「働く」を通じて「日本ファン」を増やしたい

総合職(事務系)

在インド日本国大使館
一等書記官

平成18年入省

人口大国インドとの経済交流を活発化させるには

インドの人口は現在13億人(日本の10倍以上!)、5年後には世界一になると言われています。

思い返せばインドに赴任してから日々、成長を続けるインドと日本との経済交流をどうすれば活発化できるかを考えている気がします。

インドに「日本ファン」を増やす

インドはよく親日と言われるものの、日本語話者や学習者は東南アジア等と比べて圧倒的に少なく、相対的に日本への関心も薄く、日本で働くインド人も少ないのが実情です。だからこそ思うのは、世界一の人口大国となるインドの若者に日本に来てもらい、スキルを身につけながら働いてもらい、同じ釜のメシを食い、価値観を共有して、日本のファンになってもらう。そうすれば将来、彼らはインドに帰ってからも、ビジネスはもちろん様々な場面で日印関係の発展の橋渡しを担い、それは日本経済の発展にも寄与してくれるでしょう。

インドと日本の「働く」の架け橋に

私も日本で働いたことがあるー。10年後、20年後にそう楽しそうに懐かしんでくれるインド人を一人でも増やしたい。日本でスキルを身につけながら働く門戸を拡げるため、私は今日もインドの人たちと話をしています。