二星 美樹さん
自己紹介
大学で福祉全般を学び、ヘルパー2級と社会福祉主事の資格を取得。児童関連の職場を経て、生活相談員として転職入社。2009年に出産してからは、社内の無料託児室を利用して両立をしていました。介護福祉士資格の勉強に取り組み、2012年に取得。2人目を出産後の2016年には、デイサービス「ココロアットホーム」の施設管理者になりました。
家庭と職場からの支援を受け、勉強の時間をやりくり
約半年間、スキマ時間を見つけて勉強しました。家にいるときは育児と家事で手一杯のため、筆記試験対策には、おもに仕事の休憩時間を活用。日ごろから会話の多い職場で、子育てとの両立や資格取得を経験している方も多いため、周囲の方々からの応援は大きな支えになりました。とくに実技試験については、先輩方からいただく具体的なアドバイスがとても心強かったです。ご利用者さまへの声のかけ方、手の添え方など、テキストを見ただけではなかなか実感できません。日ごろから実践している方々から教われて、ラッキーでした。また時間がタイトななか、社内の無料託児室で子どもを預かってもらえるサポートのありがたさを再認識することもできました。
デイサービスの施設管理者としてキャリアアップ
仕事により自信が持てるようになったのは、資格取得の大きな収穫です。2度目の育休も、人材育成期間とみなしていただき、デイサービスの施設管理者として復帰できました。今は生活相談員の仕事に加え、施設業務全般の管理もしています。ご利用者さまの力になれることが増えて、本当にうれしいです。家族も応援してくれています。資格取得やキャリアアップが成し遂げられたのも、家族の協力あってこそ。資格試験の当日に家族全員で試験会場に行き、待っていてもらったことは今も忘れられません。これからも決して無理しすぎず両立を続け、メンバーのキャリアアップを応援し、会社の成長に私のスキルと経験がいかせたらと思います。
介護福祉士の資格を取得し、自信につなげたい
社会福祉主事の資格をいかし、生活相談員として働いているうちに「ご利用者さまやご家族の方の相談にのるうえで、介護の知識がもっと必要なのでは」と思うようになりました。そうしたスキルアップに有効だと感じたのが、介護福祉士の資格を取得することです。知識が身につき、自信にもつながるのではないかと考えました。子どもが2歳になって、授乳や夜泣きが落ち着いてきていたのも、いいタイミングに思えた理由の一つです。資格取得について会社に相談したところ、資格手当が上乗せされる仕組みについての説明があり、介護福祉士の資格取得が会社からも歓迎されていると実感できて、チャレンジしようという気持ちが固まりました。