誰もが安心して生活できる社会を目指して

一般職(厚生行政)

保険局高齢者医療課
主査

平成23年入省

現在所属している部局の業務内容

私たちが暮らす日本においては、国民全員を公的医療保険で保障する国民皆保険制度のもと、誰もが安心して医療を受けられる医療制度を実現し、世界最高レベルの平均寿命と保健医療水準を達成してきました。他方、進展する少子高齢化や経済情勢の変化に対応し、これからもこの世界に冠たる国民皆保険制度を維持していくことが必要です。

私が所属する保険局では、この目的を達成するために日々業務に取り組んでいます。

現在の業務内容

公的医療保険制度は、大きく職域保険である被用者保険、地域保険である国民健康保険、高齢者を対象とした後期高齢者医療制度に分けられますが、私はそのうちの後期高齢者医療制度における企画立案業務を行っています。

加齢に伴い医療にかかりやすくなる高齢者の心身の特性や生活実態などを踏まえ、社会連帯の精神に基づいて、高齢者医療は現役世代の支援金によって支えられています。

こうした現状のもと、誰もが安心して医療を受けられる社会を維持するために、高齢者と若者の間での世代間公平や、高齢者間での世代内公平が図られるよう、高齢者の方々や職場の方々、関係者の方々など、様々な方々のご意見を伺いながら日々業務に取り組んでいます。

厚生労働省を目指される皆様へ

厚生労働省の所管は、国民の皆様の生活に直結する、身近で、重要なものばかりです。

身近なものであるからこそ、ミクロな視点が重要であるとともに、日本の現状そして未来をどうするのかというマクロな視点も重要になります。国民の皆様の生活をどのようにより良くしていくのか、そして日本の現状、未来をどのようにより良くしていくのか一緒に考えていきませんか。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。