看護部各部署紹介
看護単位と特徴
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かなさんやー(第1センター)
平成22年に認知症ケアユニットとして開設されました。一つのユニットに10~11名の入所者がおり、個別ケアを行っています。
視力障害・四肢の変形・欠損などの高度障害や循環器疾患、糖尿病、認知症などによる不自由度の高い入所者が入居しています。超高齢化に伴い不自由度の進行や医療の必要性が増加し、病棟機能の要素が高まっています。
ライフサポートの一環として、趣味活動やレクリエーションを活発に活発に行っています。また、入所者や家族の意向に沿った生き甲斐作りへの支援も行っています。ひとり一人の入所者が人生の最後の時まで、その人らしく過ごせよう、看護と介護が連携しひとり一人の生活を支えています。 -
うむさんやー(第2センター)
入所者の平均年齢は80代、単身・夫婦世帯が入居しています。四肢変形・欠損による高度障害や高齢に伴い身体機能の低下、認知症などの有病率も高くなっています。健やかで心豊かに過ごして頂けるよう、入所者の健康管理や日常生活の援助を行っています。高齢化に伴い、認知機能の低下がみられる入所者が年々増加しています。そのため、残存機能を維持した生活を大切に考え、入所者ひとり一人の思いに寄り添い、「その人らしさ」を尊重し、日々の看護・介護に取り組んでいます。
ソフトバレーボールやカラオケ等の日々のレクリエーションや四季を感じられるようなレクリエーションの企画運営を行い、日々の生活の充実を目指しています。また、受け持ち看護師・介護員が連携を図り、入所者個別の希望を聞き取り「行きたかった場所」「やりたかった事」が叶えられるライフサポートにも力を入れています。 -
第6センター
入所者の年齢は50歳代~90歳代と幅広く、単身・夫婦世帯が入居しています。自立した入所者が多く、家庭菜園やテーブルゲーム・ソフトバレーを楽しんでいます。
入所者の「思い」を大切に、レクレーションなどを企画し、その人らしく生活出来るよう援助しています。
入所者を尊重し、「その人らしさを大切に」、看護・介護の提供が行えるようプライマリーナーシングの充実を図っています。 -
治療棟・治療センター
治療棟は、内科・外科・皮膚科・整形外科・眼科など、各診療科の特殊性に応じた診療介助や、入所者の健康管理・地域住人を対象とした保険診療(一般内科・皮膚科・耳鼻科・歯科)を行っています。
治療センターは、急性期やリハビリテーションが必要な慢性期の方まで幅広く受け入れ、安心と安全な看護・介護の提供に努めています。
また、不自由者棟・福祉課と連携し、入所者・家族の意向を尊重した看取りケアも行っています。治療に臨むひとり一人の思いを受け止め、不安なく診療や治療を受けることが出来るよう努めています。 -
ライフサポート推進室
ライフサポート推進室は平成29年6月に第3不自由者棟の閉棟に伴い設立されました。主な業務は、①ライフサポートを自ら実践すると共にライフサポートに関する情報収集と画像管理②コンサルテーション③ライフサポートの啓発と広報活動④各部署の件数把握⑤シンポジウムの企画・運営サポート⑥実践報告書の作成⑦委託診療における入所者支援です。多職種と連携したライフサポートを行うため、組織横断的な活動を行っています。
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医療安全
医療安全管理室は、安全な医療と療養環境を提供するために、園内の各部署と連携を取りながら園全体の安全管理体制を整えていく部門です。構成メンバーは、医療安全管理室長(副園長)と専従の医療安全管理者(看護師長)、各部署の医療安全推進担当者で構成されています。具体的な活動は、日々のヒヤリ・ハット報告の対応(情報収集・分析・改善策の立案)、職員研修、入所者参加の研修会等の企画、運営です。医療安全の啓発と改善策の実施を率先しています。
看護部では各看護単位で看護と介護のリスクマネージャーと共に、マニュアルの見直しや事例分析を通して、医療・看護・介護の質向上を目指しています。