1)スタッフ

理学療法士 2名

2)業務内容

理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、身体と心の両面から機能回復・機能維持をはかる医療の一つです。理学療法の直接的な目的は運動機能の回復にありますが、ADL(日常生活活動)の改善を図り、最終的にはQOL(生活の質)の向上をめざします。治療内容には、運動療法、物理療法、ADL指導などがあります。 運動療法は、筋力・関節可動域・バランス能力改善などを通じて、歩行などの運動能力を高めます。物理療法は、温熱療法・水治療法・電気療法などにより痛みの軽減や循環の改善をはかります。ADL指導は、日常生活を円滑に行うために必要な動作の助言・指導・家屋改造などを行います。

当療養所では、ハンセン病による後遺症や高齢化に伴うさまざまな疾患・合併症を持つ入所者の方々に対して、理学療法を行っています。また、予防的理学療法にも取り組み、入所者の方々が集い、憩いの場となるよう努めています。

主要機器

体成分分析計、下肢筋力測定運動器、全身振動訓練機、平行棒、起立台、エアロバイク、各種温熱機器、低周波治療器、牽引装置、マッサージ機など