自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ヨウシュヤマゴボウ 概要版

高等植物:ヨウシュヤマゴボウ

概要版

 
ヨウシュヤマゴボウの花序(果実) の写真
1.ヨウシュヤマゴボウの花序(果実)
ヤマゴボウの花序(花)の写真
2.ヤマゴボウの花序(花)
 
モリアザミ(食用)の草姿の写真
3.モリアザミ(食用)の草姿
モリアザミ(食用)の花の写真
4.モリアザミ(食用)の花
 

                                 ※モリアザミは、ヤマゴボウと称され食用とされる。

ヨウシュヤマゴボウの根の写真
5.ヨウシュヤマゴボウの根
モリアザミ(食用)の根の写真
6.モリアザミ(食用)の根
 

      (1.~6.写真提供:藤野廣春)

ヨウシュヤマゴボウの根断面の写真
7.ヨウシュヤマゴボウの根断面

(7.写真提供:杉村康司)

和名(科名) ヨウシュヤマゴボウ ( ヤマゴボウ科)
別名 アメリカヤマゴボウ、ポークウィード
英名 Pokeweed、 Inkberry
茎高 1.5 ~ 2.0m
特徴 ヨウシュヤマゴボウの花序は長い柄があって垂れ下がり、茎は紅色を帯び、葉も紅葉する。秋になると 1cm 程度の果実(液果)は黒熟する。国内に自生するヤマゴボウの茎は緑色で葉も深緑色となり、花序は短い柄があり直立し、果時でも下垂しない。モリアザミ(キク科)は本州、四国、九州に自生し、この根を「ヤマゴボウ」と称し、しょうゆや味噌漬けなどとして売られている。植物名と商品名がヤマゴボウと言うだけで全く違った植物である。その他にフジアザミなどアザミの仲間も「ヤマゴボウ」として若芽を食す地方もあるが、やはり外見が全く違う格好をしているので、よく確認して誤食しないよう注意が必要である。特有のにおいや刺激、味はほとんどない。
有毒成分 フィトラッカサポニン 、硝酸カリウム
毒性
部位 果実 花地下部(根)
毒性 有毒 有毒
食用の可否 × ×
分布 北アメリカ原産だが、日本には明治初めに渡来し、現在では各地に雑草化している。実を鳥が食べて繁殖し、庭先など身近でも見ることができる。