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子どものSOSサイン
- 1. 体調の変化に気づく
- 3つのSOSサイン
- 2. こころの病気かもしれない
サイン - 子どもにもある「こころの病気」
- うつ病とは?
- 不安障害とは?
- うつも不安もあるように
見えるとき - 3.子どもが自分を傷つけるとき
- 「自傷」というサイン
- 「消えてしまいたい」
と考えるとき
不安障害とは?

不安や心配する気持ちが過剰に強くなって、やりたいこと、やるべきことができなくなっている場合は、「不安障害」(参考:10代、20代の皆さんへ>ヘルプノート「不安障害」)という病気かもしれません。ストレス反応として引き起こされることが多い病気で、人前で恥ずかしい思いをするかもしれない場面を避けたり、苦痛を感じながら耐える「社会不安障害」や、発作的に心臓がドキドキして吐き気やめまいが起こり、その発作がまた起こるのではないかという不安から外出を怖がるようになる「パニック障害」などがあります。
不安を感じると自律神経が緊張するので、神経が過敏になり、イライラしたり、筋肉がカチカチに緊張する、集中できないといったサインが出てきます。寝つきが悪くなったり、熟睡感が減って、疲れやすくなります。
■不安障害のこころのサイン
- 落ち着きがない
- 過剰に緊張している
- 怖がる
- 集中できない
- 神経過敏
■不安障害のカラダのサイン
- 筋肉が緊張する
- 寝つきが悪くなる
- 熟睡感が得られない
- 疲れやすい
- カラダが震える
- 呼吸が浅くなる
- のどが詰まる感じがする
- 手指が冷たくなる
初対面の人に会うときなど慣れない環境で不安や心配を感じるのは当然ですが、不安障害では、このようにほかの人も納得できる理由や状況ではないのに、不安を感じてしまいます。子どもの場合は、学校での活動や成績に対して過剰な不安をもちやすい傾向があります。成長とともに自然に軽くなっていく場合が多いですが、こころの専門家のもとでメンテしてもらうと早く良くなります。
【参照:だれに相談すればいい?】