福祉の先頭で厚労省の役割について考える

総合職(事務系)

三鷹市健康福祉部生活福祉課

平成29年入省

生活保護担当ケースワーカーの仕事

現在、市の生活保護担当課のケースワーカー(CW)として、保護費の算定、家庭訪問や面談、医療・介護・福祉等の関係機関との連携を通じて、利用者の方に必要な支援を行っています。一般に生活保護制度というと経済的な面が着目されがちですが、制度が目指す“自立”は、経済的な自立のみでなく、利用者の方が自分らしく社会の中で生活することを意味します。そのため、悩みを伺ったり、時には部屋の掃除のお手伝いをしたりする中で、利用者の方に寄りそうこともCWの大切な仕事となっています。

現場のことを考えた制度設計を目指す

私は、元々、制度面で“地域活性化”を促進することを志して入省し、若手の内に自治体で福祉の先頭を見たいと希望していたため、三鷹では充実した毎日を過ごしています。一方で、仕事の中では、国の決定が自治体に与える影響の大きさを感じる機会も多く、現場へと想像力を働かせ、最適化した制度設計をする国の役割の大切さを再確認しました。国に戻るときには、地域に暮らす様々な方や自治体に還元できる仕事をしなければならないと気が引き締まる思いでいます。