特定保健指導価格調査の実施と結果について
標記につきまして下記のとおり実施し、結果がまとまりましたので、掲載いたします。
記
(1)調査の経緯
保険者による健診・保健指導の円滑な実施方策に関する検討会において、事業者団体における積極的支援の価格について調査の必要性が指摘され、第6回同検討会(平成19年3月28日開催)において結果を報告したところ、保健指導の実施要件が不確定な状況での調査結果であったため、再調査の必要性が指摘されていた。
「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)(平成19年4月公表)」において、特定保健指導の実施要件が整理され示されたことから、今般、保健指導の実施条件を揃えて再度調査を実施した。
(2)調査目的
「動機付け支援」及び「積極的支援(支援パターン1)」を実施すると想定した場合の価格を調査し、今後医療保険者と事業者が特定保健指導の委託契約を行っていく際の参考情報を提供することを目的とする。
(3)調査対象
第6回保険者による健診・保健指導の円滑な実施方策に関する検討会において調査結果の報告を行った(価格調査への協力・回答があった)6事業者団体に調査を依頼した。
(4)調査時期
平成19年7月。
(5)調査実施方法
○この調査は、あくまで調査様式に沿った保健指導パターンを提供すると想定したものであり、必ずしも今回の調査回答の金額や条件での保健指導の提供があるわけではないという前提での調査を実施した。
○調査様式は、特定保健指導の一連の流れを詳細に分析し、保健指導に含まれる様々な要素を整理した上で、「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」に示されている標準的な見積様式を例とし、調査様式を作成して使用した。
特定保健指導価格調査様式1:積極的支援(パターン1)(PDF:35KB)
特定保健指導価格調査様式2:動機付け支援(PDF:30KB)
特定保健指導価格調査様式記入例 様式1:積極的支援(パターン1)(PDF:37KB)
様式2:動機付け支援(PDF:34KB)
○回答者の間での試算の前提条件をそろえるため、「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」に示している「動機付け支援」と「積極的支援(支援パターン1)」を実施すると想定した場合の試算を行った。
試算の際の条件を以下のとおりとした。
[1]実施予定対象者数をそれぞれ100名とする。
[2]「動機付け支援」において、初回面接は個別面接を20分実施、終了時評価は電話を利用する。
[3]「積極的支援(支援パターン1)」において、初回面接は個別支援を20分実施、終了時評価は電話を利用して実施する。継続的な支援の内容については、「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」第3編第3章(4)保健指導の実施要件 [8]積極的支援の例 a支援パターン1 に沿って実施する。
(6)調査結果
6事業者団体計19施設より回答を得た。結果は以下のとおりである。なお、各事業者団体からの回答をそのまま掲載していることから、回答漏れ等があることに留意の上、参考とすること。
価格調査結果一覧表(PDF:33KB)
各事業者団体からの価格調査回答結果
積極的支援
*団体A [1](PDF:36KB) [2](PDF:36KB) [3](PDF:36KB) [4](PDF:33KB) [5](PDF:34KB)
*団体B [1](PDF:37KB) [2](PDF:31KB)
*団体C [1](PDF:37KB)
*団体D [1](PDF:36KB) [2](PDF:36KB) [3](PDF:37KB)
*団体E [1](PDF:36KB) [2](PDF:36KB) [3](PDF:35KB) [4](PDF:36KB) [5](PDF:36KB)
[6](PDF:36KB) [7](PDF:119KB)
*団体F [1](PDF:36KB)
動機付け支援
*団体A [1](PDF:31KB) [2](PDF:31KB) [3]提出なし [4](PDF:28KB) [5](PDF:28KB)
*団体B [1](PDF:31KB) [2](PDF:27KB)
*団体C [1](PDF:31KB)
*団体D [1](PDF:31KB) [2](PDF:30KB) [3](PDF:32KB)
*団体E [1](PDF:31KB) [2](PDF:31KB) [3](PDF:30KB) [4](PDF:31KB) [5](PDF:29KB)
[6](PDF:31KB) [7](PDF:95KB)
*団体F [1](PDF:31KB)
以上
本件照会先
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