育児や介護等女性のライフステージに合わせて
働き方やキャリア選択、ステップアップをサポート
●キャリア形成支援の取組をして良かったこと
「楽しく仕事をする」空気感が広がっていることです。スタッフによる主体的な取組も増え、組織の可能性も広がっていると感じます。
●キャリア形成支援の取組で苦労したこと
「正解」も「完成形」もないことです。だからこそ、みんなで実践・学習を繰り返しながら、向き合い続けたいと思います。
勤務時間は月60時間~160時間の幅があり、雇用形態は4種類。それぞれのライフステージに応じて、徐々に働く時間を増やすことができます。また、フレックスタイム制や在宅勤務制度により、日々の働く時間を柔軟に調整することが可能です。
オフィスには託児所を併設しており、「子どもたちに働く姿を見せる」という意味を込めて、子連れ出社も歓迎しています。また、「キャリア・アンカー」や「ストレングス・ファインダー」など、お互いの価値観や強みを知り・共有する機会を積極的に取り入れ、「いかしあう文化」を育んでいます。個々の強みにあわせたジョブローテーションの他、チームで仲間を募集し、自らやりたい仕事に手をあげる「社内求人制度」も立ち上がりました。ステップアップの方向として「スペシャリスト型」と「ゼネラリスト型」があり、スキル習得のための座学研修やワークショップなども充実させながら、主体的な選択を後押ししています。
3年間の取組により、ほとんどのスタッフが入社後1年以内に勤務時間を増やし、10名がパートタイマーから短時間正社員に、2名がフルタイム正社員に転換しました。また、35名がステップアップによる昇給も果たしています。常時全従業員の10%程度の育児休業者もいて、従業員からは「ここがあったから働けた」といった声も生まれています。ライターやエンジニア、デザイナー等の専門的スキルも育っており、事業開始当初から、従業員数5. 5倍増に対して月間売上は10. 7倍増と、従業員の成長が事業成長にもつながっています。
最近では、「子育て中の女性」に限らず、身体的・精神的な理由等で「フルタイム勤務が困難な状況にある人」も、仲間に加ってくれるようになりました。多様な人材が集まる中でも、常に状況の変化に向き合いながら、個々と組織の相互発展にチャレンジし続けたいと思います。また、生まれた制度や取組をオープンソース化することで、他の地域でも取組が生まれる後押しをし、「誰もが仕事を楽しめる社会」を目指していきます。
3人目の子どもが1歳の頃、2年後に働き始めることを想定し仕事を探していました。はたらクリエイトに託児所があることを知り、「それならすぐに働き始める」と思い、迷わず応募しました。
これまで、オペレーション業務やシステム構築など、様々な業務にチャレンジをしてきました。子どもの成長にあわせて勤務時間を増やし、今は正社員として働いています。子どもと一緒に成長できていると感じますね。
入社当時、自分がエンジニアになれるとは想像もしていませんでした。「キャリアアップ・スキルアップにチャレンジしたい」という想いが他のメンバーにも広がるように、引き続き楽しく仕事に取り組んでいきたいです。
入社して1年後、2人目出産を機に産休育休を取得しましたが、それまでの経験が振り出しに戻ることなく、仕事を続けられました。雇用形態関わらず多様な業務に挑戦でき、常にやりがいを感じられる環境だと思います。
育休から仕事復帰した直後は勤務時間を短くするなど、自分の状況に合わせて仕事を再開しました。パート雇用を継続したまま案件立ち上げなどに携わり、現在はコラム部門のマネージャーへとキャリアアップできました。
産休育休を取得する仲間が、キャリアを絶やさず安心して働ける環境作りに関われたらと思います。またメンバー個々の声を聴き、課題改善のためのサポートを通じて、つながりあるチーム作りを目指していきたいです。