グッドキャリア企業アワード2016
イノベーション賞 受賞
社外では関係機関(行政・ハローワーク・保護者・学校・他事業所など)からの信頼向上につながりました。
また社内では活発なコミュニケーションが生まれチームワークに興味を持った向上心のある従業員が増加しました。
以前よりキャリア形成に取り組んでいましたが、受賞を機に従業員が改めて取組の重要性を再認識し、モチベーションの向上につながりました。
正職員・非正規職員の区別なく職員全員に、個々の経験および役割に応じた社内研修を年間200回以上実施しています。
外部講師を招き、共に知識や専門性を学ぶことで、プロとしての意識や当施設利用者のサービスの質の向上を目指しました。
また理念の意味や互いの価値観を伝え合うワークなどを行うことでチームワークの向上を期待しました。
「個人の成長意欲」の向上だけではなく「共に成長する意識」も拡がっていきました。
職員同士がお互いの価値観を理解することで感謝も生まれ、チームワークが良好になりサービスが向上しました。
また、成長意欲のある応募者の採用・職員の定着にもつながっています。
常に向上心・自己肯定感を持ち仕事に臨んでもらうためには、ワークライフバランスの実現(2018年度より休日の増加、有給休暇取得促進)は必要不可欠です。
多様な従業員それぞれが強みを活かし働くことが企業理念。
それぞれが強みを活かし組織を作ることは地域貢献であり「まちづくり」であることから、高年齢者の積極的な雇用(定年を60歳から65歳に変更)も進めています。
さらに、管理職には外部から管理者向けの研修を取り入れるなど、管理職研修の更なる充実や、継続的なマネジメント知識を習得する機会の提供も行っています。
正職員・非正規職員の区別のないキャリア支援のシステムを構築していく中で、職員の認識を変化させていくことに苦労しました。
やりがいを持つ社員がいる一方、家庭の事情などにより勤務時間が短いなど、研修に参加できない従業員もおり、後ろめたさを感じてしまう者も中にはいます。
様々な事情を持った従業員に対し「画一的なキャリア支援」を行うのではなく、従業員個々に寄り添うことが必要であると認識しています。