ホーム> 政策について> 分野別の政策一覧> 健康・医療> 健康> 感染症情報> 百日せき
百日せき
百日せきの予防にはワクチン( 5種混合(DPT-IPV-Hib)、4種混合(DPT-IPV) 、3種混合(DPT) 等)の接種が有効です。
病気について
病気の概要
百日せきは百日咳菌によって発生します。名前のとおり激しい咳をともなう病気で、一歳以下の乳児、とくに生後6ヵ月以下の子どもでは亡くなってしまうこともあります。
主に気道の分泌物によってうつり、咳のために乳幼児では呼吸ができなくなるために全身が青紫色になってしまうこと(チアノーゼ)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。
- ※より詳しい情報については http://www.nih.go.jp/niid/ja/all-surveillance/2085-idwr/ydata/4293-report-jb2012.html をご参照下さい。
百日せきの発生状況
- ※詳しい情報については国立感染症研究所 発生動向調査年別一覧(全数把握)(https://www.niid.go.jp/niid/ja/ydata/11530-report-ja2021-30.html)をご参照下さい。
百日せきにかかった場合
百日せきにかかった場合、一般に0.2%(月齢6ヵ月以内の場合は0.6%)のお子さんが亡くなってしまうといわれています。また、肺炎になってしまう お子さんが5%程度(月齢6ヵ月以内の場合は約12%)いるとされており、その他けいれんや脳炎を引き起こしてしまう場合もあります。
ワクチン接種の効果
ワクチン接種により、百日せきの罹患リスクを80~85%程度減らすことが出来ると報告されています。
標準的なワクチン接種スケジュール
- 初回接種3回、追加接種1回の合計4回の接種が必要です。
2024年4月以降、5種混合ワクチン(※)を用いた接種が可能です。
※百日せきワクチンを、ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ・ヘモフィルスインフルエンザ菌b型 (Hib) の各ワクチンと混合したワクチン
5種混合ワクチンを使用する場合のスケジュール:
・初回接種:生後2月に達した時から生後7月に至るまでの期間を標準的な接種期間として20日以上(標準的には20日から56日まで)の間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後6月以上、標準的には6月から18月までの間隔をおいて1回
※より詳しい情報については https://www.niid.go.jp/niid/ja/schedule.html をご参照下さい。
定期の予防接種は、各市町村が実施主体となっていますので、お住まいの市町村での実施方法など、詳細については、市町村の予防接種担当課にお問い合わせください。
関連情報
感染症情報をお届けするメールマガジンです。 登録は以下URLの「新規登録」ボタンから。 無料でご利用できます。 http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/ ※概要は こちら [373KB] |
コンテンツメニュー
PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されていますので、左記のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。