年ぶりの学生服に身を包みいざ本番!芸能に秀でた入所者さん、職員の方々の歌声や芸に圧倒され、出演されている方々は皆様本当に素晴らしかったです。
自分たちの番に回ってくると緊張しましたが、リハビリ室のスタッフや職員の方々が一緒に盛り上げてくれて楽しく歌いきることができました。
最後に、今回の歌合戦を企画運営、放送を視聴されました全ての皆様、初めての歌合戦を楽しませて頂き、本当にありがとうございました。
カラオケ対抗歌合戦で楽しみました
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看護師長会に粉す る○○○ターズ!
「愛楽園だよ!全員集合!!」
今年のカラオケ対抗歌合戦は園内初の録画撮影にて行われました。当センターからは4名の入所者の皆さんが出場されました。その中でも入園2ヶ月目で参加となったM 様。園内行事初参加で緊張や心配もありました。不安な気持ちの中、いざ収録へと挑みましたが、堂々たる渋い歌声で熱唱されました。撮影終了後は「気持ちよく歌えて満足した」と、嬉しい感想を頂きました。放映当日センターのモニター前では、入所者、職員共に盛大な応援で盛り上がりました。M 様の歌声はモニター越しの観客を魅了したことと思います。「また次も出たい!」と意欲を見せるM 様でした。
2ヵ月遅れの海からのプレゼント
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海からのプレゼント!ありがとう!
K氏は釣り好きで、当園入所後も何度か近くの漁港に釣りに行くが一匹も釣れなかった事がありました。7 月10 日、K 氏の73
歳の誕生会に参加出来なかった私は、釣りに行くことをプレゼントしたいと思い、9月に当センター裏の海岸で一緒にサヨリ釣りを企画しました。しかし、気合いだけが空回りし、我々の殺気がサヨリへ届いたのか、釣果5匹と寂しい結果でした。10
月5日、リベンジで二度目のサヨリ釣りを企画しました。結果、前回の倍の10 匹を釣り上げ、大漁で大忙しのK
氏。普段あまり目にする事のないK氏の様々な表情を見る事が出来、私も大満足の釣行となりました。
その後親族の面会があり、今回の釣行の写真を目にされ、お礼の言葉と「次は沖釣り(船釣り)をお願い」との要望がありました。これからもK氏、親族の希望を可能な限り叶えて、こころ豊かな生活が出来るよう支援していきたいと思います。
第2回 園内ペタンク大会
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白熱した攻防
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勝敗の行方は?
令和3年12月9日、ペタンク大会が開催され、16チームにて熱戦が繰り広げられました。感染拡大防止のため、限られた人数でしたが、職員の仮装や入所者の熱気で大いに盛り上がりました。ペタンクは数ミリ単位で勝敗が決まるため白熱した試合の連続でした。当センターは、練習の成果を発揮しようと似顔絵付きTシャツにて出陣!バラチームが見事“
優勝”
する事ができ、表彰式での入所者の笑顔が印象的でした。センターに戻ると手作りのくす玉で優勝チームを祝福し、負けたチームも笑顔で拍手喝采でした。
入所者の笑顔が私達の元気の源です。今後も、今できる事を入所者と職員一丸となって取り組んでいきます。チーム愛楽園バンザーイ!
愛楽園スコアブランド公園イルミネーション ~輝(かがやき)~
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今年のテーマは~輝(かがやき)~
12月3日、恒例のスコアブランド公園イルミネーション点灯式が開催されました。
今年のテーマ「輝(かがやき)」は、「今年もコロナ禍で行動が制限されていたので、来年はコロナ禍に負けないためにも入所者、職員一丸となり、気持ちや心、内面から輝いて欲しい」との願いからつけられました。テ-マの由来をチーム全員が念頭に置き、11月5日からイルミネーションの飾り付けを開始しました。イルミネーションプロジェクトチームを中心に電気、家政、営繕の協力を得て、いろいろなアイディアを出し、2万5000個の飾り付けを14日間の日程で行う事ができました。当日は天候にも恵まれ、ライブ中継と約100人の職員と入所者が集まり、野村園長の合図で入所者代表4名が点灯しました。
きらびやかなイルミネーションがスコアブランド公園一帯を包み込んだ瞬間、入所者から「綺麗!」「すごい!」と歓声が響き渡りました。事務部の余興もあり会場全体が入所者、職員の笑顔と温かい雰囲気に包まれました。一時はコロナ鍋で開催が危ぶまれましたが、入所者の「飾り付け大変だったね」という労いの言葉や「綺麗だったね、ありがとう」の感謝の言葉を頂いた時には、開催できて本当に良かったと思いました。
イルミネーションは年明けの1月4日まで愛楽園の夜を彩ります。
クリスマス訪問
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かわいい(?)サンタ達
暖かい天候に恵まれた12 月20 日に幹部職員によるクリスマス訪問が行われました。
サンタクロースやトナカイに扮した幹部職員と各センターを訪れ入所者の方々にクリスマスプレゼントを渡してきました。クリスマスソングが流れる中、園長先生よりプレゼントを受け取った入所者様のとびっきりの笑顔や感動であふれる涙を目にし、一緒に祝福しているスタッフ全員も心温まりました。
打ち上げ花火大会
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夜空に咲いた色鮮やかな打ち上げ花火
令和2年・令和3年と新型コロナウイルス感染症拡大の影響で社会活動は極力控える方向、自治会行事も全て中止、これほどまでに長引くとは予想だにせず楽観視しておりましたが、結果は厳しい状況にありました。カラオケ歌合戦や打ち上げ花火も自粛せざるを得ない方向に変わりつつある中、入所者様は神経をすり減らし耐えざるを得ない生活を過ごさなくてはならないと考えると、自治会として「心の健康」心を一つに深めるイベントを模索。今の時期だからこそ、心の底から喜びあふれる「花火」秋の夜空に打ち上げるイベントを開催、近隣区の皆様方へもお知らせして10月21日に「光の輪」を地域と共生する爽やかな秋を感じた笑顔の数分間だったと思います。
愛楽園式リアル野球盤始動
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ホームランで万歳ホームイン
コロナ禍でも楽しく身体を動かす運動の日として、毎週火曜日にペタンクやソフトバレーなど運動を行っています。
今回は、職員より「入所者の方々は、以前野球をやっていたよ。また野球できたら楽しんじゃないかな。」と提案があり、リアル野球盤を新しく取り入れました。
7月に入り、沖縄県緊急事態宣言の延長に伴い、参加者10名以下という厳しい制限の中いざ本番です。バットを振り、ボールが当たると喜ばれる姿やボールを「打つぞ」と全力を尽くす入所者の姿に「笑顔と元気」を頂き、職員も本気で楽しみプレーしています。
今後は、センター間での対戦など、まだまだ発展を続ける愛楽園式リアル野球盤です。一緒に参加し楽しんでみませんか。随時メンバー募っております。
室内ボウリング競技を始めました
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三密を避けプレーは2名でGO!
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1ピン倒した!バンザイ!
毎週木曜日の午後、園内多目的広場でグラウンドゴルフを楽しんでいますが、7月から9月の期間は、猛暑による熱中症対策のため外での活動は一時中止しています。
その間「何か入所者さんが楽しめるイベントはないか」と園外バスレクを企画しましたが、沖縄県の緊急事態宣言延長に伴い延期となりました。そこで、入所者さんの気持ちを「明るく元気に・笑顔にしたい」と三密を避けて室内で楽しめる「室内ボウリング」企画を始めました。入所者の皆さんはボウリングが流行したボウリング世代のため、お手の物です。スコアを記録するホワイトボードに、「現在のトップは○センターの○○さん!」と掲示し、トーナメントの雰囲気も味わいながら、皆さん楽しんで参加されていました。
これからも「今、出来るライフサポート」を企画し、入所者の皆さんへ少しでも笑顔をお届け出来るよう、職員一丸となって、取り組んでいきたいと思います。
入所者の皆さんの参加をお待ちしています。
敬老会を迎えて
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新100歳祝い!
晴れ晴れと記念品贈呈 -
「皆さん私に続いてくださいね~!」
K様より思いをこめての道ジュネー
今年の敬老会は各センターでの開催となり、当センターでは34名の入所者の健康長寿を祝いました。97歳カジマヤー(風車)祝いのK様は頭巾と紋付着物に赤いちゃんちゃんこを羽織りました。また新100歳祝いのT様、85歳トゥシビー(生年祝い)のO様、I様は鮮やかな紅型の着物で参加され、園長よりお祝いの言葉と記念品贈呈がありました。
沖縄では97歳になると人は生まれ変わり子どもに戻ると言われ、玩具の風車を持ってオープンカー等で道ジュネー(パレード)を盛大に行いお祝いします。当センターではカジマヤーを迎えられるK
様が乗る車椅子を本人が好きなヘリコプターに見立て、スタッフ総出でお花紙や写真ポスターで豪華に装飾しました。お気に入りのヘリコプターの車椅子に乗り込み満面の笑みで各ユニットを道ジュネーすると、お祝いの言葉を入所者や職員からかけられていました。K様は「ありがとうございます」と力強く返答され、お菓子や風車を皆に配られました。お祝いも一気に盛り上がり、入所者・職員共に長寿をあやかる楽しい一時を過ごしました。
ハイサイ!ようこそ第2センタースイカ農園へ
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宙に浮いている!?
梅雨が明け、南国沖縄にも本格的な夏が到来しました。夏の美味しい果物といえば「スイカ」と連想する方も多いと思いますが、現在第2センター中庭では入所者Aさんが端正込めて育てているスイカが、魔法のジュウタンに乗り宙に浮いているような状態で栽培されています。職員からは「初めて見た栽培方法だ」とのびっくりした声が聞かれました。
農作業が趣味のAさんですが、スイカの栽培は初めて。毎日大きくなるスイカにワクワクしながら散水したり、肥料を与えたり我が子を育てるように精を出しています。入所者や職員も興味津々で中庭に足を運んで楽しんでいます。
A
さんは「収穫はいつ頃になるかな」と目を輝かせながら今日もせっせと畑仕事に勤しんでおります。第2センターにお越しの際は、スイカ農園へ遊びに来て下さい。
上半期合同誕生日会
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ディスゲッターゲーム
高得点のボードはどれ?
去る6月24日に、入所者14名の上半期合同誕生日会を開催しました。今までは多目的ホールに集合し、栄養管理室の提供によるバイキング料理を楽しんでいました。しかし、今年の誕生日会はコロナ禍のため各ユニットで行い、12品もある豪華なランチを折り詰め弁当にていただきました。また、職員余興チームも各ユニットを訪問する形式となりました。
余興チームによるディスゲッターゲーム、オリジナル風船割りゲームには職員、入所者が参加し、各ユニット対抗試合で行いました。ディスゲッターゲームでは高得点を出して喜ぶ入所者や風船割りゲームでは力一杯棒を叩く方など、入所者と職員が共に楽しい時間を過ごしました。最後は職員の唄三線チームによる民謡ショーがあり、入所者も一緒にタンバリンや小太鼓のパーランクーを叩きながら大いに盛り上がりました。
半年後の誕生日会ではみんなで一緒に集まり、お祝いできる事を願いながら楽しい誕生日会を終えることができました。
皆でお迎えしよう!!エイサーと共に!!
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感染対策のためガラス越しの観賞
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力強い演舞
ハイサイ!!入所者の皆さん今年も暑い夏がやって来ました。沖縄には夏の風物詩としてエイサーと道ジュネーがあります。道ジュネーとは、沖縄でエイサーと共に行われている先祖供養のために行う芸能や祭りの行事のことで、旧盆に欠かすことができない伝統芸能です。
今年もウンケー(先祖をお迎え)の日に愛楽園の有志が各センターを周る予定でしたが、コロナ渦に伴い、園全体で行ってきたエイサーと道ジュネーが出来なくなりました。そこで、急遽センターでエイサーを踊れる職員を募り「入所者・職員が今年も健康で過ごせますように」と厄払いと願掛けしエイサーを踊りました。入所者から溢れる笑顔と手拍子と共に「いいお盆が迎える事が出来たさー」と喜んで貰いました。エイサーを踊った職員も入所者の笑顔から元気をいただきました。
令和3年度 映画鑑賞会
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映画上映会の模様
巨大スクリーンで、映画館の気分を味わいながら脳を活性させ、気分転換を図って頂くべくライフサポート企画として、今年で4回目となる映画鑑賞会を8月に行いました。昨年に続きコロナ禍という事で飲食は無し、各センター・一般舎別に毎週木曜日に上映し、合計で51名の方が来場されました。
今回は、沖縄出身お笑い芸人のガレッジセール『ゴリ』監督による作品『洗骨(
せんこつ)』を上映。舞台は沖縄県粟国島で、今なお残る死者を弔う風習を描いた作品で、上映会終了後のアンケートでは「洗骨の経験があったのでとても興味があった」「珍しくて良かった」「久しぶりの映画でとても楽しかった」と好評でした。次回上映作品も入所者様へリクエストを聞きながら楽しんで貰える企画として継続し取り組んで行きたい思います。
令和3年お化け現れる!
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色・つや・ゴーヤー特有のつぶつぶも文句なしのビックサイズ!!
K様の生きがいとしている畑仕事で収穫された新鮮なお化けゴーヤを紹介します。全長28.5cm 胴周り32cm 一目見てなんだコレ?なんていうゴーヤー! !と聞いたところ、今帰仁ゴーヤーだったはず・・・と笑顔で話しさらに後日、これよりも大きな全長30cmのゴーヤーもあったと話されます。本当にすごい、第6センターのレクの時は新鮮な野菜(ゴーヤーやニラ)を提供してくれて第6センター入所者・職員で美味しく頂く事が出来ました。このお化けゴーヤは、ちゃんぷるーにすると何人前だろう。(笑)K さんへ職員一同感謝しています。いつもありがとうございます。
個性あふれた鯉のぼり カフーウナーを泳ぐ
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個性的な鯉のぼりが勢揃い
今年も鯉のぼりの季節がやってきました。カフーウナー(推進室通り)に各部署協働による手作り鯉のぼりを掲揚しました。昨年との違いは真鯉と緋鯉で掲揚したことです。これは昨年、入所者より「鯉のぼりの本当の姿は「親子」なんだよね」とあり、より本物に近づけようと取り組みました。今回は、入所者から「これが本来の鯉のぼりだよー」と好評を得ました。また、各部署が工夫を凝らしたアマビエ鯉のぼりや、鱗を英字新聞で型どりしたアメリカンの雰囲気漂う鯉のぼり、おまけの蛸のぼり、入所者が作成したおはながみの鯉のぼりを展示し、季節感を味わって散歩を楽しんでいただきました。
入所者・職員で作った七夕飾り
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電飾にて再現された天の川
日差しが日に日に強くなり、熱を帯びた風が吹き始め本格的な夏の到来です。
今年の七夕飾りは、各センター入所者と一緒に「七夕壁画アート」を作成し、スーパーと外来待合室に飾りました。ライフサポート推進室通りには電飾の天の川と大きな吹き流しが初登場し、職員から入所者に向けた短冊には、各部署の特技を活かした絵や工夫された飾り付けが好評です。「うちのセンターが一番きれい」と笑う入所者の笑顔や散歩に来られた方の声に職員も元気をもらっています。
七夕の飾りにもそれぞれ意味があり、笹の葉は神様のよりつくところ、五色の短冊は五行思想の(互いに助け合う)「木・火・土・金・水」、折り紙で作られた吹き流しは裁縫上手、網飾りは大漁祈願、折り鶴は長寿、くずかごは清潔などの想いが込められている様です。 ―皆様の願いが叶いますようにー
イチゴ狩りバスレクリェーションへ行ってきました
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イチゴ狩りレクリェーション
去る3月16日(火)入所者4名職員4名の一行を乗せたバスは、晴天の中を水と緑と太陽のイチゴの里へ。コロナ禍ではありますが、有名な宜野座村にあるイチゴ農園へ感染防止対策を徹底し、車窓からの景色を楽しみながら向かいました。宜野座村の球場が見えるとA
さんが「キュウジョウって當山久三(球場)でしょ~」と隣町金武出身で沖縄海外移民の父である人物の名前と発音が似ているため、勘違い。偶然のダジャレ発言に、みんなで大笑いしました!!
イチゴ農園の入口には大きな看板があり、そこには「40分食べ放題」と書かれており、ドキドキ・ワクワクしながら農園に入りました。Bさんは「自分ではとれないから」と始めは遠慮がちでしたが、自分で選んだイチゴを手に取ると、嬉しそうに頬張っていました。また感染防止対策のため、事前予約時にイチゴ農園さんにも協力してもらい、貸し切りとなった私達8名、セレブ気分でゆっくりとイチゴ狩りを満喫できました。
入所者の皆さんは、赤く大きく実ったイチゴを自分で収穫し、最後にイチゴを頬張ると、なんとも言えない甘さに「おいしいね」と笑みがこぼれていました。
コロナ禍で、外出がままならない中ではありますが、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
健康祈願「浜下り」
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二大共演による
浜下りイベントのスタートです!
さあ~!楽しみましょう~!! -
看護師長の見事なポーズをご覧あれ!
沖縄に伝わる年間行事には、旧暦3 月3 日に行われる浜下り( ハマウリ)
があります。浜辺で手足を海水に浸して身を清め、健康を願う行事とされています。
私たち第1センターでも昔、乙女や青年だった入所者の皆さんの健康祈願として、去る4月14日に浜下りが行われました。職員の歌・三線による「さんぐぁちみっか」でスタートし、新人職員紹介や尻相撲、宝探し、スイカ割りなど、入所者の皆さんは、職員とともに楽しい時間を過ごしました。恒例の「落とし穴」ゲームには看護師長がはまってしまい、スイカ割りの棒が折れてしまうハプニング、笑いに包まれました。あいにくの曇り空でしたが、入所者の皆さんに“
潮の香りと海風を感じてほしい”“ 楽しんで貰いたい” との願い通りに入所者全員参加の楽しいイベントとなりました。
入所者の希望を叶える
~第6センター内でのカジマヤー道ジュネー~
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道ジュネー愛犬姫ちゃん号と職員でスタート
令和2年のTさんの誕生日に笑顔で「来年はカジマヤーだよ・・楽しみにしている・・」「次は、私の番だね・・」との言葉が聞かれました。そして、令和3年3月24
日に「カジマヤー道ジュネーをしたい・・入所者のみんなへ紅白饅頭を配りたい」と強い希望があり、第6センター職員総出で、愛犬「姫」の絵で車と饅頭を乗せる台車の装飾から準備がスタートしました。
その前日にT 氏が体調不良となり、道ジュネーへの参加が出来なくなりました。そこで急遽T
さんの挨拶を音声録音して、センター内で放送後職員が各居室に饅頭を配りました。入所者一人一人からおめでとうのコメントやカチャーシーを踊ってもらいお祝いすることが出来ました。
後日その様子を納めたビデオを、T さんと他の入所者の方々と一緒に視聴しました。T
さんの思いを叶える事が出来、「ありがとう」とカチャーシーをして喜んでいました。その2 週間後、T さんは静かに永眠されました。T
さん最後まで第6センター入所者・職員への気遣いありがとうございました。
※カジマヤー道ジュネー:数え年97 歳を祝して行われるパレード
食の祭典「デリバリー会」
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これから配達に行ってきます
令和3年6月22日、本来なら第1回沖縄愛楽園聖火リレーを開催する予定でした・・・が、しかし、沖縄県緊急事態宣言延長のため、延期になってしまいました。それに代わって開催されたのが、食の祭典「デリバリー会」です。「私達の楽しみは食べることだからねー、たまにはピザとか食べてみたいよ。どうにかならないかねー?」の第2センター区長さんの一言がきかっけでした。計画時間の短い中、レク係を中心に職員で協力して計画を練り、デリバリーする食品は入所者から希望の多かったお寿司、山羊汁、ピザの三種類に決定しました。当日は、本物のデリバリーさながらに、入所者の皆さんから電話での注文を受けるシステムを考案し、「仮想食堂
愛楽亭」に居室から電話が掛かってきました!電話注文を受けた職員は、お寿司職人やコンビニ店員、ピザ屋さんなどの洋服に着替え(コスプレ)、各居室へデリバリーサービスを行いました。
入所者の皆さんからは、「ヒ―ジャー汁もあるの?久しぶりでうれしいさー」「いろんな種類が食べられて楽しいね」という嬉しい感想が聞かれました。また、デリバリーイベント終了後には、第2センター区長さんより「今回の企画よかったよ。ありがとうねー、次の企画もお願いしますね」とお礼の言葉もいただきました。私達職員も、その言葉を聞いて「頑張って企画して良かった」と達成感が沸き上がってきました。これからも、入所者の方々の何気ない一言を聞き逃さないように、感染対策を守りながら実施できるイベントを企画・実施していきたいです。
看護師長会“ やっちゃおう” 七夕浴衣道ジュネー
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師長会全員の似顔絵入りの短冊エールを届ける
コロナ禍にある7月6日、今年も “ やっちゃいました”
浴衣道ジュネー(訪問)を実施しました。沖縄県の緊急事態宣言延長に伴い当園も様々な企画が延期となりました。そこで「看護師長会が今できること」として、自粛している入所者の皆様に浴衣で道ジュネーし「笑顔と元気」を届けました。また、入所者の皆様の「ちゃーがんじゅう:健康」を願い、看護部長から“
うちなーぐち” でフランス語イントネーションまじりの挨拶の後、看護師長8 名の似顔絵入り短冊エールを手渡しました。
入所者の皆様からは「この似顔絵上手ね-」「この浴衣きれいだねー」と逆に笑顔とエールをいただきました。今後も感染対策を徹底し、「入所者の皆様が楽しむにはどうしたらよいか」内容に工夫を重ねたライフサポートが実施できるように取り組んでいきたいと思います。
百歳記念樹
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百歳記念樹に決定
令和3年2月12日、大正10年3月10日生まれのA 様の百歳を祝って、第2センター4寮中庭に美しく咲き誇る桜が百歳記念樹に決まりました。
この桜は、去年からA様と受け持ち職員によって、「来年の百歳の記念にはこの桜にしよう」と決めていました。残念ながら現在は入院中なので、A様の妻と職員で記念樹と共に記念撮影を行い、「おじぃ、春だよ」と満開の桜に声を掛けました。コロナ禍により面会出来ず寂しい思いをされているA様に、百歳の記念として“写真”や“動画”を入院先へ届けました。入院先の病院では百歳の誕生日を祝って頂き、ケーキを口にする姿に妻や職員一同感激しました。
これまで様々な苦難を夫婦共に乗り越えて歩んでこられた人生。お互いを思いやる素敵な夫婦が桜の木と共に穏やかに過ごせますようにと記念樹に願いを込めました。
東南植物楽園ナイトレクレーション
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池一面のイルミネーション
毎年冬の時期になると2センターでは、イルミネーションを楽しむためのナイトレクレーションとしてカヌチャベイホテル、沖縄かりゆしリゾートホテルなどに出かけていました。今年も同じホテルへナイトレクを企画しましたが、コロナ禍で宿泊者以外のお客様は入れないとのことでした。しかし、ここで諦めるレク係りではありません!敢えて攻めの姿勢で東南植物楽園へ行く事に決めました。感染対策はもちろんのこと、入場客が少ない時間のリサーチ、入園前の検温方法等、細かく入念に計画をたて、やっとの思いで実現できました。
初めての東南植物楽園のイルミネーションに「キラキラしてほんとにすごいね」「生きていて良かった」「ここから帰りたくない」等入所者からの歓喜の声に職員も感動してしまいました。頑張って企画して良かった!!!
入所者へサプライズ“結婚お披露目会”
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愛楽園プライベートビーチでの記念撮影
コロナ禍の中、職員同士の“結婚お披露目会”を入所者へサプライズで届けることを考えました。準備までの1ヶ月間、眠れなくなるくらい“わくわく”“どきどき”の企画を考え、職員みんなで知恵を出しあいました。
当日は、マスク・検温・手指消毒の徹底!風船で華やかに飾り付け。職場代表挨拶に始まり、キャンドルサービスの代わりに、各テーブルに花を1輪ずつ活けて周り、指輪交換・ケーキ入刀・自治会長・園長挨拶と本番さながらの演出をしました。30分間の短い時間でしたが、内容の濃い時間を過ごすことが出来ました。サプライズ結婚お披露目会に、「本当の事?嘘でしょ。」「全然知らなかった。」「可愛かったさぁ。お祝いできて嬉しかった。」と入所者それぞれにびっくりと、喜びの声と、大きな拍手と、涙する姿が見られました。
この様な瞬間に立ち会い、携われたことに感動しました。2次会の企画までやりたかったのですが、そこは我慢して、この日の帰宅後のビールの味は最高に美味く感じました。
節分豆まき開催
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推進室通りで豆まきを行う
節分は文字通り季節を分ける節の日として「立春」の前日に設定されます。季節の変わり目に起きやすい災難や病気などを「鬼」に見立てて節分の豆まき文化が始まったとされています。今年、2021年の節分は、なんと!124年ぶりに「2月2日」となりました。その特別な日に推進室では初の節分豆まきイベントを行いました。
準備段階として、3名の入所者の方が共同し、1月より節分にちなんだ大きな“おはながみアート”をコツコツと製作。また、鬼のお面や豆入れ用のかわいい折り紙ボックスの製作を楽しみました。イベント当日は、手作りのお面を被り、スポンジで出来た棍棒を振り回す恐ろしい鬼に扮した職員(園長含む)を退治すべく、「鬼は~外!福は~内!コロナ退散~!」と、製作した節分おはながみアートを背景に、楽しく厄除けの豆まきを行うことができました。
今できること! オンラインでの平和の礎参拝
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平和の礎で参拝する野村園長
1入所者Yさんとの何気ない会話の中から「毎年、平和の礎には参拝していたんだけど、今年はコロナで慰霊祭に行けなかったんだよね。」と話しがありました。今はコロナ渦で何処にも行けない、Yさんを連れだし平和の礎まで行くのは少し難しいと思い、オンラインを使い参拝する事にしました。平和の礎の参拝にはサプライズで野村園長も参加して頂き、おじいさんの名前が探せないというハプニングもありましたが、笑い溢れるオンライン参拝になりました。今回、オンラインでの試みとなりましたが、本人の嬉しそうな顔がとても素敵でした。今後も入所者のみなさんと一緒に楽しみながら取り組んでいきたいと思います。
治療の場でもライフサポート
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平和の礎で参拝する野村園長
治療棟・治療センターはその名の通り「治療の場」です。我々スタッフは、治療を行いながらもライフサポートの心を忘れず、有意義に過ごせる方法はないか常に模索しています。入所者Aさんは、カラオケ会を毎週楽しみにしていました。しかし治療のため、人が集まる場所への参加制限があり辛い思いをされていました。
そこで主治医に相談し、Aさんの大好きな個別カラオケを企画しました。カラオケ機器が設置されている園内のQOLセンターを予約し、室内の換気・手指消毒・飛沫防止で歌う時もマスク着用など、新型コロナウィルス感染防止対策を徹底し、約30分楽しまれました。2回実施することができ「満足」とおっしゃっていました。
今後も治療中でも“ 何かできることはないか” 入所者さんの想いを汲み取り、普段の生活スタイルに近づけるようなライフサポートを行っていきます。
第6回 ライフサポートシンポジウムを終えて
~愛楽園のライフサポートを全国に発信~
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開会の挨拶をする野村園長
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質問に答える薬剤科長
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ZOOMウェビナーで使用した機材
令和3年2月9日 第6回ライフサポートシンポジウムが開催されました。
本来なら多くの関係者に参加してもらっていますが、今はコロナ禍のため集まることはできません。シンポジウムの様子を多くの方に伝える方法を検討した結果、①DVDで関係者に配布する。⇒②愛楽園HPに動画アップ⇒③YouTubeによるライブ配信⇒④Zoom
Webinar配信+園内12チャンネル同時中継へとレベルアップ。印象としては一気に④にレベルアップした感じです。まさに、今年のライフサポートのテーマ『新しいライフサポート“やっちゃおう!”』です。開催当日は多くのカメラやパソコン、タブレット、音響設備のケーブル等で公会堂はちょっとしたテレビ局みたいになっています。午前中に配信・音響等のテストを実施して午後に本番。私は医療職(二)の発表を担当しました。テストでスライド中の動画の音声が繋がらない事も多く内心冷や冷やしていましたが本番ではうまく流れてくれました。その他大きなトラブルも無く全国配信の愛楽園ライフサポートシンポジウムは無事に終了することができました。当園のスタッフのみでネット環境や機材も充分では無い中でここまでのことをやってみるチーム愛楽園のチャレンジ精神に感動しました。
この経験を活かして今年11 月に主催するハンセン病コ・メディカル学術集会もやっちゃいましょう!!
第12回園長杯ソフトバレー大会
“6センター優勝”
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どこに打とうかしら!!
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私にまかせて!
10月15日、3密を避ける新しい様式での園長杯ソフトバレー大会が行われました。
新型コロナ感染予防のため、1 試合3 人制の15 分、会場での応援は無くテレビ中継、高得点の 2 チームだけが決勝に進める新ルールでした。6センターは5 チーム出場しました。練習時は1 チー ム6 人から3 人のルール変更に不安と不満で一杯の入所者の皆様でしたが、毎日練習を重ね、本番 では日頃の練習の成果を発揮し、どのチームも接戦で白熱したゲームを繰り広げました。そして我 が6センターの“ バラチーム” が優勝を勝ち取りました。新たなルールでのソフトバレーボール大 会でしたが、テレビで応援してくださった皆様、ありがとうございました。
ハロウィン祭り初開催
~異文化を楽しもう~
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期間限定のハロウィン通り
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愛楽園のハリーポッター参上!
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月夜の晩に空とぶ魔女とモンスターが!
令和2年10月27日から11月3日迄の8日間、カフーウナー(ライフサポート推進室広場)にて、「コロナウィルスを悪霊とともに払いのけ退治する」という思いを込めてハロウィン祭りを開催しました。
当園では、初の取り組みであり入所者の皆様の反応はどうなのか、感染対策はどうするのか多少の不安がありました。準備の段階より入所者の見学があり、期間中は延べ50名の訪問がありました。入所者からは、「自分が作ったよ」と嬉しそうに友人へ話す姿やセンターの展示作品を見て「すごいねぇーよく頑張って作ったね」などの嬉しい言葉が聞かれました。
お茶会では、久々に会った入所者同士が交流し楽しく過ごされ憩いの場の提供になりました。また、特別企画「入所者様へエールを送る」として10月30日には、野村園長を初めとして三島看護部長、吉田副看護部長、中村薬剤科長、坂元放射線技師長の5名による各センターへの仮装訪問が行われました。入所者、職員も仮装し、みんなで祭りを盛り上げ、「わくわく・ドキドキ・うきうき」の楽しい時間を過ごしました。”ハロウィン”というなじみのないものを入所者の皆様に喜んでもらえるのかどうか不安で始めた取り組みでしたが、入所者、職員ともに楽しみながら異文化を感じることができた祭りとなりました。
手作り作品を一堂に 〜文化祭開催〜
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各部署より数多くの作品が出品される
去る、令和2年11月17日から19日までの3日間、文化祭を公会堂で開催しました。会場には、入所者の皆様の手作りセーターやショール、帽子などの手芸品をはじめ俳句、短歌、琉歌の文芸作品、懐かし風景写真等を所狭しに展示しました。また、別の一角では、入所者が栽培した野菜のレタスやパクチョイ、シークワーサー(和名:ヒラミレモン)などを販売、完売し大好評でした。
体験コーナーを設けて、おはながみアートや入所者の方の指導による民芸品のオーダー(沖縄の伝統の縄)作りを体験して頂きました。
会場を訪れた入所者の皆様からは「みんなの作品を一堂で見ることができた」「自分の作品に対して自信を持った」、同行していた職員からは「入所者の作品を見ることで改めて入所者を知ることができた」など、うれしい声が聞かれました。
次年度も入所者の皆様の声に応えて文化祭を開催したいと思います。入所者・職員の皆様、作品を楽しみにしています。「チバリヨー(頑張って下さい)」
三線ちょーでーず見参!(全館停電にて)
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三線ちょーでーずのアイドル
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演奏風景
前号で紹介した新生ちょーでーず、その後の反響が凄まじく、12月10日の全館停電日に演奏をしました。照明の消えた各センターにて三線の音色を入所者の方々に聴いていただき、また一緒に歌ってもらったり、太鼓や指笛で一緒に演奏してもらったりで、楽しい時間を提供するはずが、私自身がとても楽しい時間を過ごしてしまいました。私自身は演奏するフリしかしていませんが、三線が奏でる音楽が停電をも忘れさせる明るさをもつほど、欠かせないものだと感じました。次回こそはもっと練習し、三線の音色を自分の手で奏でられたらと思っていますので、三線ちょーでーずをこれからもよろしくお願いいたします。
園内ペタンク大会の開催
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勝負の一投!
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リモートで応援!
令和2 年12 月17 日 園内ペタンク大会が公会堂にて行われ、各センター・一般舎から18 チームが集い熱戦を展開しました。
今年度は新型コロナウイルス感染症予防のため、例年行われているクリスマス会をペタンク大会に置き換え、3密を避けたルールでのイベント開催となりました。
午前中はブロック毎の予選を行い、勝利数の多いチームが午後の決勝トーナメントへ進むというハードな日程となりました。しかし、過去に園内で行われていたこともあり、試合が進むにつれ、白熱した試合の連続となりました。お互いの玉が“的玉から数㎜”というような場面も多数あり、メジャーを使って距離を測るなど審判泣かせの名場面が続出しました。選手達の表情は真剣そのもので投げた玉を的玉に着けた場面では、会場内からどよめきと、大きな拍手が幾度も湧き起こっていました。
午後には決勝トーナメントが行われ、一般舎の“りんごちゃんチーム”が優勝の栄冠を勝ち取り、またベストプレイヤー賞とベストスマイル賞もそれぞれ選出され表彰を受けました。選手、大会運営委員の皆様、応援していただいた皆様大変お疲れ様でした。
これから本格的に寒くなり、新型コロナウイルス予防のため外に出る機会が減ることが予想されますが、手軽に出来るペタンクなどで身体を動かして寒さとコロナを吹っ飛ばしましょう。
愛楽園スコアブランド公園イルミネーション
~入所者の皆様に元気を~
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サンタによる司会
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イルミネーションの風景
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ハートの愛と愛楽園マーク W の愛
12月3日(木)今回で5回目を迎えるスコアブランド公園イルミネーション点灯式。例年なら入所者、職員約100人程が会場に集い職員による余興、入所者のカウントダウンの合図と共に鮮やかに公園内を包み込むような点灯式が行われていました。今年はコロナ禍のため、プロジェクトチームと関係者のみが集まり3密を考慮した開催、園内ライブ中継となりました。
入所者の皆様には今年一年、楽しみにしていた園行事イベントが中止になったり、また制限されたりの大変な思いをされたかと思います。
プロジェクトチームとしては、”入所者の皆様に元気を”と、12日間で約2万個の電飾を飾りました。当日は、入所者の皆様には各居室で園内ライブ中継を12チャンネルでご覧になり、第2センター制作によるDVD放映、会場でのイルミネーション点灯の瞬間を楽しんで頂きました。
今回、電飾作業にあたっては、チーム以外家政係、営繕室、電気士の協力も頂き、公園内も例年とは違う感染対策のため、限られた順路を設置しました。
来年も引き続きプロジェクトチームを立ち上げ、さらなるイルミネーションを皆さんにお届けしたいと思います。その時は、会場での開催を祈っております。
開園82周年記念日に光の花が咲く
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空いっぱいに光の花が咲きました
今年は新型コロナ感染症が広がり、三密を避ける為に園内はじめ外部へのレクレーションが中止、園内は静まり出かけることや面会も制限されている中、何かみんなが楽しく過ごせることができないか、自治会内部で話し合いをしているときにふれあい福祉協会の三木賢治理事長と加藤亜紀子事務局長が来局された。二人はゆうな協会への用事で来沖され、ついでに当園へ立ち寄ったということだ。今年は各園とも行事を取り止めて予算が執行されていないので花火でも上げないか?と話になり、無観客の花火を大々的に行いたいと申し出ると、了解が出て花火を打ち上げることになった。
11月10日82回目の開園記念日19時30分、予定通り大きな音と共に打ち上げ花火が始まった。当日は北風の強い中で打ち上げが出来るか心配していたが、無事に大盛況のうちに終了した。
第55回社会貢献者表彰受賞に顧みる!
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みんなで記念撮影
始めに第55回社会貢献者表彰選考委員会へ推薦戴いた三島潤子看護部長、大兼久みより宮古南静園総看護師長へ自治会より心から感謝申し上げます。
金城雅春会長は、ハンセン病問題から学ぶ歴史を紐解き偏見差別・平和学習のフィールドワークを牽引した功績を第一次・第二次審査で高く評価され面談等を経て9月7日第55回社会貢献者表彰者選考委員会にて受賞決定の運びとなりました。
受賞準備を進める最中、新型コロナウイルス感染症第3波が社会情勢を大きく揺がし、逼迫した報道もあり11月24日表彰受賞式への渡航自粛を決断しました。
誉れる表彰受賞式典断念は忍びない、園内で贈呈式を執り行って欲しいと意見もあり一部再現した表彰贈呈式案を作成しました。企画書を基に推薦者をとおし野村謙園長、他施設幹部へ相談しましたら快く受けて下さり表彰状をお渡しできたことは感慨深いものがありました。
「講演会・講話に同行して思うこと、教育現場での講話終了後に会長へ詰め寄って質問をする子供達もいて微笑ましい光景を目の当たりにします、人は誰しも何らかの差別的な思想を秘めている、他者に囚われ過ぎず自身に向き合えるか否かが大切だと理解しておられるような場面も窺える。」
ハンセン病問題から学ぶ講演・講話をとおし一人一人の輪が確実に意識改革に繋がっていると推察します。
オンライン面会はじめました!
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家族と楽しくオンライン面会を行う
愛楽園では、長期化する面会制限から入所者の皆様のストレスを少しでも緩和できるように愛楽園専用のタブレット端末を使用し、入所者様とご家族双方が顔を見ながら会話ができるようにと「オンライン面会(ビデオ通話)」を令和2年10月から開始しました。
ある入所者家族より「孫が産まれたんですが、叔母に是非みせてあげたいけどコロナ禍の中、面会にもいけないのでどうにかなりませんか」という問い合わせがありました。
園の最優先事項として検討し、スマートフォンアプリ『LINE』を活用したビデオ電話を使う事を考えました。
コロナ感染の心配もマスク着用もなく、お互い顔を見ながら話すことができ、お孫さんの顔も充分に見せてあげることができる(ニヤリ)♪。至急設備を整えるべく、大画面で表情が見やすい12.9インチのタブレットを準備し、オンライン面会用LINE使用のための規程を作成しました。今では、入所者の方と家族を繋ぐ役割を担いはじめています。
今後とも入所者様とご家族の期待に応えられるように、日常生活及び社会生活が維持できるように取り組んで行きたいと思います。
A 子さんへのビデオレター!
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第6センターの皆からA 子さんへ
入所者A子さんが他院で手術を受けることになりました。コロナ禍のため面会は禁止、付き添いが出来ないため、動画でメッセージを伝えることにしました。動画には職員、野村園長、そしてA子さんのご主人に参加して頂き、「手術頑張って下さい」と心を込めて応援メッセージを送りました。
A子さんから「頑張ります」と返信の動画が送られてきた時は、嬉しくて何回も動画を見返しました。
ご主人もその動画をみて「A子頑張れよ」と嬉しそうにおっしゃっていました。A子さんは手術前は座ることも困難で、好きだった麻雀や編み物が出来ない状態でした。愛楽園に帰ってこられたら、麻雀や編み物を楽しめる様に支援していきたいと思います。
久しぶりにみんなで集まった観月会!
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久しぶりにみんなで集まれて楽しかったです
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お月様が綺麗に見えました
第1センターでは、旧暦の8月15日に当たる10月1日に観月会を行いました。今回の観月会は、コロナ禍で思いきりはしゃぐ事のできない中、ソーシャルディスタンスを保ちながら入所者へどのようにしたら楽しんで頂くことができるかを考えながら企画しました。
当日、第1センター屋上テラスでは、3密を避けるために前後左右2mの間隔を確保した席を配置しました。開宴の前にポツポツと降り始めた雨が大粒の雨に変わった時には、「今年の観月会はできないかもしれない」と、誰もが諦めかけていました。しかし、皆の願いが通じたのか雨は開宴30分前にはピタッと止み、嘘のように晴れ上がり、予定通りの観月会を行うことができました。
女性入所者の方々が、この日のために浴衣姿で会に華を沿えていました。そして、テーブルの上にはお月見弁当とオードブルに沖縄名物の「の」まんじゅうを準備し、飲み物等を頂きながら、会が進行していく間に、空には綺麗なお月様が顔を出していました。お月様に見守られながら「炭坑節」を職員と入所者の方々が一緒になって踊りました。最後に、打ち上げ花火やナイヤガラ花火等も行い楽しい時間を過ごす事ができました。
これからも、入所者の方々と共に楽しめる、笑顔が見られるようなレクリェーションを企画し、ライフサポートに取り組み活かしていきたいと思います。
新しい形の敬老会を迎えて
令和2年9 月15 日、例年にはない新しい形のリモートでの敬老会が行われました。第1センターは全員が敬老会のお祝いの対象者です。その中でもカジマヤー祝いの方が1 名、とーかち祝いが2名、トゥシビー祝いが1 名、古稀祝いが2名の計6名の方が節目のお祝いを迎えました。カジマヤーの道ジュネーに使用する車の飾り付けは、T さんの名前にちなんだ「宝」の文字をデザインしました。その出来映えに、T さんからは「上等だな」と喜んでもらいました。
敬老会の余興については、ビデオ余興という今までにない試みで行われました。センター多目的ホール、屋上テラス、各ユニットなどいろいろな場所で撮影し、多くの職員が参加しました。また、参加できなかった職員も写真で参加し、全員で祝うことができ、第1 センターならではの良いビデオ余興になったと思います。
敬老会のメイン会場とリモートで中継された第1センターでは、トゥシビー祝いと古稀祝いの対象の方だけではなく、他の入所者の方々も3 密を避けるため、間隔をあけて時間差で参加して頂くことができました。また、参加者からも「みんながお祝いしてくれて楽しかった。」との感想も聞かれました。
センターでもあやかり(幸せを分けてもらう)ましたよ~
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1センターからデビューした花笠娘!?
「センターの皆さんに僕の気持ちとして饅頭を配りたいが配ってくれないか」とT さんより、カジマヤーを迎えるに当たり強い希望がありました。そこで、レク係りにも協力してもらいセンター内を道ジュネーのための準備を進めていきました。敬老会当日は、T さんは園内を回る道ジュネー、式典を無事終了しセンターに戻りました。そして一息ついた後に、この日の為に内緒で作成し用意された特製宝船にのり込んで頂き、T さんを先頭に花笠娘?の三線の演奏と共に各ユニットを道ジュネーで回りました。その際ソーシャルディスタンスを保ちつつ、入所者一人ひとりにT さんの顔写真を貼った「あやかり」饅頭を配りながらお祝いと感謝の気持ちを分かち合っていました。新型コロナの感染予防のため会場に行けなかった入所者の方々にも、カジマヤーの衣装を着たT さんをゆっくりみていただき「あやかる」ことができたと思います。
後日、本人から「ありがとう、ありがとう」と笑顔のプレゼント、センター職員の協力により本人・家族が満足のいくカジマヤー祝い、敬老会になって良かったと思いました。
感謝、感謝のカジマヤー祝い
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敬老会園内リモート生中継
カジマヤー祝い当日は、天気・体調共に良好。この日のために家族が揃えてくれた赤い着物をはおり、スタッフ3人で協力し、バッチリメイク!!お日様とお花が大好きなA さんをイメージした向日葵をモチーフに第2 センターの総力を挙げ、軽トラックに飾りつけた、道ジュネーがスタートしました。「A さんおめでとう」「可愛い」等々沢山の入所者の皆さんや職員が沿道から暑い中、手を振り声援を送ってくれました。チーム愛楽園の温かいおもてなしに「何とも言えない感謝と皆様に神のお恵みがありますように」と胸いっぱいのA さんと私。・・涙・・感謝・・
次の目標は「100 歳になって総理大臣から賞状を貰うことです。」と、おっしゃってました。皆様これからもA さんが元気に過ごすことができますうよう宜しくお願い致します。
第6センター初のカジマヤーを祝して
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感謝のお礼をこめて風車を振る入所者
令和2 年9 月10 日 第6センター初のカジマヤー(満96 歳)を迎えるA さんを祝して、センター内で道ジュネーを行いました。美容室協力のもとメイク・着付けをしてもらい、第6 センター職員総出で装飾した車椅子「プリウス2号」に乗り込み、入所者一人ひとりのお部屋をゆっくりと周りました。A さん特製のサーターアンダギーを配り、幸せのおすそわけがふるまわれました。皆さんから「おめでとう!」「きれいよ~」などのあたたかい声掛けに目を潤ませ、幸せそうなA さんでした。また、「来年は私の番だからあやからせて」とB さんの歌に合わせ園長先生をはじめ、他部署の職員たちも一緒になってカチャーシーを舞い、盛大に健康長寿を祝うことができました。とても温かく笑顔溢れる1日でした。
カラオケ、さいこうー!!
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感謝のお礼をこめて風車を振る入所者
今年はコロナ禍の中、夏祭りは中止になりましたが、リモート下での「カラオケ発表会」が開催されました。第6センターからは4名の入所者が美声を披露しました。人前に出るのが苦手なK さんでしたが、本番当日も、緊張から逃げ出したい気持ちを振り切り、見事にその美声を園全体に披露する事が出来ました。「楽しかった~」歌い終わったK さんは満面の笑顔でした。すでに来年の選曲も決まっています。癖になりそー!!
最後に職員によるエイサーもリモートでしたが、入所者の皆さんもセンターで一緒にパーランク
3密を避ける散歩通りの企画 シリーズ第3回 チーム愛楽園より
入所者の皆様へエールを送る「七夕飾り」
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七夕飾りで彩られたカフーウナー通り
新型コロナウイルスで自粛している入所者に対して全部署(職員)よりメッセージが届けられ、7 月1日より7 月15 日までの期間、ライフサポート推進室通りに七夕飾りを設置しエールを送りました。
各部署の笹には特色を活かした色とりどりの七夕飾りが施され、短冊には職員より、外出できない入所者に対して「コロナが落ち着いたら、またカラオケ、ゲートボールで楽しみましょう」「コロナを気にせず、早くバスレクが楽しめますように」「早く買い物レクが行けますように」「入所者・職員一緒に毎日過ごせますように」など入所者の想いに寄り添った願いが多く込められていました。
チーム愛楽園より入所者へ送られた短冊は、276 枚でした。また、散歩できない入所者に対して、園内放送にてビデオ放映を行いエールを届ける事ができました。今後もチーム愛楽園として、入所者の「こころ豊かな人生を応援する」取り組みを行っていきます。
3密を避ける運動企画 ~ペタンク復活~
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久しぶりのペタンクに熱中!
2007 年まで園内で盛んに行われていたペタンクを、「3密を避けた新ペタンク」のルールを作成し、新型コロナウィルスでステイホーム中の入所者の運動として、復活することになりました。
感染予防対策として、「密閉」は窓の全開、大型扇風機の活用、「密集」は参加者10 名以下に制限、同センター内の対戦、「密接」はコートを4M ×4M に拡大、競技者を4側面の中央に配置し工夫をして6 月16 日より実施しました。参加者は、「以外に難しい。」「個人戦だから面白い。」「前は、もっと投げられたが、年取ったなー。」など笑顔で参加しています。
7 回開催して、合計41 名が参加しました。新型コロナに負けない!!身体作りを目指して今後も継続します。
南部ドライブレク
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南城市奥武島の天ぷら店
7月21日( 火)5ヶ月ぶりの園外レクリエーション。気分転換と車窓からの景色を楽しむ目的で南部ドライブレクへ行ってきました。新型コロナウイルス感染防止対策のため、手指消毒・車内の換気・マスクの着用を徹底し、入所者4名と職員4名、合計8名のドライブレクとなりました。
当日は晴天のもと10 時に愛楽園を出発しました。ニライカナイ橋から見る青い海と久高島に思わず「綺麗だね~!」と感嘆の声が出ました。次の目的地、南城市の奥武島に到着、有名な名物の天ぷらを購入。その際も感染予防を図りながら職員が天ぷらを購入し、車内で皆で頂きました。魚、
芋、うむくじ( 芋くず) 天ぷら、ウインナー天ぷら等どれもおいしく好評でした。
その後、豊崎にあるイーアス沖縄を通り、帰りは瀬長島のパーラーで買った苺、チョコレートのアイスクリームをバスの中で食べながら、帰路は国道58号線を北上しました。窓の向こうには、東シナ海が広がり本部半島や伊江島まで見えました。「一般道を通るレクもいいね~、来て良かったさ~」との言葉が聞かれました。コロナ禍のため、トイレ休憩以外バスから降りることのないバスレクでしたが、車内で流れる琉球民謡を楽しみゆったりとした雰囲気で、入者所の皆さんも職員も楽しいひとときを過ごすことができ素晴らしい一日となりました。
スターバックス・本部周辺バスレクにて
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車窓からの景色
コロナ禍の中、3密を避け、感染拡大防止を徹底しながら、入所者に少しでも楽しんでもらえるようにドライブレクを4回に分けて企画しました。初スターバックスではドライブスルーで注文しました。職員がインターネットからメニューを印刷し、入所者の皆さんにみてもらっていたので、スムーズに購入することができました。
初めて食べるダークモカチップクリームフラペチーノ、ナッツフレーバー、エビのビスクフォカッチャ、バニラクリームフラペチーノに「美味しい!美味しいよ!!」と言う声が聞かれ、ふく木並木や車窓からみえる海の景色を見ながら昔の話しなどに花が咲きました。「気分転換ができた、毎日でも行きたい」と、入所者の心も癒され胃袋も満たされた楽しいひとときを過ごすことができました。
「七夕」にスイカ割りで楽しみました
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どっちが本物のスイカ?
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皆さんからの声援の中、振りかぶってぇ~ エイ ん、あれ?
今年も楽しい七夕にしようと、入所者の顔写真を貼った短冊に願いを書いて飾り付けるなどの準備をしてきました。ただ、去年と違うのは三密にならないよう考慮し行わなければならないということでした。
今年も楽しい七夕にしようと、入所者の顔写真を貼った短冊に願いを書いて飾り付けるなどの準備をしてきました。ただ、去年と違うのは三密にならないよう考慮し行わなければならないということでした。
第1センターの全入所者と職員を近くに感じられる工夫を行い、以前のレクリエーションへ近づけられたらいいなと思いました。
「わくわく謎解き点数探しゲーム」を行いました
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職員と一緒に協力し謎を解いて隠されている点数を探しています
新型コロナウィルス感染防止のため、6月25日(木)に予定していた園長杯ソフトバレー大会が延期となりました。その日は何よりも入所者の方々が楽しみにしていたこと、また、勤務者も多めに配置していたこともあり、その日にセンター内で三密を避け、みんなで楽しみながら行えるレクリェーションはないかと、急いでレク係を中心に検討を重ねました。そして、全ユニットの至る所に点数を隠し、出されたヒントを基に制限時間内に探し出して行くという「わくわく謎解き点数探しゲーム」を考案。サプライズで賞品を準備し、獲得点数の多い参加者から順に表彰を行いました。
また、ゲーム中に記録室からセンター内の放送を利用し、参加者の状況や表情などユーモアを交えながら実況したことにより、他の参加者の状況もリアルタイムで伝える事ができました。入所者からの感想として「他のユニットの友人に会えて話が出来て良かった。」「普段はあまり他のユニットに行くことは無いけど、今回は全部のユニットを回れて楽しかった。」「景品も貰えて嬉しかった。」等の声が聞かれました。
今回、急遽立ち上げた企画であったため、準備期間が短くどうなるかハラハラしましたが、入所者の笑顔を見ることが出来たので実施して良かったと思いました。
「出前ぜんざい」を実施して
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「出張¦出前ぜんざい」
治療棟・治療センターでは、「七夕飾りと懐かし写真展」と「出前ぜんざい」を企画、一般区の皆さんにこの夏を楽しんでもらいました。
出前ぜんざいの1週間前から準備をはじめ、一般区の集会所近くの廊下に七夕飾りと写真を展示しました。出前ぜんざい屋台の雰囲気をぜんざいと共に味わってもらいたいと、屋台を飾りつけしました。「3密」にならない工夫は、事前に配布した食券と職員による居室への出前サービスです。おいしい「氷蜜」をかけたぜんざいと職員の会話をお届けし、普段はあまり出来ない「ゆんたく」※1の時間を入所者・職員共に楽しみました。
入所者の皆さんは「美味しかった・おかわりできるかな」と喜んでもらいました。また園長はじめ看護部長・福祉スタッフにも参加していただき、賑やかな「出前ぜんざい」になりました。
※1「ゆんたく」は沖縄の方言で「おしゃべり」のことです。
ラーメン屋台『あいらく屋』 一般舎でO P E N !
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ラーメン1つ!
7月9日、一般舎にて1日限りのラーメン屋台をOPENさせて頂きました!当日は一般舎の皆様がラーメンを希望して下さり、『こんなのが楽しいさぁ』『もう、ここでずっとラーメン屋さんしなさい』『また、お願いね』など、たくさんの喜びの声と笑顔を頂くことが出来ました。一般舎の皆様ありがとうございました。屋台企画第一弾はお陰様で大成功を収めました。栄養管理室では現在、次回の屋台はいつやろうか?何を提供しようか?と、わくわく、ドキドキ、うきうきが止まりません!お楽しみにしていて下さい!
『ごきげんリハビリ菜園』始めました
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リハスタッフ皆で畑を耕す
リハビリ室では今夏より菜園を始めています。
入所者の方々のご指導を受けながら、野菜などの作物を作っています。
初めは荒れ放題だった畑やその周辺の雑草を刈り取り、砂を拾ってきて土と混ぜ、畑に肥料を入れて耕しました。今回はサラダ菜を植えました。成長の様子を気にかけてくれる方々も多くいらっしゃいました。おかげさまで無事に収穫するまでになりました。汗を流しながら育てた作物を収穫した時の喜びはひとしおでしたし、感謝しながらおいしく頂きました。
現在、台風や大雨などの影響で新しい作物を植えていない状況ですが、時季を見計らい復活させたいと思っています。
看護師長会 初の浴衣会議と浴衣道ジュネー
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七夕ロードで一致団結!看護師長会の浴衣レディ9名
コロナ禍にある7月。それは、看護部長の優しい声と嬉しそうな笑顔で「楽しいこと考えた」の一言から始まりました。「七夕に浴衣で道ジュネー(渡り歩く)をしましょう。」「看護師長会議は浴衣でしましょう。」と看護師長会9名のわくわく・どきどき・うきうき浴衣道ジュネーが決定しました。
今年の七夕の短冊には、各センターの職員から入所者を元気づけるためのエールを飾りつけました。
「浴衣を着て入所者に笑顔と元気を届けましょう。」と七夕ロードと名付けられた七夕飾り一杯の道と各センターを浴衣姿で道ジュネーしました。「みんなきれいね」と、初の試みに入所者はビックリしながらも笑顔で迎えて下さいました。
また、看護師長会議も浴衣で始まりました。心なしか会議も華やいでいる様な気がしました。(もちろん内容は真面目な会議ですよ)コロナ禍にある中、看護部長の言葉から始まったささやかなサプライズは入所者のみならず私たちも笑顔になりました。
秋季慰霊祭について
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新しい生活様式に添った慰霊祭
令和2年9月24日13時30分より当園納骨堂において秋季慰霊祭が行われました。
愛楽園幹部及び自治会長が参加し、「祈りの家教会」の高司祭による祈祷が行われました。
春季の慰霊祭後に3名の入所者が逝去され愛楽園で亡くなられた入所者は1394柱となりました。今年の慰霊祭は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため入所者は参加せず献花のみ時間をずらして行うこととし式典でも全員がマスクをして聖歌の斉唱も行わないなどの「新しい生活様式」を守った祭事となりました。
私達の生活は春から秋ですっかり様変わりしてしまいましたが、愛楽園で亡くなられたすべての御霊のご冥福をお祈りいたします。
ライフサポート支援室バージョンアップ新名称
ライフサポート推進室 「カフーウジャー」(幸せの部屋)に決定
令和2年7月1日より「ライフサポート支援室」は、『ライフサポート推・進・室~カフーウジャー~(幸せの部屋)』に改名しました。皆様には愛称のカフーウジャーと呼んでいただきたいと思います。
入所者の皆様の「こころ豊かに生きる」を応援してきた、「ライフサポート」をさらに充実すべく、力強く新たなステージに推し進めたいという願いを込め、「ライフサポート推進室」はバージョンアップしていきます。ぜひ御訪問下さい。そして、入所者の皆様ひとりひとりが、思い思いに好きな事を楽しみ、幸せな時間が過ごせる部屋にしていきたいと思います。
入所者・職員みんなで、「わくわく・ドキドキ・うきうき」の毎日を過ごしましょう。これからもライフサポート推進室カフーウジャーをよろしくお願いします。
3密を避ける散歩通りの企画
シリーズ第1回:鯉のぼり大空へ舞う
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色とりどりのこいのぼりが大空を舞う
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明るくなったライフサポート推進室通り
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一つ一つ願いを込めて
リニューアルした新ライフサポート推進室では、新型コロナウィルスの影響で入所者の皆様に、移設・リニューアルした推進室の場所の紹介ができていませんでした。
そこで端午の節句に合わせて、推進室のお披露目をかねて各センターの入所者の皆様と職員の協力を得て鯉のぼり作成を行いました。各センターから持ち寄った色つきビニール袋や紙ヒモなどを使い、鱗やかわいい目玉づくり、入所者の皆様の名前が入った個性豊かな鯉のぼりが完成しました。
第1センター前から推進室前通りまで掲場し、色とりどりの鯉のぼりが新ライフサポート推進室通りを鮮やかに彩り、入所者の皆様の散歩コースとして楽しんで頂きました。
入所者の皆様より「あれは私達が作った鯉のぼりでしょー」「ハートの目の鯉のぼり、初めて見たさー」などの嬉しい声が聞かれました。
いつまでも元気よく大空へ舞う姿に入所者の皆様の健康を願いました。
3密を避ける散歩通りの企画
シリーズ第2回:「カフーウナー」あじさい広場
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綺麗に咲いたあじさい
新ライフサポート推進室では、季節の移り変わりを楽しんで頂きたいとの願いを込め「カフーウナー」( 幸せな庭)と名付けた庭をつくりました。6月は今が季節の「あじさい広場」。庭には咲き始めたあじさいの花が咲き、散歩中に立ち寄ってくださった入所者の皆様より「きれいな花が咲いているね」「これ何色かねぇー」「ここ暑いから水いっぱいかけないと元気ないよー」など楽しんでもらい、初夏の訪れを感じて頂きました。今後も季節を感じられる庭にしていきたいと、夏に向けてひまわりを植えました
また入所者様にも新型コロナウィルス感染予防の意識が高まり、マスクの着用、ソーシャルディスタンスを守りながらゆっくりと散策される様子に、企画側の私達も安心した気持ちになりました。
今後も3密を避けるレクリェーション( カラオケ・ペタンク・ゲートボール) を企画しています。入所者の皆様楽しみにお待ち下さい。
新型コロナに負けない第2センターの団結力
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カラフルマスク作製しました♪
「新型コロナに負けない」を合言葉に、日々品薄になるマスクを入所者と共に第2センターでも作り始めました。初めは縫い方もピーコーコー(下手ピー)でしたが、アイディアを出し合う事で素敵なマスクが出来上がりました。また、個人で作った色とりどりのマスクもあり可愛らしいマスクを見るだけでも楽しい気持ちになりました。そんな中、入所者から「私も自分のマスクを作りたいな」と生地の提供や、ミシンを貸してくれました。一緒に作り出来あがったマスクを着けた写真を掲示板に貼り出すと、これまた面白くマスクより顔のほうが小さかったり大きかったり(笑)実に楽しいマスクコレクションとなりました。
まだまだ気が許せないコロナ問題。入所者やスタッフ皆にとって特別な体験で有り、皆で一丸となり取り組んだマスク作りも決して忘れる事の出来ない体験として残る事でしょう。早く早くコロナさんにバイバイ(^_^)/~したいものです。
新型コロナ対策への取り組み
「推進室マスク」作り
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コロナ撲滅を願いマスクを作製
4月に入り、ライフサポート推進室へ配属早々に日本全国で新型コロナウィルスの騒動が発生しました。私達スタッフも4月16日より試行錯誤をくり返しながら、初めてのマスク作りがスタートしました。
ライフサポート推進室ではデザイン+機能性を重視し、品数が少なくなった医療マスクを中に入れ込む事ができる最新式「推進室マスク」を開発し、不慣れなミシンで懸命に作成しました。
入所者の皆様への感染を防ぐために真心を込めて作成した20 枚のマスクは、一般舎の皆様を中心に推進室へ訪問してくださった方々へ贈呈しました。
ラーメン あいらく屋
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いらっしゃいませ~!!
去った6月16日、17日、19日の3日間、ラーメン『あいらく屋』を各センターで開店させて頂きました。営繕、各センタースタッフや幹部職員に屋台制作依頼や感染対策の相談を行い、準備期間約1ヶ月で実施することができました。発案当初は、『感染予防のために、許可が出ないのではないか?』と不安な気持ちもありましたが、相談したスタッフ皆が『どうしたら実施できるのか』と前向きに考えてくれ、チーム愛楽園のチカラで無事に実施日を迎えることができました。屋台開店当日は、『おいしかった、またやって欲しい』、『他の味も食べてみたい』と、好評のご意見を多数頂き、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。7月は一般舎での実施を計画中です。今後も栄養管理室は、入所者の皆様のためにできることを模索し、楽しめる企画を形にしていきたいと思います。そのためには、他職種の皆さんのご協力と、多くの入所者様のご参加が必要です。これからも屋台を持って、各センターへ出店企画をさせて頂きますので、その際はまた、ご来店をお待ちしております。
県産品応援プロジェクト開催
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飛沫防止カバーも取り付けて体験
令和2年5月21日、第1センターでは「やーぐまい(Stayhome)。今だからこそ出来ること」をテーマに県産品応援プロジェクトを行いました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、外出自粛が続く中、「社会で変わりつつある事を体験することは出来ないか。」との思いがこの企画のきっかけでした。そして、観光客の数が減少して県産品の売り上げが減っている今、「県産品を食べて皆さんでうちなーを盛り上げましょう。」と考え、一般のスーパーで取り組まれている感染拡大防止対策を再現し、県産品の受け取りを行いました。
①入所者をマスク着用にて誘導、②手指やショッピングカートの消毒、③床に貼られた足形の目印に合わせて間隔(ソーシャルディスタンス)を空けて並ぶ、④飛沫防止シートの設置など、感染拡大防止対策を体験して頂きました。
入所者からは、「美味しかった」「もっと欲しかった」などの声が聞かれました。また「コロナに負けないぞ!」の言葉に「いいな。その言葉、大好きさ」との声もあがり、私達も応援された気持ちになりました。
微力ながらうちなーを盛り上げることが出来たのかなと思います。まだまだ新型コロナウィルスの影響は油断出来ない状況が続いておりますが、そんな中でも入所者の皆さんが少しでも明るい気持ちで過ごせるようサポートしていきたいと思います。これからも今、入所者に出来ることを考え、入所者が日々楽しめるよう支援していきます。
県産品応援プロジェクト開催
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ホテルのテラスにて・・・?
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本日のメニュー
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笑い福い看板 ポイント珊瑚風鈴
新型コロナウィルス感染拡大予防による外出自粛、レクリエーションの中止が続いている中、入所者様へ「笑顔のサポート」をしたいと思い企画しました。6月25日担当者を中心に、第6センターの広々としたウッドデッキにリゾートホテルの雰囲気漂うオアシスを作りました。職員手作りの珊瑚風鈴を飾り、「自然と風流を感じながら日光浴と軽食で免疫増進・元気充電」をテーマに、入所者様の菜園から頂いた夏野菜(ゴーヤー・ニラ・大葉・レモングラス)の天ぷらやヒラヤーチー、ハーブティーを準備。わたあめ・かき氷等のメニューも取りそろえ、「ジュウジジャー・サンジジャー(暑い沖縄10時と午後3 時に休んで水分補給をしましょう)~ネットカフェ・笑い福い~」をオープンしました。入所者様から「美味しいね」「わたあめ懐かしいね、60年振りに食べたさ~」「最高」と沢山の笑顔を見ることができ、ソーシャルディスタンスを心がけ楽しい1 日を過ごすことが出来ました。
これからもコロナに負けない!暑さに負けない!楽しい企画を計画していきたいです。
新型コロナウィルス対策のため感染対策劇が延期
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脚本や練習日程
和元年度感染対策チーム勉強会として3月10日に上演予定で進めていました結核劇「モー、あんた結核かもよ」がコロナウィルス対策のため延期となりました。感染対策劇としてはインフルエンザ、ノロウィルスに続く第三弾となりこれで完結と息巻いていたところでした。配役も決まり、大道具、小道具などの各係の割振り、内科の西山先生へのプレゼン依頼、舞台練習も始まり、全てが順調に動き出していたところだったのに・・あ~残念。
世間一般的にコンサートやイベントがことごとく中止、延期を決めていく中、この結核劇を予定通り行うなんて事はおこがましく難しいとは思っていたのですが・・・。
しかし、次年度にはなりますが、このコロナ騒動が落ち着いた頃、日程調整の上、結核劇を上演しようという事でICT会議において話しがまとまりました。いつか、きっと皆さんにご披露致しますね。楽しみにお待ちください。
第2センター下半期誕生会
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ワクワク・ドキドキ誕生会
令和2年1月16日、第2センター下半期誕生会を行いました。誕生会では、A保育園の園児も一緒に参加、園児からはお遊戯のプレゼントがありました。また、園児・入所者・職員も交えてのゲーム(尻尾取り・玉運び・リレー)を通して皆が楽しむ事ができました。
昼食は、バイキングのように様々なメニューがあり、入所者の皆さんが美味しそうに食べている姿が印象的でした。園児の皆さんも、入所者と一緒にテーブルを囲んで、親御さん手作りのお弁当を食べました。“また、愛楽園でお弁当を食べたい”という園児のかわいい感想もありました。最後は入所者がうれしそうに園児にプレゼントを渡したり心が温まる優しい場面もありました。
今回の誕生会での入所者と園児の関わりを通して、地域との交流が大切だと改めて感じました。
私も、入所者が楽しめるよう他の地域の人とも関われるよう努めていきたいと思います。
第2センター文化祭
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好評だったバー!
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丹精のこもった入所者の展示品
令和2年2月13日「第2センターは世界とつながります」をテーマに文化祭を行いました。数ヶ月前から入所者の皆さんと一緒に取り組んできた、手作りの小物や野菜、古着の販売を行い、大好評で殆どの商品も完売となりました。午後にはもやし作り、カラオケ、男性スタッフが女装した素敵な?バー開催と楽しい1日となりました。職員の手作りケーキやおつまみ、お酒も少々たしなみながら「おいしい、ありがとう」と歌をうたい、お腹もいっぱい満たし満足する入所者皆さんの笑顔で溢れていました。たくさんのおもてなしが出来たとスタッフ一同安堵しました。これからも入所者の皆さんが日々、満足した生活が送れるように楽しく支援を行っていきます。皆様お疲れ様でした。
ちなみに、入所者の皆さんと職員が協力して販売した資金をもとに、集めた古着はNPO法人を通じアジアの国々に送り、第2センターは世界とつながりました。
あなたの笑顔が見たくて -プロ野球オープン戦「巨人VS日本ハム」-
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今、投げている人は誰だ?
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点が入った!!やった!!
令和2年2月22日(土)にタピックスタジアム名護にてプロ野球オープン戦を観戦し、入所者さん3名のとびっきりの笑顔を見ることが出来ました。
N様は、職員誰もが知っている巨人ファンで、新聞取材も受ける程元気な方です。ある日介護職員のひとりが名護に巨人が来るかも知れないとの情報があり、名護観光協会へ問い合わせ、2月9日(日)にコンビニのみチケット販売があることを教えてくれました。残念ながら私は、仕事でチケットを購入することが出来ないと思っていた所に、当直明けの2センター看護師長と夜勤明けの看護師さんがチケット8人分をゲットしたとの情報!。巨人を見に行けることをN様と野球が大好きな入所者S様・H様に伝え、今回の野球観戦レクに繋げることが出来ました。当日も介護・看護職員が連携し、入所者さんの1等席確保や得意料理でパスタを持参、職員それぞれの協力で実現することが出来ました。
後日談ですが、今回のオープン戦は運良く観戦できましたが新型コロナウイルスの関係でその後の試合は、無観客試合となった為、貴重な体験となりました皆様ありがとうございました。
「憧れのベイスターズ」
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選手名鑑の説明を聞き野球観戦するKさん
毎年プロ野球の9球団が野球の聖地沖縄に集結し春のキャンプを行っています。今年は例年にない暖冬で冬を感じさせない気候が続いていますが、ここ名護市でも5年ぶりに新球場が完成し久し振りにオープン戦が開催されました。
第1センターのTさんは大の横浜ベイスターズファンです。普段はテレビ等でしか見る事の出来ないお気に入りの選手を見る絶好のチャンスです。Tさんはベイスターズのユニフォームと帽子に身を包み、「横浜ベイスターズVS日本ハムファイターズ」のオープン戦の観戦に出掛けました。当日はTさんのお兄さんにも付き添っていただきゆっくりと野球観戦を楽しむ事が出来ました。Tさんはグランドから目を離すことなくじっと試合に見入っていました。普段行っているレクは体力的な面を考慮し2時間程度で切り上げていましたが、この日はTさんの希望で、初回から試合終了まで観戦し、応援の甲斐あってベイスターズが5対2と勝利しました。「楽しかった?」と尋ねると嬉しそうにうなずきました。
ファールボールもゲットする事ができ、いつもお世話になっている眼科の先生におみやげにすることにしました。帰りの車中少し疲れた様子でしたが、無事に帰園し満足そうな表情でした。これからもTさんの希望を尊重し出来る範囲でレクに出かけ楽しい日々が過ごせる様にサポ-トして行きたいと思います。
沖縄国際洋蘭博覧会センターバスレクに参加して
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ラブラブツーショット
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備瀬のふくぎ並木
2月中旬に第6センターバスレクに参加しました。入所者4名・職員5名の少人数のバスレクとなりました。桜が見どころの今帰仁城跡、備瀬のフクギ並木に立ち寄った後は、美味しいランチを皆で和気あいあいと頂きました。中でも一番の楽しみスポットは沖縄国際洋蘭博覧会の多種多様な洋蘭の鑑賞でした。入所者の皆さんは、自宅でも花を栽培されている方も多く、興味津々に洋蘭を鑑賞されているのが印象的でした。
今回、日々センターで過ごされている姿とは違った、入所者の皆さんの一面が垣間見えました。普段見ることができない珍しい蘭をみて、「綺麗だね~沢山あるんだね~来て良かったさ~。」との言葉もきかれ嬉しく思いました。天候にも恵まれ、入所者の皆さんも職員も“笑顔あふれる楽しいひととき”を過ごすことができ素晴らしい一日となりました。
初めて
浜
下
りに参加して
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浜降りの由来を演じる職員
私の母の出身の大宜味村田嘉里では、旧暦の3月3日に男性陣が「チージシ(チー=血、シシ=肉。ブタの血で煮込んだ豚肉料理)」を班ごとに作り、それぞれの家庭に振る舞う風習があります。10年前に沖縄に引っ越してから、旧暦の3月3日に、チージシを貰うことはありましたが、内地生まれ、内地育ちの私としては、雛祭りのご馳走の一つぐらいにしか考えていませんでした。
今回、浜下り(「ハマクダリ」と思っていました)のチラシを見て、何だろうと思い、参加させていただきました。浜下りの由来のお芝居も見ることができ、大宜味村田嘉里の男性陣の風習の意味も知ることができ、センター対抗のリレーにも参加させてもらい、とても楽しかったです。ただ一つ、潮水で穢れを落とすのを忘れていました。来年は、チエコさんと一緒に砂遊びをしたいと思います
「三線ちょーでーず」へ贈る言葉 (園内三線演奏隊)
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練習風景
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ソフトバレー大会応援
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全館停電日のセンター公演
送別式で野村園長先生に声をかけられました。「粟国さん、三線ちょーでーずは大丈夫ですか?」私は即答しました。「もちろん、大丈夫です。三代目・三線ちょーでーずは毎日昼休み猛練習しています。いつでもどこへでも出陣いたします。安心してください。」(笑い)
沖縄には
これからも愛楽園入所者の皆様に愛され、ずっと寄り添って行きますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
私事ではありますが、微力ながら三線ちょーでーずの結成に携わり、入所様皆様の笑顔の中で過ごした5 年間は公務員生活30年の中で一番幸せでした。感謝致します。ありがとうございました。
詠 粟国三司官
羽ばたけライフサポートの和~新たなる令和の風に乗せて~ 第5回ライフサポートシンポジウム開催!
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医療(二)の発表の様子
令和2年1月18日(土)、公会堂にて第5回ライフサポートシンポジウムが開催されました。「令和」改元後初のシンポジウムで、「羽ばたけライフサポートの和 ~新たなる令和の風に乗せて~」という全体テーマもそれに沿ったものとなりました。
園長先生の華々しい第2センタープレゼンから始まった今回のシンポは参加各部署9部門の発表が次々と行われ、その熱気に会場も包まれました。順調に発表が進んでいき、ちょうど真ん中5番目の第1センターの発表中にハプニングが!! -いきなり発表用パソコンがダウン!パソコンのダウンは昨年の第4回の際も起きており、今回は事前にリハーサルを行い、万全を期していたのですが、なかなか上手くいかないものです。しかし、愛楽園の底力はここからで、アドリブトークで間を取った発表者の比嘉さん、不調の原因をすばやく特定し、復旧させたLS支援室他黒子の面々の活躍があり、最低限の混乱で切り抜けました。大きな失点事項でしたが、アンケートでもリカバリーの対応への好意的な記載が多かったです。ちなみにダウンの原因はパソコン本体では無く、プロジェクターと接続するLAN配線の接触不良でした。公会堂の設備の問題で、これも次回への課題です。
「一番印象に残った発表」で一番票を取ったのも第1センターでした。華々しいイベントでは無く、一人の入所者へのライフサポート活動に焦点を絞った発表が共感を得たのかも知れません。
残念なことに参加者数は昨年度を下回りました。多ければ良いというものではありませんが、参加者が減っているのは気になります。開催も5回目となり、「大体こんなものか。」と見られているのかも知れません。人を集めきれていないのは問題で、次回以降どうやって私達の発信を聞いてもらうか、大きな課題です。
1年間、シンポジウムに向けて準備してきましたが、個人的には反省点の多いシンポでした。しかしながらスタッフとして、発表者として協力いただいた各職場の方々の熱気は本物で、おかげで無事シンポジウムを終わらせることができました。
ご協力いただいた皆様、本当にお疲れ様でした!また、第6回でもあてにしています…♡
令和2年春季慰霊祭
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献花し、手を合わせる参列者
令和2年春季慰霊祭が、3月24日(火)、新型コロナウイルス感染拡大が心配される状況の中にありながらも、多くの入所者、職員の皆さまの参列により、しめやかに執り行われました。
当日は、晴天のもと、時折強く吹く横風の中、納骨堂で開催されました。
秋季慰霊祭以降、11名の方が亡くなられ、これまで物故者数は1391柱を数えることとなりました。聖公会・高司祭による聖歌斉唱、祈祷が行われた後、野村園長より祭文が読み上げられました。園長は2つの報告がありますとして、「新第2センターの竣工に向けいよいよ目に見える形で工事が始まりました。特に一般舎にお住まいであった方々に深く感謝申し上げます。新第2センター竣工の暁には、入所者の皆さまに対する看護・介護を更に充実させるためのユニットケアを実施するための準備を進めています。」また、「愛楽園の将来構想について、昨年度策定された『沖縄愛楽園土地等利活用計画』に基づき、現在使われていない土地をまずは先に利用・活用するための意見を聞いたこと。新型コロナウイルス感染症が落ち着いた頃をみて入所者や職員に説明したいと考えていること。」と述べられました。
最後に参列者全員で聖歌を歌いながら献花が行われ、滞りなく慰霊祭は終了しました。
沖縄愛楽園で亡くなられた入所者の皆さまの御霊に哀悼の誠を捧げます。
消防訓練(昼間想定)を実施して
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本部から指示を出す野村園長
2月25 日(火)13 時30分から、第1センター配膳室のコンセントを出火元とした昼間想定の消防訓練を実施しました。この訓練は、火災発生の際、消防隊が現場到着するまでの間に、自衛消防活動により、迅速・確実に入所者の避難・保護と火災の拡大防止の措置をとれるようにすることを目的としています。
今回出火元の第1センターは、師長以下スタッフ間で役割等が綿密に検討され、応援者への指示等、訓練は概ね滞りなく進みました(一部スムーズ過ぎるとの意見もありましたが、…)。その一方で、本部は入所者及び応援者を含めたその日の勤務者数について各部署からの報告が集中したので、素早く確実に把握出来るよう、方法を見直す必要がありそうです。そのほか、気づいた点は今後の訓練に織り込み、改善していこうと思います。その後、実物の消火器等を使った消火訓練を行い、一通り終了しました。ここ数年は夜間想定の訓練でしたが、今後は各センターを回しながら昼間想定の訓練とする予定です。当分は型どおりの訓練を重ねつつ、そのうち、出火場所は伏せるなどして、実態に近い形での訓練方法に移行する検討も必要と考えています。
終わりに、消防訓練の実施に当たっては、入所者、職員の皆様の御協力をいただき、ありがとうございました。大変お疲れさまでした。
ミニスポレクに参加して
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蝶のように舞う!?與那嶺先生
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熱戦をくりひろげたソフトバレー
今回参加させていただいたミニスポレク大会とソフトバレーボール大会では、入所者の皆様だけでなく、職員の方々も含め、普段あまり見ることのできない一面を見ることができ、毎回楽しく参加させていただいています。外来でお会いするときとは違い、楽しそうにレクに参加していたり、状況に応じて一喜一憂しながら応援している姿をみていると、ライフサポートを実践するということはどういうことなのか、そしてその重要性に気づかされます。私の場合、どうしても外来を通して入所者と接する機会がメインとなりますが、スポレクを通して思うことを日々の診療を通して還元できれば良いなと考えております。
今回のスポレクでは、パン食い競争に参加させていただきました。「ちょうちょ」になるというお題をいただきましたが、上手く表現できず…。どなたか今度、ぜひ答えを教えてください。
1センター お祭り騒ぎ
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祭りを盛り上げ神輿を担ぐ職員
令和元年11月12日、入所者のこころが和み、楽しいひとときが過ごせることを目的に、1センター中庭で「お祭り騒ぎ」を開催しました。 今年も屋台で作った綿飴・今川焼き等を食しながら「ゆんたく(おしゃべり)」ができる喫茶コーナーを設けました。他センターの入所者と職員の参加もあり、大変賑わいました。 今年は新たな取り組みとして、大育保育園の5歳園児(17 名)を招待し、「エイサー」「棒術」「踊り」の演技を披露して頂きました。 園児たちは1ヶ月前から練習を行っていたようです。園児は、1センター内に音が響き渡るぐらい元気いっぱい太鼓を叩いてくれました。活気ある演技が終わり、入所者から園児にプレゼントを渡す場面では、「大変感動的で涙が出たよ」と語る入所者もおられました。 また、「子供達から元気をもらった」「また来いよ」などの声も聞かれ、入所者、職員共に元気をもらうことができました。 入所者の笑顔が職員の励みとなり、やりがいにつながることを実感できました。
今回参加された園児の御父兄からは「大変貴重な経験をさせて頂きありがとうございました」「この経験はいつか子供たちに役立つと思います」とのお言葉を頂きました。
今後もこのような交流を重ねながら沖縄愛楽園を沖縄全域へ発信していきたいと思います。
「するてぃあしばなー」会を開催して※「するてぃあしばなー」とは、皆で揃って遊ぶ事です。
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一心不乱、心を一つにムカデ競歩
和元年11 月28 日、入所者とのふれ合いを目的に、「するてぃあしばなー」会を開催しました。野村園長より「園の全館計画停電の日に何かレクができないか」と想定外、無茶ぶり( 笑い) な提案が、その3週間前にありました。即、ライフサポートチーム会議の副委員長(副看護師長)を中心に全入所者が楽しめるような企画を立てました。
当日の朝は風が強く、肌寒くなっていました。ゲートボールは多目的広場、それ以外の競技は急きょ、公会堂で行うことにしました。午前の部は、ゲートボールやグランドゴルフ、輪投げ、ソフトバレーなどを行いました。ゲートボールでは、ルールのわからない職員を時に優しく時に厳しく、入所者の方にご指導頂きました。真剣さの中にも笑いがありました。
午後の部では、職員対抗障害物競争(キャタピラー、麻袋とび、飴玉探し、ムカデ競争)を行いました。職場体験で訪れていた大宮中学校の学生も競技に参加しました。入所者も応援してくださり、笑顔の絶えない楽しいひとときになりました。輪投げ、グランドゴルフも好評でしたが、やはり一番の人気競技はソフトバレーでした。
入所者からは「とても楽しかった」「嬉しかった」「またやってね」と声をかけて頂きました。皆の協力のもと無事に行うことができ、有意義な時間を過ごすことができました。全館計画停電時のレクレーションが恒例のイベントになることを楽しみにしています。
やがじ祭り2019 ナイトツアー
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地域の皆さんで作られた約500個のランタン
毎年恒例となっている地元「やがじ祭り」が、令和元年11月3日(日)に開催されました。 今年はライフサポートチーム会議にて、初めてのナイトツアーを企画し、入所者・職員併せて15名参加しました。
イベント内容は、地元屋我地青年会によるエイサー、旧屋我地中校舎に投影されたプロジェクションマッピングや花火、特に地域の皆で協力して作られた、手作りランタンに灯った明かりが幻想的でした。参加した入所者は、ヒージャー汁(ヤギ汁)や台湾料理に舌鼓をうち「ビールも飲めて楽しかった」との感想も頂き、満足した楽しいイベントになりました。
“ 復活” 園長杯ゲートボール大会
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スパーク!勝利は目の前だ!
沖縄愛楽園では年に2 回、園長杯・名護市長杯ゲートボール大会が開催されます。県内各所から約50 チームが参加します。
以前は愛楽園でもゲートボールが盛んに行われ、県内・外の大会への出場者も多数いました。ここ数年は入所者の高齢化に伴い、大会出場者が少ない状況でした。「せっかく愛楽園で開催しているのだからもう一度再開できないか」「まだやりたいと思っている方もいるのではないか」との野村園長の声に、ライフサポートチームで入所者全員にアンケートを実施しました。
参加の手をあげた10 名の入所者を中心に、園長杯ゲートボール大会に向けての特訓が始まりました。入所者やゲートボール経験のある職員にも協力を頂き、当初、週に1回1時間行っていた練習が、週5回、2時間になりました。地域の老人会チームとの練習試合と約1ヶ月の特訓を経て、園長杯ゲートボール大会に3チーム出場する事が出来ました。参加者は練習成果を十分に発揮し、当日は、多くの入所者の応援もあり、いつにない賑わいがありました。刺激を受けた入所者からは「私も昔はやっていたんだよ」と試合合間のコートで球を打つ姿もみられました。「とても楽しかった。続けてやりたい」との声も有り、また、次年度に向けて「チーム愛楽園」で取り組んでいきたいと思います。
令和元年クリスマス会
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聖ルカ保育園児によるキリスト生誕劇
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サンタ&トナカイによるダンス
令和元年12月19日に第9回クリスマス会が開催され、初めて参加するクリスマス会に期待を膨らませ参加しました。会場は大きなクリスマスツリーや装飾で煌びやかな雰囲気でした。聖ルカ保育園による演劇は可愛らしい園児達の一生懸命な姿に込み上げてくるものがあり、皆さんも同じ気持ちではなかったでしょうか。各センターの出し物は芸人顔負けの内容で、会場も笑いで包まれていました。入所者皆さんの演奏も素晴らしく、一生懸命な姿、笑い顔を見ていると油断すると涙が落ちそうになる為、深呼吸をしながら観させていただきました。最後まで想像以上に楽しむことができ、愛楽園メンバーに参加できることを誇りに思います。
和最初のスコアブランド公園イルミネーション
☆愛楽園から幸せをイルミネーションとともに☆
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入所者の皆様と職員で作り上げた流木アート
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綺麗に浮かび上がる愛楽園ロゴマーク
「輝け!チーム愛楽園!」をテーマに、スコアブランド公園イルミネーション点灯式を12月10日に行いました。
ライフサポート推進室の職員を中心に、各部門の職員(電気・営繕・家政室、福祉課・ 自治会・栄養管理室)、全入所者協力のもと装飾作業を行い、昨年よりも素晴らしいイルミネーションに仕上がりました。
点灯式は、入所者のカウントダウンにあわせ、入所者による点灯、1センター職員によるダンスで始まりました。今年の見どころは、営繕職員が作成した愛楽園のロゴマーク、そして流木に入所者の皆さんが色を塗り、職員がつなげ合わせた流木アートです。ひときわ目立ち輝いていました。令和2 年1 月18 日までの期間に多くの方に見ていただけると嬉しいです。