国立駿河療養所 配置図

理念

私達は入所者の尊厳を重んじ
皆様が安心して療養生活のできる環境の提供に努めます

ロゴマークの説明

富士の裾野に「Suruga」があり、ローマ字は点在する国立駿河療養所の建物を、富士の上は満天の青空、富士の下は駿河湾をイメージしています。
地域との共生のため外周線は一部空けられています。

概要

特色

当療養所は東海北陸地区唯一の国立ハンセン病療養所として平成27年で70年の歴史を有しますが、創立時の職員・入所者の辛苦は筆舌に尽くし難いものがありました。 当所の入所者数は開所以来延1,315名を数えていますが、昭和31年の471名を頂点に以後漸減し、平成30年5月1日現在54名の入所となっていま す。 入所者の平均年齢は84.4歳を超え、70歳以上の方が全体の96%以上となる等、入所者の減少と高齢化が早まっている現状において、生活習慣病等合併症 もさることながら多くの方は視力・四肢に障害をもっています。ハンセン病療養所としてハンセン病そのものの治療(紹介による外来者)、ハンセン病に起因す る二次的障害並びに合併症の診療等本来の役割を果たすとともに、高齢重複障害者医療施設として生活介護の重要性は一層高まっています。

設立のいきさつ

昭和12年7月の蘆溝橋事件を契機に日中戦争がはじまり、さらに第2次世界大戦へと戦争が拡大するなか、ハンセン病のため内地還送される傷痍軍人が増加 し、ここにハンセン病傷痍軍人の処遇が問題となる。昭和17年軍事保護院は治療を目的に、ハンセン病傷痍軍人療養所を日本で初めて御殿場市神山1915番 地に設立することにを決定しました。以後、静岡県知事に委託され、県の管轄下において敷地買収等工事が手掛けられました。

昭和19年12月15日
傷痍軍人駿河療養所として管制告示。
昭和20年6月10日
名古屋陸軍病院より患者一名入所する。この日をもって開所記念日とする。
昭和20年12月1日
国立駿河療養所と改称、厚生省所管となる。
平成7年
国立駿河療養所開所50周年を迎える。
平成8年3月27日
「らい予防法の廃止に関する法律」が成立。
平成8年4月1日
同法律が施行される。
平成17年
国立駿河療養所開所60周年を迎える。
平成20年6月11日
ハンセン病問題の解決の促進に関する法律の成立。
平成21年3月31日
「らい予防法の廃止に関する法律」が廃止。
平成21年4月1日
ハンセン病問題の解決の促進に関する法律の施行。
平成27年
国立駿河療養所開所70周年を迎える。
名称 国立駿河療養所
所在地 静岡県御殿場市神山1915
連絡先 0550-54-1711(代)
設立 1945年12月1日
医療法病床数 258床
診療科 内科、外科、皮膚科、眼科、歯科、耳鼻咽喉科

運営方針

  1. 東海北陸管内におけるハンセン病の診療機能を担当する。
    1. ハンセン病の診療・教育等担当
      ハンセン病及びその後遺症の診療並びに医療従事者の研修を行う。
    2. 高齢重複障害者の医療及び介護の担当
      老人医療・重複障害者の医療及び高齢者・重複障害者の生活介護の実践・研究を行う。
    3. 差別・偏見撲滅の一翼を担う
      ハンセン病が正しく理解され、ハンセン病に対する差別・偏見をなくすよう啓発に努める。
  2. 入所者本位の施設を心がける。
    駿河療養所は、入所者のための施設であり、入所者が安心して医療を受け、生活できる環境をつくり、入所者が生きがいを持てるように協力する。
  3. 質の高い医療、看護、介護等を提供する。
    よい医療、よい看護、よい介護などを実践するため、職員の意識の高揚と入所者サービスの質的向上を図る。
  4. 明るい対応をモットーとする。

    職員一人ひとりが療養所の代表であることを自覚し、相手の身になって、笑顔で対応する。
    信頼関係を深めるよう努め、当たり前のことを着実に行う。

  5. 健全な運営に努める。
  6. 平成21年4月 1日施行された新しい法律「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」の実現に向け、国や地方自治体と共に努力する。