国立療養所奄美和光園

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診療案内

当園では、皮膚科外来診療を行って地域医療へ貢献すると共に、開かれた和光園をめざして努力しています。

診療科 皮膚科・一般診療(完全予約制)
診察日・診療時間 月曜日・火曜日・金曜日【祝日、年末年始を除く】13:00~17:00
手術日 木曜日
予約受付時間 月~金(祝日、年末年始を除く)9:00~11:00、13:00~17:00
予約専用番号 0997-52-6324

当園では、皆さんの症状を7つのグループにわけて診療を行っています。

急性の皮膚疾患(感染症を含む)

湿疹、かぶれ、おでき、急性じんましん、帯状疱疹、ウイルス性疣贅(イボ)など

慢性の皮膚疾患、自己免疫疾患

アトピー性皮膚炎、慢性じんましん、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、円形脱毛症、自己免疫性水疱症など

皮膚良性腫瘍、皮膚悪性腫瘍

脂漏性角化症(老人性イボ)、表皮嚢腫、皮膚癌、皮膚悪性リンパ腫など

色素斑

母斑細胞性母斑(ホクロ)、肝斑、炎症後色素沈着など

全身疾患に伴う皮膚症状

膠原病、糖尿病性皮膚潰瘍、慢性腎不全や血液透析に由来する皮膚掻痒症など

フットケア指導士が診る足潰瘍

糖尿病性足潰瘍、血流不全による足潰瘍

皮膚科以外の疾患の場合、担当科の選別

循環器科、糖尿病内科、整形外科などへの紹介

 皮膚科は多くの場合、問診・視診・触診で診断することができますが、必要に応じて検査を行います。細胞レベルで診断をする皮膚生検のほか、真菌(カビ)の顕微鏡検査やホクロのダーモスコピー検査(拡大鏡)、パッチテストなどは皮膚科特有の検査です。
 内臓や骨と違い、皮膚は自分でも触れることができ、また顔のように他人から見られる部位もあります。生命に関わることはありませんが尋常性痤瘡(ニキビ)・シミ・脱毛などは、ご本人にとって非常にストレスになる場合もあります。当園の治療は日本皮膚科学会のガイドラインに沿った保険治療を基本とし、治療効果やご本人の思いをお聞きしながら治療方針を組み立てていきます。
 尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎などに対しては、セラビーム®UV308(ウシオ電機)、ダブリン®7シリーズ(シネロン・キャンデラ)、JTRAC®(JMEC)、TARNAB®(インフォワード)の4機種を用いて紫外線治療を行っています。
 また、担当医は日本皮膚科学会認定専門医のほか、日本フットケア学会認定指導士の資格を取得しています。治りにくい足潰瘍の場合には血流障害の程度を評価し、「潰瘍を治すために必要な血流が期待できない」と判断した場合には、他施設と連携して治療をおこなっています。
 症状が強い場合、安静が必要な場合、細かな薬剤調整が必要な場合、内服薬の影響で手術後の出血が予想される場合などには、入院診療を行います。当園の将来構想である「地域開放」の一環として、入所者とフロアを分けることなく同じ病棟で過ごし、夏祭りなどの行事のときには、入所者と同じテーブルを囲んで楽しんでいただいています。
 また、当園は日本皮膚科学会認定専門医研修施設です。皮膚科専門医の研修施設は、主研修施設(大学病院など)と研修施設(一般病院)の2種類がありますが、いずれの研修施設も一般的に急性期病院です。当園は皮膚科医療だけでなく、ハンセン病や老年医学を学ぶことができる珍しい施設です。興味のある方は、ぜひ見学にいらしてください。

2019年8月

〒894-0007 鹿児島県奄美市名瀬和光町1700番地 Tel:0997-52-6311 Fax:0997-53-6230

日本皮膚科学会認定認定第JC1782号