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 私たちは「生きがい」や「喜び」を感じてもらえるような
あたたかい看護を目指しています。
当園には、病院という空間ではできない「生活」を体感できる生活の場ならではの看護の魅力があります。
「生活を支える」看護を実践し、
「看護」本来の力を一緒に発揮してみませんか?

働く職員の声

看護師の声コーナーhart.png

不自由者棟  井上 直美

  きれいなグラデーションの海と、濃く深く生命力あふれる緑。都会にはない自然の中で暮らしてみたいと宮古島に移住し、縁あってここ南静園で働かせていただくことになりました。これまで病院や施設で働いたことはありましたが、ハンセン病療養所で勤務するのは初めてでした。療養所は、病院と施設の機能をあわせもつ特殊な環境で、初めは戸惑いもありましたが、職場の先輩方は、慣れない私に優しく声をかけてくださったり、宮古方言の通訳をしてくださるので、安心して仕事をすることができています。病院よりも生活に密着したケアも多いため、入所者の方とのかかわりも深く、その人の背景と生活を踏まえた看護の提供という、看護の基本を考え直す機会ともなっています。入所者は高齢となり、残りの人生をその人らしく、穏やかに楽しく過ごしていただけるにはどうしたらよいのかを一番に考えて看護をしています。
 ハンセン病により隔離を余儀なくされ、人生の大半を苦労して過ごされた方々のお話を直接聞く機会は、ここハンセン病療養所での貴重な経験であり、入所者の経験、想いを次の世代につないでいくことも私たちの重要な役割だと感じています。

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不自由者棟  當間 重康

  介護の仕事を始めて17年が経ち、その間、特別養護老人施設と老人保健施設で勤務しました。宮古南静園の募集を見つけ、ハンセン病療養所で行われるケアに興味を抱き、期待を胸に思い切って応募しました。私は宮古南静園で勤務していくなかで、日々様々なことを学ばせていただいています。特に、感染予防対策についてです。新型コロナウイルス感染症発生時には速やか個人防護具(PPE)対応が実施され、感染予防が徹底されています。私自身も先輩方に教わりながら感染予防の意識を高め、対策を習得することができました。南静園に勤務してまだ日は浅いですが、ハンセン病に関する過去の歴史や、入所者の方々からこれまでの人生のお話を聞いたとき、あらためて入所者の皆さんの力になり、支えていきたいと強く思いました。今までの自分の介護経験が少しでも入所者の方々のお役にたてるよう努力していき、共に寄り添っていきたいと思います。


電 話 : 0980−72−5321

担当者 : 庶務班長・副総看護師長