活躍できる幅広いフィールドがある

獣医系技官

医薬・生活衛生局食品監視安全課
係長

平成25年入省

現在の仕事

食品監視安全課は、私たちが毎日、口にする食品の安全性を確保するための施策を行っていますが、私が担当している水産安全係では、国内のふぐ毒やアニサキス対策など水産物の食中毒防止策等を検討しています。

入省の理由

大学の先生に厚生労働省で働く獣医師の話をしていただき、自分も大きな仕事をしてみたいと考えたからです。

入省して良かったこと

厚生労働省では、法律系、薬系、医系など様々な職種の方々と一緒に仕事ができることに加え、ワンチームとして働くため、獣医師の枠を超えて仕事をすることもあり、自分の視野が広がる経験ができることです。

思い出に残る仕事

結核感染症課に在籍していたときに、厚生労働省が主催する初めてのワンヘルスに関するシンポジウムを無事に開催できたことは良い思い出となりました。

また、農林水産省に出向していたときに、直接生産者の声を聞いたり、輸出振興に携わったりと、規制行政がメインの厚生労働省と異なる視点で食の安全を考えることができたのも、今後、厚生労働省で食品安全を考える上でアドバンテージとなる貴重な経験となりました。

これから挑戦してみたい仕事

配属されたところで、業務に対して自分なりに興味を持ち、下に立って物事を見て、責任を持って真っ向勝負で取り組みたいと考えています。

どんな人がこの仕事に向いていると思うか

前向きに目標に向かって努力できる人、環境変化に強い人、他者と上手くコミュニケーションがとれる人が向いていると思います。

就職活動を行う学生さんへのメッセージ

獣医師の活躍する分野は想像以上に幅広く様々な仕事があります。獣医師として自分が何をやりたいのか、自分はどんな分野が相応しいのかを知るためにも、学生時代に積極的に多くの分野の先輩獣医師の話を聞いてみると良いと思います。