厚生労働省を支える職員の魅力

一般職(厚生行政)

大臣官房人事課
給与専門官

平成7年入省

現在の業務について

私は人事課で給与制度に関する業務を担当しています。これまで人事課で職員の採用、人事異動、人事評価、研修などの業務を経験し、その中で給与に関わっていたつもりでしたが、実際に業務に取り組むとその幅広さは想像を超えました。採用されたとき、昇進したとき、といった職員としての各場面だけでなく、結婚したら、引っ越したら、さらには休んだら、再雇用されたらといった具合に、職業人生のありとあらゆる場面に給与は関わっています。公平で適正な給与とは何かということに真正面から取り組むことができたことは、得難い経験だと思っています。

厚生行政の魅力について

国家公務員の給与は、その時々の社会一般の情勢や各府省の人事管理の状況等を踏まえて、制度の見直しや給与水準の改定が行われています。私も関係省庁に対して厚生労働省職員の給与改定要求や要望について様々な形で説明しています。そのためには、自身が厚生労働省の仕事をよく知らなければなりませんし、説明する以上、我が事として話をしなければ伝わらないだろうと思っています。入省後20年以上経ちますが、あらためて思い返すと、取り組んだことは調べ、聞き、気づくということの繰り返しでした。そして気づいたことは、やはり厚生労働省の仕事は国民生活に直接つながっていて、根底には人の暮らしを支えたいという温かい思いがあって、全国でそんな思いのある職員が使命感をもって働いているということでした。

これから働く皆さんへ

厚生行政は非常に幅広い行政分野であることが特徴の一つです。異動した新しいポストで思いもよらぬ経験、人との出会いがあります。何より皆さんの意欲と可能性を活かせる仕事がたくさんあります。興味を持っていただいたらぜひ気軽に訪ねてください。お待ちしています。