自分のケアも大切

周りの人の力を借りる

子どもの病気が気になるとき、一人で抱え込まないでください。必ずパートナーやご家族に話して、一緒に物事に対処するよう心がけましょう。第三者の視点をもつ「応援団」を家庭の外に確保して、力になってもらうのもお勧めです。

思春期・青年期の子どもをもつ親は誰でも多少なりとも悩みを抱えているものです。「自分だけ」と思わずに、気軽に話をしてみましょう。「実はうちもそうなの……」ということになるかもしれません。そうならないとしても、快く話を聞いてくれる人はいるはずです。

人に話すことで、違うものの見方や考え方、新しい選択肢に気づくことも少なくありません。ときに折れそうになるこころを支えてくれる仲間を、ぜひ見つけてください。

また、身近な人だけではなく、学校の先生や地域にあるこころの相談窓口、最寄りの病院などで、あなたの力になってくれる人がいます。そして、正しい情報を得ることもこころの安定につながるでしょう。親が精神的に安定していることは、子どもにとって何よりの薬なのです。

 

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