概要情報
| 事件名 |
奈良学園 |
| 事件番号 |
大阪高裁平成 2年（行タ）第11号
|
| 申立人 |
学校法人 奈良学園 |
| 被控訴人 |
奈良県地方労働委員会 |
| 判決年月日 |
平成 3年11月29日 |
| 判決区分 |
全部却下 |
| 重要度 |
|
| 事件概要 |
奈良地労委の救済命令（62・11・16決定）を不服として学園が行訴を提起し、地労委の申立てにより奈良地裁は救済部分につき緊急命令を決定していたが、同地裁は本案判決において地労委命令を一部取り消した（2・4・25）ため学園が大阪高裁に対し緊急命令の一部取消しを申し立てたところ、同高裁は申立てを却下した。 |
| 判決主文 |
一 本件申立を却下する。
二 本件申立費用は、申立人の負担とする。 |
| 判決の要旨 |
7410 取消し変更の申立てについて判断された事例
上部団体役員が参加することを理由に団交を拒否してはならない旨命じた労委命令は適法であり、本件緊急命令の必要性、緊急性が認められ、本件緊急命令申立ては理由があるから、本件緊急命令の一部取消申立ては理由がないので却下する。
|
| 業種・規模 |
教育（自動車教習所を含む） |
| 掲載文献 |
労働委員会関係裁判例集26集556頁 |
| 評釈等情報 |
労働判例 603号 23頁
中央労働時報 839号 48頁
|