そのウワサ、本当?

悩みや不安を人に話すのは弱い人

◆真実◆

だれかに悩みや不安を話すのは、私たちがもっている、人とのコミュニケーション手段の1つです。「こころが弱い」とか「強い」とかとはまったく関係ありません。

うれしいことや楽しいことがあったとき、だれかに話したくなるのと同じように、つらいこともだれかに話すことで、私たちは自分がもっている「治る力」を発揮できるようになっているのです。

悩みを人に話すことは、「弱い自分をさらけだすこと」でも、「人に迷惑をかけること」でもなく、あなたとまわりの人とのつながりをより確かなものにすることです。あなたが悩みを話すことで、相談を受けた人もあなたに悩みを話しやすくなります。こうやって、お互いをサポートしあうことで、みんなが日々のストレスを乗りこえやすくなっていくのです。

今、あなたのまわりにいる人を信じて、ぜひ話をしてみてください。