自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ハシリドコロ 概要版

高等植物:ハシリドコロ

概要版

 
     ハシリドコロの若い芽生えの写真
      ハシリドコロの若い芽生え
    ハシリドコロの芽生えの写真
ハシリドコロの芽生え
    ハシリドコロの花の写真
ハシリドコロの花
ハシリドコロの果実の写真
ハシリドコロの果実
ハシリドコロの地下茎の写真
ハシリドコロの地下茎
フキ(食用)の若い花の芽生えの写真
フキ(食用)の若い花の芽生え
フキ(食用)の雌花の写真
フキ(食用)の雌花
 

( 写真提供:磯田 進 )

和名(科名) ハシリドコロ (ナス科)
別名 オメキグサ、サワナス
茎高 30 ~ 60 cm
特徴 根茎は肥大し、節を生じる。茎や葉は無毛で柔らかい。葉は互生し、葉身は狭長楕円形で有柄。花は花柄の先端につき帯紫黄色、広鐘状で5浅裂し早春に咲く。果実は球形で径はおよそ1cm、萼に包まれる。根茎をロートコン(莨菪根)といい、鎮痛薬などに用いるが、有毒のアルカロイドを含むため劇薬に指定されている。古来、芽生えをフキノトウ(ごく若い芽生え:有毛)や柔らかく美味しそうな山菜と誤認する中毒事故が発生している。誤食するとほろ苦く、思いのほか美味であるが、後に嘔吐やけいれん、昏睡などの中毒症状を発症する。
有毒成分 アルカロイド(ヒヨスチアミン、アトロピン、スコポラミン)
毒性
部位 根茎および根 果実
毒性 強毒 強毒 強毒
食用の可否 × × ×
分布 日本各地のやや湿り気のある林床や沢沿い