国立療養所奄美和光園

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認定看護師紹介

摂食・嚥下障害看護認定看護師 重原 恵美

 当園の入所者は、高齢に伴う変化に加えて、手指や目の障害、顔面神経麻痺や知覚障害等のハンセン後病後遺症を有しており、通常の高齢者と比べ口腔衛生や食事の自立が難しく、誤嚥のリスクが高い状態にあります。

 食事は単に栄養補給の目的だけでなく、特に高齢者にとっては日常生活の楽しみや生きがいのひとつです。摂食・嚥下障害看護認定看護師は、のみ込みづらさ等、食べることに問題が生じている入所者に対し専門的なアセスメントによって安全に食事を楽しむことを支援していく役割があります。

 主な活動としては、嚥下状態を把握し、必要な訓練計画立案、食事形態・食事姿勢の検討、口腔衛生状態・栄養状態の評価を行っており、NSTチームに在籍し多職種での問題解決に対応しています。最期の時まで「食べたい」という気持ちに寄り添い、食事を通して「その人らしい生き方」を支えていけるような看護を目指しています。


感染管理認定看護師 光村 真弓

 令和5年12月より感染管理認定看護師として活動しています。

 認定看護師の役割は、園全体の感染対策の質を上げ、入所者や職員を感染症から守ることを目指しています。

 現在、地域の感染状況に合わせ、職員への情報発信や全職員を対象にした研修の開催、各部署のラウンドを行い、感染管理に関する教育や指導を行っています。

 入所者の高齢化に伴い、安心して穏やかな生活ができるよう安全な療養環境の提供を目指し、コロナ禍前の生活に戻れるよう引き続きICTメンバーと協働しながら、園内の感染対策を継続してまいります。

〒894-0007 鹿児島県奄美市名瀬和光町1700番地 Tel:0997-52-6311 Fax:0997-53-6230

日本皮膚科学会認定認定第JC1782号