気づいたときの対応法

学校で子どもと向きあうポイント

学校で、子どものこころの不調に気づいたとき、注意する、叱るという姿勢ではなく、一緒に問題を考えていこうという共感の姿勢で話を聞きましょう。
子どもはなかなか話したがらないものです。話をするときは、ほかの生徒には目立たないように、ここだけの秘密はきちんと守られることを約束しましょう。ただし、子どもの健康や安全に悪影響が考えられる場合(自傷・他害・自殺など)は、秘密にすることはできないことも伝えます。
また、子どもから話をしたいと言ってきたのに、その場で話を聞く時間がない場合は、「あとで」ではなく、話ができる時間を具体的に設定して伝えるようにしましょう。

話を聞くときの基本態度

話を聞くための具体的なノウハウ

聞いた話を活用するために

子どもが話をしてくれたら、速やかに対応しましょう。教職員だけで対応が困難な場合は、関係者と連携をとる必要があります。教職員が一人で抱え込んでしまうのはよくありません。保護者や養護教員、スクールカウンセラー、専門家など、関係者と慎重に連携をとりあいながら、子どもにとってよりよいサポートは何かを考えていきましょう。

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