目的
産業構造の変化、職業生涯の長期化等を背景に、労働者のキャリア形成が必要であり、また、企業の生産性の向上に寄与する人材力の強化を図る上でも、それぞれの企業等において労働者の自律的なキャリア形成を支援していくことが重要です。
このため、他の模範となるキャリア支援の取組を推進している企業等を表彰し、これを広く国民に周知することにより、企業等の取組を推進することを目的として、「グッドキャリア企業アワード」を実施します。表彰は「大賞」と「イノベーション賞」の2区分として、企業等を表彰します。
※令和4年度表彰実績:大賞5社、イノベーション賞11社。
応募要件(令和4年度)
募集対象
従業員の自律的なキャリア形成(職業生活設計・働き方の実現)を支援するための取組を行っている企業等
※ 企業等:企業(事業所単位を含む)をはじめ物資等の生産・販売、サービスの提供など経済的事業を継続的に営む法人及び個人事業主。
応募資格
次の①から③までのいずれも満たしていることを応募資格とします。
①グッドキャリア企業アワード2016~2020の大賞を受賞していないこと。
なお、平成24年度~平成27年度キャリア支援企業表彰受賞企業、グッドキャリア企業アワード2016~2020イノベーション賞受賞企業については、受賞後新たな取組を行っている場合は応募可能とする。
②応募時点において、労働関係法令に関して重大な違反がなく、かつ、その他の法令上又は社会通念上、表彰にふさわしくないと判断される問題がないこと。
③表彰を受けた場合、取組内容の公表が可能であること。
評価項目(令和4年度)
応募企業等において実施しているキャリア支援について、「キャリア支援の特徴、理念」、「キャリア支援の取組」、「キャリア支援による効果等」の三側面から下記の着眼点で評価し、その特徴を見た上で、学識者等で構成する審査委員会において、応募企業等の取組を厳正かつ公正に評価し、表彰対象を選定します。
「キャリア支援の特徴、理念」…自社におけるキャリア支援の特徴を理解しているか、また人事管理(人材マネジメント)上の課題や人材育成ビジョン・企業ビジョンと有機的な関連があるか。
「キャリア支援の取組」… キャリア形成について考える機会、キャリア形成に資する職業能力開発・自己啓発(学び・学び直しの観点を含む。)の機会や職業能力評価の仕組みがあるか、それらの機会・仕組みが定着しているか。その他、他企業のモデルとなる優れた取組を行っているか、新型コロナウイルス感染防止等による働き方の多様化を踏まえた取組を行っているか。
「キャリア支援による効果等」…具体的な効果が現れているか、経営上または人事管理(人材マネジメント)上の課題の解決につながっているか。
表彰企業等の公表等
①受賞企業等については、厚生労働省ホームページや本事業の公式サイトなどで、受賞企業名や取組事例を広く公表します。
②受賞企業等は、グッドキャリア企業アワードシンボルマークを企業PRなどに活用できます。
③表彰式で表彰します。
④表彰式をはじめ、その他の時期にも事例発表の機会を計画しています。ご協力をお願いいたします。
⑤事例集を作成し、団体、企業等へ配布します。
⑥新聞、雑誌等マスコミからの取材にご協力をお願いすることがあります。
表彰式迄のスケジュール(令和4年度)
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令和4年9月30日(金)
応募締切
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令和4年10月上旬~
令和4年12月中旬審査
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令和4年 12月下旬
審査結果通知
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令和5年1月24日(火)
表彰式
- 応募
期間 - 令和4年8月22日(月)
~ 令和4年9月30日(金)