地方でこそ感じる厚労行政の「幸せ創造力」

総合職(事務系)

鹿児島県
副知事

平成6年入省

副知事の仕事

副知事の仕事は、日課の繰り返し的な要素があまりありません。県庁の同僚たちと政策を議論する時間を大切にしつつ、市町村の首長さんや本県立地企業の訪問を受けたり、知事祝辞を代読したり、地元テレビ局や県出資企業でのお役を務めたり、時には農場や施設の視察に赴いたり、多様な時間を過ごしています。一日が無事に終わり、翌日の「お品書き」を渡されるときは、明日はどんな一日かしらと楽しみな瞬間です。

地方で見えた「全体像」

そのような毎日では、子ども子育てや医療・福祉、産業人材確保などへの個別的な政策ニーズをじかに見聞きする機会も多く、霞が関の政策が県民個人の日々の幸せにつながるまでの全体像が見えるように感じています。県が掲げる「鹿児島に生まれてよかった、住んでよかった」の実現のために厚労行政が果たせる役割は大きく、この政策分野の出身であることに責任と嬉しさを感じます。

様々なことにチャレンジできる

それにしても、我が省がこれほど様々な経験をさせてくれる就職先でしたとは。無理のない段階的なキャリア形成を促し、人生経験をも豊かにしてくれる厚労省の良さを、改めて感じています。