看護部門
国立療養所奄美和光園看護理念
看護課では、「その人らしさを大切に」をモットーに入所者の看護・介護を行っています。
入所者はハンセン病後遺症や合併症のため重複障害を持ち高齢化も進んできています。毎日を安心して穏やかに送ることができるよう、その人の生きがいを大切に看護師・介護員だけでなく多職種と連携して生活支援を行っています。
看護単位は治療棟・不自由者棟・病棟の3単位です。治療棟(外来)は入所者の外科・耳鼻科・歯科・眼科領域の診療援助と生活援助を行います。また一般舎入所者訪問を行い健康に関する相談や介護員による家事・身体援助も行っています。不自由者棟では個々の不自由度に合わせ日常生活の援助を行っており、病棟では、入院された入所者の方の治療がスムーズに行われると共にQOLが保てるよう個別性を大切にした看護を提供しています。
また、一般外来では地域住民の方々への皮膚科の診療が行われています。25年度からは一般皮膚科入院制度が導入され一般病床が4床あり、地域住民に質の高い看護サービスの提供ができるよう日々努めています。