スタッフ

管理栄養士
1名
調理師
2名
事務職員
1名

調理および調理補助等【委託職員】

業務内容

1 入所者の方への食事の提供を行っております。

一般食、治療食、形態食と、入所者の高齢化にあわせて、多種多様な対応を行っています。

献立の特徴

当療養所では、入所者の方の一生のお食事を提供させて頂いております。そのため献立内容が、マンネリ化しないように、下記の取り組みを行っています。

  1. 毎月、季節のお弁当献立を実施しています。松花堂弁当の器を用いたお弁当も提供しております。見た目からも、より一層華やかで「素敵なお弁当!」と感じられるお弁当に仕上がっています。
  2. お正月やクリスマスなど、お食事からイベントや季節を感じられるように、行事に合わせた献立を提供しています。
  3. 月に1回程度、献立として高級なお肉を用いた焼肉を行っております。病棟および各センターへ調理師が出張して調理を行っております。出来たての焼肉を食べることができるので、「温かくて美味しい」と、入所者さんからの評判はとても好評です。
  4. 見た目にこだわった丼ぶり献立を実施しています。
  5. 栄養班から催しイベントもその時々に行います。スイーツバイキングを行った時には、フルーツのカット方法など、工夫を凝らし綺麗に盛り付けました。

入所者と栄養班をつなぐ情報源として、「栄養かわらばん」を発刊し、上記献立の紹介などを行っています。

2 入所者の方への食事・栄養相談を行っています。

治療食に関する食事の相談や、健康上や嗜好による食事の相談を行っています。

3 NST:Nutrition Support Team(栄養サポートチーム)に取り組んでいます。

医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士などがメンバーとなり、入所者の栄養管理について多職種のチームで取り組んでいます。

4 平成23年度・24年度ハンセン病療養所助成金研究

平成23年度、24年度の2年間、『高齢者がアミノ酸(アバンドTM)を摂取しながらリハビリを行うことでえられる効果』と」題して、管理栄養士・理学療法士共同で研究を行いました。高齢者の低栄養はサルコペニアの要因となるため、日常のリハビリの実施と栄養管理は密接な関係となっています。当療養所の場合、平均年齢が80歳を超えており、研究を進めるには課題も多いですが、入所者の皆さんの健康長寿をサポートできるように取り組んでいます。

新給食棟紹介

平成24年12月に新しい給食棟が完成しました。天気の良い日は、給食棟から外に出ると、美しい富士山を一望することができます。厨房内はコンパクトな設計になっていますが、衛生面には配慮しており、おいしく、安全な食事の調理の場となっております。