自分のケアも大切

周囲の協力を求める

子どもの健康問題は、教職員一人で解決できることではありません。子どもや保護者から頼られても、プライベートで関わるのではなく、学校関係者とともにチームで対応しましょう。また、子どもの健康問題は学校内だけに留まる問題ではありません。学校外にある保健・医療の専門家との連携も積極的に考えてみましょう。

ときには相談した悩みを秘密にしてほしいと、子どもから頼まれるかもしれませんが、健康や命に関わる場合は、保護者との連携が必要です。そのことについて本人の理解を求め、子どもの周囲や子ども自身がもっている資源などを多面的に活用するよう対応していくことが大切です。

学校関係者が生徒や保護者と温かい関係を維持することは、子どものメンタルヘルス上、保護的な環境として作用します。自分のこころの状態にも気をつけながら、安定した関係を維持できるようにしましょう。

 

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