子どものSOSサイン

1. 体調の変化に気づく
3つのSOSサイン
 
2. こころの病気かもしれない
   サイン
子どもにもある「こころの病気」
 
うつ病とは?
 
不安障害とは?
 
うつも不安もあるように
見えるとき
 
3.子どもが自分を傷つけるとき
「自傷」というサイン
 
「消えてしまいたい」
と考えるとき
 

「自傷」というサイン

【資料】自傷の悪循環

自傷の悪循環

こころが不安定になった子どもは、リストカットや火で肌を焼くといった自傷行為を行うことがあります。命に関わるケースは少ないので、「人の気を引くためにやっている」などと解釈する人もいますが、実際には、つらい感情から逃れる方法がほかに見つからない、「自分を罰したい」、あるいは「死にたい」という思いで行っている場合が多いのです。繰り返されることが多く、将来自殺するリスクも高いといわれています。

自傷を止めるには、(1)ストレスや悩み事を話し合う機会をもつ、(2)子どもの自尊心を高める、(3)運動したり、音楽を聴くといった健康的なストレス対処法を見つけられるようにサポートする-という3点が大切です。「どうして、そんなことをするの? 」などと叱ったりしないで、子どものつらい気持ちを認め、どうすれば自傷を止められるかを一緒に考えてあげてください。こころの専門家にアドバイスしてもらう方法もあります。
【参照:だれに相談すればいい?