私たちは「生きがい」や「喜び」を感じてもらえるような
あたたかい看護を目指しています。
当園には、病院という空間ではできない「生活」を体感できる生活の場ならではの看護の魅力があります。
「生活を支える」看護を実践し、
「看護」本来の力を一緒に発揮してみませんか?
働く職員の声
【不自由者棟看護師】
ハンセン病って何?と看護師なのに何も知らない状態で資料館を訪れ、入所者と関わり学びたいと就職しました。始めは一般病院との違いに戸惑いましたが、その人らしさを軸に考えた看護、多職種で意見を出し合い入所者のために協働することにやりがいを感じています。
県外出身の私は、沖縄の文化や風習がわからず、宮古言葉は外国語に聞こえ、環境に慣れるまで時間がかかるだろうなと不安もありました。しかし、些細なことでも優しく教えてくれる温かい職場で、最近では自分から積極的に質問しています。
入所者と見る朝陽、透きとおった様々な青さの海、満天の星空に癒されながら、楽しく仕事をしています。私のようにハンセン病ってなに?と知識の無さからくる偏見の存在もあると思います。過去は変えられませんが、入所者が「自分は幸せだった」と最期を迎えられるようお手伝いができればと思っています。
【外来治療棟看護師】
外来治療棟で看護師として働くなかで、入所者の日々の変化に寄り添い、笑顔が見られる瞬間に大きなやりがいを感じています。長期療養生活を送る入所者の状況を理解し、一人ひとりに合わせたケアを提供できるよう心がけています。ハンセン病療養所での看護は、看護師としての専門性を高めながら、人間的な成長もできる貴重な経験となっています。 入所者の「生活」に深く寄り添い、その人生を支えることが私の喜びと感じています。また、当園では子育てや介護など、それぞれの家庭に応じたワークライフバランスを大切にし、仕事と生活の両立においても安心して働ける環境が整っています。
【不自由者棟介護員】
以前から宮古南静園で働いてみたいと思っていた所、縁あって令和6年より介護員として働くことになりました。これまで、ハンセン病の事はニュースで少し知っている程度でしたが、入職するにあたりハンセン病に関する歴史を調べ、園内の資料館見学により学ぶことができました。 また、入職後は入所者の方々から貴重なお話を直接聞かせてもらっています。日々介護する中で考えていることは、入所者の残りの人生をその人らしく、穏やかに楽しく過ごして頂くためにどうしたら良いかということです。私自身がこれまで訪問介護や介護老人保健施設で勤務し培った経験を、入所者へどう還元できるか、先輩方に相談しながら考えています。 そのために、まずは担当する入所者の声をしっかりと聞き、望む生活が送れるよう担当看護師と一緒に計画を立て支援しています。
【認定看護師】
認知症看護認定看護師として、認知機能が低下した入所者の困りごとを解決するために活動しています。勉強会やラウンドを通して、スタッフみんなで認知機能の低下に対する知識を深め、入所者がより良い日々を過ごすことができるようケアを実践しています。
電 話 : 0980−72−5321
担当者 : 庶務班長・副総看護師長